隠し部屋へようこそ vol.7

緊急企画、四国放浪記

行って来ました1泊2日、車で走ること1000km弱、四国への旅である。

2003年8月16日の土曜日、八時半にフグヲ(以下敬称略)さんが迎えに来てくれた。
ふたりして高速道路にてまず極麿ちゃん(以下敬称略)の待つ徳島へ向かう。
道中何事も無く一時間半ほどで到着。
極麿はまだ来ていない。少し待つと可愛い奥様の運転で極麿到着。
けんちゃまの目は極麿より、可愛い奥様に注がれていた(もちろんキラリと光る。

『久しぶり!』と挨拶を交わし、チャッピーさん(以下敬称略)の待つ香川へ向かうことに。
道中、前の席でフグヲと極麿が何の話をしていたのか覚えていない(空白その1)。
 
一時間ほどで香川到着。敷地内へ勝手に入り込む。
しばしウロウロしていると、玄関のドアの隙間から不法侵入者を覗いている男がいた。
相変わらず、楽しい漢☆チャッピーである。

みんなで再会を喜び、さっそく温室へ。
この温室は来月号FM誌で紹介されることになっている。
私の知る限りシクラソマの種類ナンバーワンの温室である。
ブロアー導入によりエアカーテンを追加し、色々と工夫や進歩が見られた。
もちろん魚たちも立派に大きくなっているものや、度肝を抜くような新顔も。
シクラソマ事情が寒い四国において、ここまでやってしまうコレクション癖に
恐ろしさも感じるほどである(笑。

おなかも空いたこともあり、さっそく懐かしき珍味なラーメン屋さんへ。
ビール瓶が次々と空になる。
今回は極麿ちゃんというお酒が苦手な漢がいるので、運転はOKである。
久しぶりということで積もる話もあり、笑いっぱなしの食事であった。

ここからが恐るべしトラウマの旅の始まりである。
まずは香川から徳島への移動である。
徳島のショップを何軒か回った。
印象に残っているのはフラワーホーンほーおー(水槽にこう書いてあった)である。
シクラソマはいたのか?(空白その2)
一軒だけシクラソマに力を入れているようなショップを見ることが出来た。
その他はシクラソマ的には皆無な状態であった。

徳島市内でひととおりのショップめぐりを済まし、いよいよ極麿の村へ出発であるが
村まで行ってしまうと晩御飯を食べるところが無いと言う。
じゃあ一番近い繁華街で宴会をしてしまおうということになり、
食事街のメインストリートへ。
メインストリートと言えども選ぶほど無い!
結局焼肉屋さんへ入り、シクラソマの混泳的な肉の奪い合いである。
チャッピーが『よく焼いてくれ!』と叫ぶ。
本音トークが始まったが、飲み食いが忙しくよく分からない。
一言無頼漢ズのみんなに言いたいことを忘れていた。
『おまいら、もっと野菜食え!』(笑。
その後、塾長さん(以下敬称略)から電話がある頃には、私はすでに酔っ払い
チューハイをばら撒き、防犯ベルが鳴り響いていた。
駐車場でズボンを履き替えたような覚えがあるのだが……(空白その3)。

なんだかよくわからないまま、酔った状態の後部座席で峠超えである。
都会育ちのけんちゃまとしては、たまったものではない(笑。
運転手の極麿は酒を呑んでいないので車はビュンビュンと進む。
隣の席のフグヲが車の中で吐かないでくださいと煩い(笑。
周りは真っ暗である。
ホテルへ着いたのだが、前のホカ弁屋さんは七時で閉店しているような駅前である。
とりあえずチェックインを済ませ、それから極麿のお宅訪問である。
『明日にしような』と言ったら袋叩きに合いそうなので、酔いながらも防御本能のままついていった。

ではみなさまにはまだ公開されていない、極麿のお魚紹介である。
ああそうそう極麿の家に入る前に、ズボンに濡れた草が擦れ、それにビックラした私は
『むかでに噛まれた!』と大騒ぎし、チャッピーが『心配したがな!』と怒ってたような、怒ってないような(笑。

 まずはテトラカンサス。
 渋い!
 魚のシルエットが良い。
 なかなか今、この大きさのテトカンをみることは
 ない。
 酔いながらも、だんだんと頭のピントが
 合ってきたような気がした。

極麿本人コメント
テトラカンサス♂
2002年の3月頃に10cmサイズで購入した個体です。
現在推定25cm
今年になってからは体高も出てきました。
虫食い模様もトライバル系のタトゥーみたいでお気に入りです。
混泳ではかなりの喧嘩好きですが、単独では超ヘタレです。
トラブル続きでなかなか苦労させられる野郎です。
とにかくひたすらデカくしてキューバンシクリッドの称号を貰いたいです。










 
 リオンシー
 まだ小さいがなかなか興味深い種であるので
 これからに期待のオチビちゃんである・

極麿本人コメント

ノーコメント(爆)





















 ホガボーモルム
 レアな一匹である。
 性格は極悪。

 『ホガボとバーちゃん』という裏ビデオが
 存在するらしい。

極麿本人コメント
ホガ暴モルス♂
2001年11月、10cmサイズで購入。
現在20cm??
超極悪級に凶暴です。
混泳時は見事ボスの座に君臨しておりました。
一時はコブも結構ありましたが、現在なぜか萎んでいます。














 期待の星、フラワーホーン。
 見たところ素質は抜群。
 大きくなった時が楽しみな個体。
 たしかシャンレン。

極麿本人コメント
花羅漢
おいマ○ダ!
大概にせえよ!!
もうちょっと勉強しとけ!!!!!


 あくまでも本人のコメントをそのまま
 載せてますので、私には何のことだか
 わかりかねます(笑。












 
 浪花出身のフェネストラータム。
 良い発色をしてます。
 存在感も抜群。

 

極麿本人コメント
フェネストラータ♂?
2002年9月、10cmサイズで購入。
現在22〜23cm
以前けんちゃまに物色してもらい、状態が悪いとのことで購入を断念した個体ですが、
ナニワ突撃時にショップに連れて行ってもらうと幸い売れ残っており、なかなか調子も良さそうだったので結局連れ帰りました。
成長と共に性格も極悪になっております。

 そう初めてショップでチェックした時は
 呼吸が荒く、鰓も開き気味であった。










 まだまだこの他にも将来有望な魚たちが
 たくさんいた。
 これらの魚が極麿ちゃんの部屋で
 デビューするのが楽しみである。


ということで極麿亭で、また呑んで。
チャッピーがひとりで冷蔵庫を空っぽにしていたような(笑。
ホテルまで送ってもらって、何時なのかわからないまま寝ました。(空白その4)
爆睡。初日、終了。

そうそう部屋にキンチョールがあったので寝る前に死ぬほど撒いてやりました。
朝、起きたら蚊とハエの中間ぐらいの虫が、床にいっぱい転がってました。

九時過ぎに迎えに来る極麿がなかなかやってこない。
前日からフグヲの車のタイヤに傷があり、なんとかしようとしてくれていたらしい。
結局、高速走行は危ないと言うことで、タイヤ屋さんへ。
フグヲはどうせ代える時期だからと、4本タイヤを新品に。
恐るべし。何故か車が故障するのである。
タイヤ屋さんで休憩を取る。
チャッピーは『笑っていいとも』を見ている。
笑ったり怒ったり忙しいようだ(笑。

朝ごはんをモスバーガーで取る。
注文していないはずのオニオンリングがひとつ多く、誰のかで揉める。
仲が良いのか、悪いのかよくわからない(笑。

またまた車で移動、高松のショップを何軒か回る。
シクラソマ、ちょっとだけいたような。
極麿と後部座席に一緒に座った時は危ない。
彼は非常に誘導尋問が上手いのである。
なんだか知らぬ間に、余計なことをしゃべっているような気がした(笑。

香川まで帰ってきた。
鳥の足を食べに行く。また宴会である。
魚の旅という感覚は麻痺している(笑。

ここで『まおちゃん』という男が合流の予定であったのだが
仕事が終わらず断念。


で、チャッピーの温室を再び、じっくり見せてもらう。
どうしてもここに入ると、ウロウロしたり目がキョロキョロしてしまう。
それほどあちらこちらにうーむと唸る個体が泳いでいるのである。
またおいおいと彼自身が自分の部屋で紹介していってくれるであろう。

その後、居間にて洋書などを見ながらシクラソマ談義に入る。
普段から疑問に思っていることなどを話し合う。
今回の収穫は『ワイルドのミンクレイは入手不可能』
解散の時間が近づいてくる。
名残惜しく、実りのある時間帯である。

そうこうするうちに帰る時間がやってきた。
お約束の握手を交わし、香川を後にする。
徳島で極麿を降ろし、フグヲとふたり大阪へと向かう。
自宅に着いたのは九時半ぐらいであったろうか。
フグヲと共に自分の部屋に入ると、布団が敷きっぱなしである。
私は独身なのか?!
とにかく魚たちの無事を確認し、フグヲを開放する。
彼はまだここから一時間弱かけて帰らねばならない。

お疲れ様でしたと挨拶を交わし、BBSをチェックする。
お留守番の熱血教師さんが活躍してくれている。ありがとう。
次回も熱血ドンも参加の上、みんなで盛り上がりたいものだ。
寝る。
爆睡。