今週から
「気まぐれ日記No.13」へ移りました。
「夜桜コンサート」 満員御礼。感謝、感謝!! ありがとうございました。
ステージ上からは、どなたが来られていたか全く把握できていませんので、ご無礼お許しください。
●(191) 2007年6月11日
「咽の衰え」
このところ母の世話と妹の入院、それに毎週のように遠方のライブの仕事もあったので慢性的な寝不足状態が続いています。先月27日(日)には京都市北区にある待鳳小学校で生徒と父兄対象のコンサートをしましたが、これも朝の10時半からでしたので、一応前日の店の営業はお客さんの切れたところで閉店しましたが、それでも結局は2時頃就寝で7時起床ですから睡眠不足です。若い頃の妻は睡眠が咽に声に大きく影響していて一旦寝ると咽も寝てしまうらしく、咽が起きてもとに戻るまでには何時間もかかるとのことでした。ですから当時の早朝ライブでは前日から寝ないで行ったことも度々ありました。ところがこのところは状態が変わって少々の寝不足でも結構声がでるようです。それにひきかえ私はいつもライブ直前まで寝ていてもすぐに声をだせたのですが、このところ歳とともに声の出が悪く、寝不足になるとなおさら出ないような気がしています。
その後、6月1日(金)には名古屋の御園座の大舞台にてカラオケの全国大会の審査員として出席。審査委員長は鈴木淳、ゲストは原田悠里、大川栄策。約1000名の中からテープ審査を通った40数名の審査ですが実力者ぞろいで点数のつけ方にも困ります。出場者の実力は審査員よりも数段上で、そのうえ知らない曲ばかりでしたが、ここでは感じたまま厳正に採点。ここの出場者のゴールドクラス部門は65歳以上ですので70、80歳代の方もおられますが、若々しい声を出しておられていて驚きます。私など、もともと声質の悪いほうですので、いくつまで歌っていられるかは疑問ですが少しでも努力してこの方たちにあやかりたいものです。
待鳳小学校ライブの帰りに、妻が行ったことがないというのですぐ近くの今宮神社へ。門前の名物である「あぶり餅」をいただきました。嫌いなものが多い妻が美味しいと喜んで食べていたのは珍しいことでした。
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今宮神社門前「あぶり餅」
●(190) 2007年6月4日
「鹿児島堪能」
先月の19日(土)、20日(日)と鹿児島県のお寺で”金子みすゞ”ライブをさせて頂きました。19日は霧島市、20日は川内(せんだい)市と、浄土真宗の「降誕会(親鸞上人の生誕日)」というお祭りのイベントです。金曜日は12時で923を閉店して土曜日は朝から飛行機ということで少々ハードなスケジュールでしたが、11時10分頃鹿児島へ到着。空港までお迎えに来て頂いて車で4〜50分走って霧島市でのお寺へ。少々寝不足気味のまま2時からライブをして、4時過ぎにはまた川内市のお寺へ向かいました。霧島連山、桜島の雄大な景色を眺めながらのドライブで2時間弱です。その夜は鹿児島の美味しいものを揃えたお店に連れて頂き、日頃はビールしか飲まない私もここではやはり焼酎です。丁度このシーズンは、そら豆が旬だそうで湯がきたてのものが最高。旬の魚はキビナゴでお刺身でいただきました。他にはキスの焼いたものやタコ、また、よだれバイとかいう小さな巻き貝の塩ゆでしたものをつまようじで引っぱり出していただくのもお酒にピッタリ。そのあとおしゃれなピアノのあるラウンジに。翌日はライブ前に九州の西海岸の見えるところまで案内頂いて素晴らしい景色に感激。そして午後にはライブをして夕方から鹿児島市の繁華街天文館のホテルへ。天文館でもまた地鶏の串焼き、黒豚のトンコツ、みそ味のおでんなど、鹿児島の味を堪能して、またまた素敵なお店にご案内して頂いて楽しく過ごしました。どちらのバーも祇園にあっても遜色がないようなお店でした。
翌日は妻の希望で知覧へ行くことに。知覧特攻平和会館まで車でご案内していただくのですが、指宿の手前のところですからかなりの距離です。今はたくさんの観光客が訪れるので美しい街並みになっていますが、終戦まぎわにはこの知覧から20歳前後の若者などを中心に1036名もの優秀な人たちが特攻兵として亡くなっていったところです。突撃前に母に宛てた最後の手紙などがいっぱい展示してあって、じっくり読んでいると何時間あっても足りないようです。家族への思い、日本の国への思いが綴られた文章にはこころ打たれ泣かされます。
鹿児島ではお土産に薩摩揚げ、カルカン、黒豚のソーセージなど、持ち切れないほどのお土産を買って、高価な焼酎も頂いて、帰りには空港で黒豚叉焼入りの豚骨ラーメンも食べて、密度の濃い充実した2泊3日で鹿児島を丸ごと堪能しました。是非是非もう一度行ってみたいところです。
゛●(189) 2007年5月28日
「高松」
親しくさせて頂いてるお寺のご住職の23世から24世への継職法要ということで高松へ行ってきました。24世ということですからかなり古いお寺です。当日は地元をはじめ全国各地からの僧侶が数十名、それに豪華な稚児行列もあって盛大な厳かな法要が執り行われましたが、前列には法要のお経を唱える聖歌隊のような美声の声楽グループが控えていて素晴らしい声に感動でした。そのあとホテルで350名ほどの祝賀パーティーがあったのですが、私共はそのときの音楽でお手伝いすることが今回の仕事。
高松といえば、やはり讃岐うどん。たった1泊なのに帰るまでにうどん5杯は食べました。帰る日にもこのお寺の門徒さんで栗林公園近くの松下製麺所というお店へ。テレビなどにもよく取り上げられている有名店のようです。有名店といってもほとんどセルフのようなスタイルでうどん一杯150円、トッピングをつけても200円前後で、あまりの安さに驚いてしまいます。月曜日の午前中というのにひっきりなしのお客さんで回転も速そうです。
ところで余談ですが讃岐の方言でうどんのことを「ぴっぴ」というのだそうです。小さな子供がうどんを食べるときに「ちゅるちゅる」と音を立てて食べる口元が笛を「ピッピ」と吹いている形に似ているところから、いつしか「ピッピ」と言われるようになったとか。
今回は高速バスで高松へ行くことにしましたが、バス料金の安いのにも驚きます。京都⇔高松は4800円、大阪⇔高松は3800円です。それも今回往くときは大型バスに7名だけの乗車客で採算が合わないだろうと心配。
せっかくの高松ですから、はじめて栗林公園へ。あまりの広さに6分の1ほどを歩いて堪能。
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栗林公園 北湖 案内板前
●(188) 2007年5月21日
「大騒動」
19、20日と鹿児島のお寺でライブをさせて頂き21日に帰京しました。一週遅れで今回は高松のことを書くつもりでおりましたが家へ帰ってから大変な事態で日記更新の時間も取れ無いほどの大騒動です。
ずっと母の面倒を看てくれておりました私の妹が、私が家に到着と同じ頃に倒れて病院に運ばれてしまいました。認知症の母を看てくれる者がいなくなってしまって、私か妻が介護のため家にいなくてはならないようになりました。今日も母と一緒に夕食をすると、かなり元気そうな様子だったのでそれならと、母の元気に送られて店に出勤することにしたのですが大失敗でした。私が出て行った後、母は軽くひと寝入りして、起きると突然に妹がいないと騒ぎだしてあちこち電話して大騒動になりました。妻に店をまかせて私は急遽帰ることになってしまったのですが、こんな調子だと仕事の仕方も考える必要があります。そういえば以前から妹の話で、母は夕食後にひと寝入りすると変になるとは知っていたのですが・・・。このところの厳しいスケジュールの中、妻も私も当分大変な毎日が続きそうです。
毎週ごとに、高松、鹿児島、京都、東京のW大学OB会、関西のK学院OB会と続き、まったく休みなしです。
各イベントの件はまた追々書いてゆくことにします。
●(187) 2007年5月14日
「多忙の一ヶ月」
のんびり過ごした連休から一転、今週から来月初めまでは休みなしのようです。
先週の12日(土)の夕方に大学の同窓会に出席して、そのあと店で仕事をして、翌13日(日)は高松のお寺で住職の継職の法要と夜はホテルでのパーティー。お祝いで少し演奏をしてそのあと深夜まで飲んで、翌日は夜8時ごろ京都に到着してすぐ店に直行。深夜に家に帰ってこれを書いているようなわけです。
ということで本日の更新が遅れてしまいましたので、GW中の29日に行きました城南宮の写真でお許しください。当日は知らずに行ってみたのですが「曲水の宴」ということで、平安装束を身につけた男女が庭園の中で歌を詠み合うという優雅な遊びが披露されていました。たくさんの来場で私どもも人ごみの中から少し眺めただけでした。この「曲水の宴」は年に2回、4月29日と11月3日の午後2時から行なわれているようですので、また今年の秋にでも行ってみられては。この日はお庭も無料開放とかで初めて立派な庭園を散策してきました。
このあと今週末の19(土),20日(日)は鹿児島で連夜の金子みすゞライブ、来週の27日(日)は京都市北区の小学校で400名くらいの会場でのライブ。その翌週の日曜日も今日店へ電話が入って仕事の様子。いろんなところから声をかけて頂いて嬉しい悲鳴です。
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桃山の庭 平安の庭 城南離宮の庭
●(186) 2007年5月7日
「蹴上から大文字山」
京都市内が一番よく見えるポイントは?と聞かれれば、私は大文字山の火床だと答えます。市内のどこからでも大文字が見えるということは、火床から京都市内のどこでも見えるということです。送り火の文字の部分は木々を切ってありますので見晴らしは最高で、どなたにでもお奨めしたい絶景スポットです。
連休中の5日に蹴上から大文字山に登ることにしました。いつも突然の思いつきですが、この日もお昼を過ぎてから、着替えのTシャツ1枚とカメラを持って午後1時ごろに蹴上げに到着。日向神社から大文字山へ向う初めてのコースですが、いつもの通り地図なしの気楽な山歩きです。このところはポイントごとに東山トレイル(東山一周コース)の標識が建ててあるので道を間違うこともありません。
日向神社からしばらくは登りばかりでほとんど景色も見えず、途中で少し山科側の景色が見えるだけです。30分も歩いてやっと市内方向の見えるところへ来ましたが、30分も歩いた割にはまだ平安神宮の鳥居前の疎水付近でがっかりでした。市内の道路地図を考えても、これから南禅寺、永観堂、若王寺、法然院などを考えるとかなりの距離がありそうで気落ちしてしまいます。山道は曲っていてアップダウンも激しくてどう考えても大文字山まではそうとう時間がかかりそうな気がします。それでも行くしかないので我慢して歩くと、連日のビールが身体から噴出します。ところがそのあと意外と近くて20分ほどで大文字山三角点に到着です。三角点付近では見晴らしの良いこともあって何組ものハイカーが休憩していましたが、隣りの女性3人グループが景色の確認をしながらの会話。「ええ景色やな! ようこんなとこまで登ってきたわ。/ 大文字山登るゆうてももっと気楽に考えてたのに。/まさか山科で集るとは思わへんかったわ。/今回は還暦記念の山登りやし、ちょっとは山らしいとこと思てなぁ!」 えっ!私と同じ歳や。毘沙門堂から登ってきたらしいので、山科駅から歩いてくると3時間以上はかかっているでしょう。ご苦労さんです。
三角点からは10分ほどで絶景ポイント大文字の火床へ到着。結局、日向神社から1時間と少しでしたが、帰ってガイドブックを見るとコースタイムでは2時間25分。相変わらず私はせっかちです。火床のところにはここの主のようなおじさん。「ここが大の字の真ん中です。春と夏は、もやがかかって景色がよくない。景色を見るなら冬場が一番ですよ。前は大阪城も見えたけど高いビルができてしもてね。天気がよければ淡路島まで見えますよ」と、尋ねなくてもあちらからみんなに説明してくれている。たしかにこの日も、もやで視界不良。
このあと火床から銀閣寺まで25分。銀閣寺から結局バスにも乗らず「哲学の道」をぶらぶら歩いて南禅寺を通って蹴上げまで40分。なかなかよく歩きました。
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大の字の真ん中の火床 大の字の右の線の火床の列を上から
●(185) 2007年4月30日
「風邪克服」
いよいよゴールデンウィークで、かなり気温も上がってきましたが、とうとう風邪をひかずにこの冬を過ごすことが出来ました。以前からこの日記にも度々書いてきましたが、私どもは仕事で歌うわけですから風邪をひくと大変なことになります。特に私は風邪をひくとすぐに声にきますので日頃から細心の注意をしているのですが、毎年どんなに注意をしていても冬場には必ず風邪をひいてしまって仕事上で支障をきたします。今年の経験で今後は多分ひどい風邪をひく事はないだろうと思っていますので、皆さんにも私なりの秘訣を公開します。
風邪の対策で一番大切なことは風邪のひきはじめに薬を飲むということです。まったく当たり前のことなのですがこれが一番難しいことです。私自身は昔からけっこう身体が丈夫なのでしょう、風邪をひいても少々熱が出ても身体は元気という状態だったので、風邪と自覚した時点ですでにかなりの重症状態だったようです。その時点で薬を飲んでも声と咽の状態は治るどころか、まだまだ進んで最悪の状態になってゆきます。この数年は学習して咽が痛くなった時がひきはじめで、その時点で薬を飲めばいいと思っていたのですが、その時点でもすでにかなり風邪に侵されている状態だったようで、連日薬を飲んでも回復までには一ヶ月以上かかるものでした。
今年からはもっと微妙に、少し鼻水が出たときや、のどに何となく違和感を感じたときが風邪のひき始めだと自覚するようにしました。この時点で風邪薬を飲むと風邪薬が効いて治っていきます。愛用の風邪薬はジキニンの錠剤です。この錠剤というところがポイントで、粉末タイプのものは1包ずつになっていて量の加減ができないのですが、錠剤は1回分が3錠ですが、症状によって1錠とか2錠だけとか、ひどい時には4錠以上と量を飲み分けられるのが便利です。ちょっと調子が悪いと感じたときはいつでもカバンからとりだして1錠、2錠と水なしでも飲めるところも便利です。カバンの中には錠剤のビンが入っていないと不安なこの頃です。
●(184) 2007年4月23日
「酒の飲み方」
またまた日曜日の夜に飲みすぎてしまい、まだお酒の残った状態で早朝にこのページの更新をしています。
落語のまくらで人が酔ってゆく様を、次のように言っています。「人、酒を飲む」。そしてそのうちに「酒、酒を飲む」。そしてそれを過ぎると「酒、人を飲む」という状態になってくると。私などもう40年以上もお酒を飲み続けていて、ましてや飲み屋をやっているわけで、お酒の道のベテランですから、自分の許容量は認識しているはずです。ところが未だに月に何度も飲み過ぎては翌日には反省をしています。酔うにつれ無意識、惰性で前にあるお酒を飲んで、酒に飲まれてしまうようなわけです。
店のお客さんなども見ていると飲み方様々でおもしろいです。昔は相当強かったのだろうという方もあるのですが、飲み方をみていると若い頃と同じペースで飲んでおられるので、大丈夫だろうかと心配することがよくあります。歳とともにだんだん身体は衰えてきているのに、飲み方はなかなか変えられないものです。私の大学時代からの飲み仲間でずっとお世話になっている方がおられます。今は大企業の役員なのですが、お酒の飲み方は若い頃とまったく変わらなくて、前にあるとついつい手が出てビールでもウイスキーでもグイグイ。店では水割りも淡めにしているのですが、それでも許容量を越えてしまって、帰りがけはフラフラです。
私どものように酒を飲む人間はお酒を飲んでいる時間を含め、お酒を飲んだ後の酔った時間も含めると人生のかなりの時間を無駄に過ごしているのではないかと反省することはあります(?)。先日、また別のお客様が部下をお連れになってしみじみおっしゃいました。「酒を飲まない人間て、仕事の上でも人生の上でも相当損をしているよねと。こんな場があるからいろんなコミュニケーションがあって、いろんなお付き合いができて仕事もできるのに」と。 お酒もまったく無駄なことばかりでもないようですと、大いに納得。
●(183) 2007年4月16日
「コンサートの反省点」
コンサート全体を撮ったDVDをいただきました。客観的にステージを見て今後のための勉強材料にしなければいけません。当日のステージではいろんなハプニングがありました。まず最初にステージへ上がると機材に雨除けの透明のビニールが架けられたままになっていたことに気がつき、ステージに上がって最初にしたことがビニール外し。次に演奏が始まって5曲目くらいのところで妻の譜面台のネックが折れるハプニング。妻がMCでつないでいる間に私はステージ後ろで新しい譜面台の組み立て。その次はギターの古川さんがしゃべる段になってマイクのセッティングに手間どる。いつも、ライブではこんな風に気楽に自分たちだけでステージづくりをしていますので、その時々の成り行きまかせの進行ですが、あんなに立派な照明を使ったステージにして頂くと、もう少しスマートに進行した方が良かったのかもしれません。まあ、私どもでのライブですのであんまり格好つけても似つかわしくないような気もします。でも、でも、あまりにも気楽にやりすぎ?
それより一番の反省点は視力衰えの自覚不足でした。もうこの歳ですから当然、老眼は自覚しているのですが、安易に考えていたことが失敗です。ライブで初めて二度ほど歌詞を間違えてしまいました。今までほとんどのライブは屋内で会場内もお客さまが詩が読めるようにと照明も明るくしていました。凝ったステージ照明はしませんので演奏者にも充分な明るさがあって、この程度の老眼ではほとんど問題にはなりませんでした。今回の照明は知り合いのベテランスタッフが凝って効果的な演出をしてくれましたので客席から見ると非常にきれいに見えたようですが、我々は夜の屋外ステージですからいつもと比べるとかなり暗い状況でした。ステージの天は夜空ですので上からの照明もほとんどありませんし、暗い中でピンスポットが当ったり消えたりで目が疲れているところに譜面を見ると目がボーッ。このところの老眼の進行のせいでかなり目の反応も鈍くなっていたようです。照明付きの譜面台を用意しておけばよかったと反省でした。
あとは演奏の出来具合なのですが、来て頂いた皆さんには喜んで頂いていたようですが、DVDで聴いてみると自分なりの反省点も多々あって、もっともっと丁寧に歌うよう努力しなければと思っています。まあ、もともと自分の実力的にはこんなものなのでしょうけれど。
●(182) 2007年4月9日
「夜桜コンサート」
久々の京都でのオープンコンサートでしたが、皆さんのお陰で盛会裏に終えることができて感謝、感謝です。桜は三分咲きくらいでしたがお天気も何とかもって、この時期にしては寒くもなく、音響・照明の調整も上手くいって、お客様も超満員。私どもも風邪もひかず、演奏の方も大過なく、アンケート評でも喜んで頂けたようで嬉しい限りです。
今回は屋外コンサートでしたので一番の心配はお天気でした。過去にも屋外で降られたことはないのですが、一週間前の長期予報でもこの日は雨が降るとの予報で、連日予報を見ては外れることを願っていたのですが、とうとう一週間のあいだ雨マークはとれずにこの日になってしまいました。昼から曇天、,夕方になるにつれますます雲が増え、怪しげな風も吹いてきて、いつ降りだしてもおかしくないような状況。始まる直前まで機材にはビニールカバーをして、ステージ横にはステージがスッポリ入るくらいのテントを置いてスタッフが待機。テントをするとせっかくの背景の桜が隠れてしまうのであくまでも降ったとき用です。
コンサートの途中からステージ後ろの空には稲妻が走っていたようですが、私どもは照明に照らされて周りは何も見えず気がつきません。終盤になって妻のMC中にピカピカ,ゴロゴロで驚きました。一見怖いものなしのような妻ですが雷だけは大の苦手。以前からテニスの時でもゴロゴロ鳴りだすとすぐにクラブハウスに逃げ込んでしまうような臆病さですから、この日もこの時点でかなりの逃げ腰。そのあとステージの進行が急に早くなって曲間のMCも少なくなり一気に終演へと向いました。コンサート中に降らなかったのは本当に奇跡のようです。終演後10分位で降り始め、そのあと本降りに。さすが「藤山夫妻の念力」とかいわれましたが、たぶん[金子みすゞさん」のパワーのお陰でしょう。
「夜桜コンサート」はもともと4月7日の予定だったのを、今年になって一週間早めに変更されました。桜の開花状況では7日の方がよかったようですが、昨7日は一日中雨降りで、結局先週で大正解でした。
超満員のお客様、沢山のボランティア・スタッフの皆さん、それと、このお天気に心より感謝です。
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開演前のステージ ステージの様子 ギターデュオ
●(181) 2007年4月2日
「大忙しの一週間」
先週の土曜日は建仁寺禅居庵での「夜桜コンサート」でしたがこういう時に限って何かと忙しいことが重なるものです。.週はじめにはライオンズクラブのカラオケ同好会の練習があってその準備でバタバタ。また今回の「夜桜コンサート」は、久し振りにギターリストの古川忠由さんに来てもらうので、楽譜の準備と一日は大阪のスタジオへ出向いて演奏上の打ち合わせ。またコンサート前日にかぎって店は忙しく遅くまでの営業。当日はお昼過ぎに機材の搬入をしたのですが、夜には雨が降るとの天気予報。ステージは屋外ですので、もし雨が降ると困るので機材にはビニールシートなど雨対策。結局コンサート中は雨が降らず、終って15分くらいから降り始め、大慌てで機材の片付けをしましたが、慌てたせいでコード類が絡んでしまって片付けに手間取りました。その後、店に直行しましたがコンサートのお客様をはじめ、たくさん来ていただいて大忙し。閉店後に食事に行って朝5時30分頃就寝しましたが少々飲み過ぎ。コンサートの日までは絶対に風邪はひけないからと連日風邪薬を飲み続けていたせいでお腹の調子もいまひとつ。翌日は禅居庵さんへPAの後片付けとごあいさつ。そのあと店の片付けと掃除。それが終ってから今選挙戦真っ只中の議員さんの選挙事務所に応援訪問。その議員さんは忙しい最中、前日のコンサートに時間を作って来て下さっていたのです。
一応すべて終って日曜の夜はゆっくりしようと思っていたところへ店からの転送電話。お世話になっている方からのお願いで、どうしても6時ごろから店を開けてほしいとのこと。結局15名ほどが来られて営業、かなりの疲労蓄積です。というところにたまたま親戚の訃報で明日は滋賀県までお弔い。忙しいことは続きます。
ということで、今日(4月1日)も深夜帰宅して日記を書いていますが、もともと文才がないところに頭が回りません。「夜桜コンサート」のことについては次回以降にでもゆっくり書いてみます。
●(180) 2007年3月26日
「指で簡単、曜日当て」
以前(No.177)に書きましたが指を使って,今年前後の年のいつの日でも、曜日を当てられる技をお教えします。小学生の時に覚えたものですので、誰でも簡単にできます。昔と違って最近はどこへ行ってもカレンダーがあるのでそれほど役にもたたないのですが遊びの気持ちでどうぞ。分かり易い図を書こうとしましたが、なにぶんパソコン技術が乏しいのでこんな図ですみません。書面で説明すると難しそうですが、簡単なことですのでやってみて下さい。
下図の縦列のA列、B列、C列はそれぞれ右手の指の手のひら側で、A列=人差し指、B列=中指、C列=薬指を表していて、関節ごとに区切っています。図のとおり各場所が曜日を表していますので、右手親指で月、火、水・・・と順番に押さえていってみて下さい。日曜日は薬指の第一関節上の部分ということになります。左利きの方は左手でまったく対照的に指を使って下さい。
C B A
次に同じように右手の指で下の図の如く1〜12までの位置を覚えていただきます。1、10、5、8のA列は先ほどと同じように人差し指の列になり、例えば6は中指の第二関節の位置になります。1から2、3・・・12という風に順番にたどっていって覚えてください。これが1月から12月の月の位置ということになります。これが一番大事なことでこれを覚えていただかないと何にもできません。ほとんど順序よく並んでいますので3分もすれば覚えられます。
C B A
4
7
|
2
3
11
|
1
10
|
: * |
6
|
5
|
*
|
9
12
|
8
|
例えば1の位置が1月でここが1月1日の位置です。上の曜日表からここが月曜日ということになります。1月の3日は2、3と下へ動かしていって人差し指の一番下で水曜日、4日は中指の一番上で木曜日ということになります。また1月と10月は同じ位置ですので同じ曜日です。その下の5の位置は5月1日の位置で火曜日ということになります。同様に4月、7月は1日が日曜日です。また1日のところは8日、15日、22日、29日が同じ曜日になるということを覚えておくと、2桁の日はもっと早く言い当てることができます。これで今年の暦はすべて言い当てられます。
但しこれは今年のことで、1年は365日、365÷7=52余り1ということで毎年1日づつ曜日がずれていきます。来年の暦は1マス下へプラスして1月1日は火曜日、昨年の1月1日は1マス戻って(月曜の前は日曜へ戻る)日曜日、一昨年は2マス戻って土曜日ということになります。これで今年、去年、一昨年、一昨々年の曜日もすぐに分かります。
但し来年はうるう年ですので3月1日以降は2マス下へ移動しなければなりません。例えば来年の9月1日は2マス移動して月曜日ということになります。こうして書いていると難しそうですが、実際やってみると簡単なことです。今年はたまたま何も移動しなくてもよい年なのですが、毎年基本からいくつ移動するということだけ把握しておけば一生使えるものです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いよいよ桜が咲き始め、清水寺、高台寺、青蓮院などの夜間拝観が始まりました。先週から祇園白川もライトアップされて、店の前の新橋通りも桜模様の行燈が点いて人の目を楽しませてくれています。そして今週の土曜日はいよいよ私達の「夜桜コンサート」です。お天気の長期予報を見ると金曜日まではずーっと晴れていて、土曜日は雨とのこと。最悪でーす。天気予報が外れてくれるのを期待するのみです。
●(179) 2007年3月19日
「シクラメン」
今、我が家には数鉢のシクラメンが咲いています。シクラメンは年末を飾る鉢植えの王様と言われていますが、もともと地中海原産で現地ではその球根の形から「豚の饅頭」という無粋な名前で呼ばれているそうです。以前に店でお客様などから頂いた鉢植えの一度枯れてしまったものを妻が育てて咲かせています。当初は花が終って枯れてしまうと捨てようとしていたのですが、その切り株みたいな大きな球根に水をやって栄養剤をあげているとまた元気に育って葉がでてきました。シクラメンは枯れてしまってもまた咲きますからと、妻のアドバイス。シクラメンはその一枚の葉に花芽が一つできるそうですので葉の数が多いほどたくさん咲くようです。我が家では胡蝶蘭も毎年5月頃に咲くのですが、現在十数本の花芽がでていますのでこれから楽しみです。
先週は少々気温が低かったのですが街はいよいよ桜の季節です。今月末は私達の「夜桜コンサート」です。当日は開花予想の日から4日目くらいのようでちょうどいいのですがステージが屋外ですので、あとはお天気だけです。雨はもちろん困りますが、あまり寒いのも指が動き難く、また風の強いのも困ります。それよりも今は風邪のほうが一番の大敵です。なお客席は屋内ですのですのでご心配なく。
我が家近くにある気の早い桜の木は、先週の時点でもう満開になっています。写真は3月12日(月)のものです。
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我が家近くの早咲き満開の桜(3月12日撮影) 我が家のシクラメン
●(178) 2007年3月12日
「大阪鶴橋」
お客様に誘われて焼肉を食べに大阪の鶴橋へ行くことに。環状線の鶴橋駅で夕方に待ち合わせだったのですが、電車が駅に着いてドアが開くともう美味しそうな焼肉のにおいです。昨年も甲子園の帰りに焼肉を食べに来ましたが、そのときは9時半頃で焼肉屋さんも閉店間近で駅前の街は真っ暗でしたが、今回は駅周辺の商店街もにぎやかでしたので少し歩いてみることにしました。狭いところにぎっしりとお店が並んでいて、これが賑やかでパワフルで範囲も広い。美味しそうなキムチ屋さんが並んでいて、白菜はもとよりキャベツ、イカなどの珍しいキムチや韓国風の海苔巻き、ゴマの葉など韓国食材がたくさん売っていて、ついつい味見をしながらいろんなものを買ってしまいます。ただし商店街はどこも6時で閉店のようで6時になると一斉に片付けを始めます。いろんなキムチを山盛り買っていよいよ焼肉屋へ。鶴橋には鶴一という有名な店がありますが、我々は牛一という店に入って焼肉をいただきました。雰囲気はともかく味には大満足、堪能できました。ユッケ、タン塩から始まって焼肉、スープ、冷麺、ビビンバ、とフルコース。私の場合、いつも焼肉屋さんでの注文は肉はユッケ、カルビだけであとはミノ、、レバー、センマイ、ウルテ、テッチャンといった変ったものばかりです。焼肉は大勢で行かなければいろんな種類が食べられないので最低でも4名以上で行きたいものです。今回は別注文でニンニク焼も山ほど食べたのですが、翌日はあまり匂いがしなくてよかった、と思っているのは自分たちだけでしょうか。
ところでこのところ体調が良いということでちょっと飲みすぎではないですか、と妻からイエローカード。本当に連日の深酒で先週も店の仕事の帰りに階段を踏み外して大転倒して膝を強打。その時は何ともないと言っていたのですが、翌日膝をつくと膝頭に痛みを感じて転んだことを思い出しました。まあ大したことがなくてよかったものですが、とりあえず翌日は謹慎ということで少々お酒を控えることにしましたが、たった一日この程度の反省ではね・・・、と言われそう。
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