隠し部屋へようこそ vol.11

関東遠征記 2日目


朝6時に目覚める。昨夜は2時ぐらいに寝たはずだが。
もう少し寝ようと思っても、眠れない。
この体質はどうにかして欲しい。

テレビを見たり、新聞を読みに行ったり、そしてシャワーを浴びる。
今日も一日、魚デーである(笑。

洋介山さんがホテルまで迎えに来てくれる。
そのまま東京タワー水族館へ。
クーへさんも来てくれるらしいので、それまでにまず朝ごはんを済ます。
ここではカレーそばとご飯を食べた。
後に気付くが、この食事から帰りの新幹線の中まで食事は食べれなかった(笑。

いよいよタワー水族館見学である。
なお、画像については東京水族館の方と、クーへさんのお気遣いにより掲載させてもらえることとなった。


いるわ、いるわ、シクラソマ満載である。
しかも群泳が多いのに驚かされる。
魚はそれほど痛んでいない。
個人の家ではなかなか見る事ができない光景である。

テトラカンサス。
サイズ的にはいろいろである。
ここで生まれた魚たちであろう。




















フラミンゴうじゃうじゃ画像である。
とにかく言葉を失うぐらい圧巻である。
ここまでくるとワイルドとかブリードとか気にならない(笑。
コブの凄いヤツはあまりいないのも不思議ではあった。


やっぱでかい水槽は良いよなあと思ってしまう。





















ドヴィ。
40cmぐらいはあるのではないかと思うぐらいでかくて太い。

グアポートはやはりでかいのが
魅力だなあとあらためて感じさせられた。

迫力満点!





















ヘテロスピラである。
滅多に見る事ができない魚が
いっぱい泳いでいる。

私としてはこの魚は全体的に紫っぽい魚と認識していたが、
ここの魚は身体の後ろの部分が
シンスピのように黄色っぽくなっていた。

あまり大きくならなくて、可愛い魚である。


















ちょっと魚以外の写真も撮ってみた。
自分の芸術度の低さがわかりますね(汗。

さて東京タワーを堪能し、銀座方面の店へ連れて行ってもらった。
ここは広くて綺麗なお店であった。
シクラソマはちょっとだけいました。

そうこうしている間に、チャッピーは会議で魚めぐりから抜ける事になる。
寂しいが仕方が無い。

メンバーはクーへ命さんと、洋介山さんと私の三人になり、
洋介山さんの怪しい館へと案内されることに(笑。















玄関を入るとすぐに水槽がデーン!とありました。


まず目に飛び込んできたのが、ビファか?
この魚については三人でチョコチョコと話したので
またみなさんも想像してください。
40cmほどあるのではないかというでかさである。

確か9年ぐらい飼育されているとか。
飼い込んだ成魚の迫力は怖いほどだ。

















洋さんはフェネ好きである。
まず一発目。
ブルーの綺麗なフェネである。

立派な♂ですね。






















フェネ二発目。
セパ越しに入っているフェネである。
こちらは体高自慢である。

絶好調になればもっとブルーがギンギンになるのであろう。
私的にはフェネの中ではこいつがナンバーワンかなという
印象を受けた。

これも♂だろうなあ。と思うのだが
洋さんは♀だと考えているようである。
うん?私が気に入るってことは
♀か?(笑。
















フェネ三発目。




これはひょっとして♀??
わからない(笑。
洋さんは♂という希望を持っているようだ。


















シンスピルム。
これもでかい。

さすがに魚を大きくするコツをご存知なのであろう。
飼育年数の長さも、凄い!と思った。

ギャラリィの方にも掲載させていただく許可をいただき
本人のコメントもついているので、
そちらも楽しんでください。

さて洋さん宅を後にし、BONZOさん宅へ向かうことになる。
洋さんは仕事が入ったのであるが、なんとか私たちを遠いBONZOさん宅まで送り届けてくれた。
そして洋さんは少し魚を見て、帰られることに。

ありがとう。
本当にお世話になりました。
またお会いできる日を楽しみにしています。









ではBONZOさん宅大公開画像である。
こんなに出しちゃって良いのか?というぐらいある。
隠し事は無しです(笑。

一発目。

グットか?
私のグットに良く似ている感じである。
目つきが怖いです(笑。
顔の辺りに少しオレンジか黄色の発色が見られた。

♂だろうな。
















二発目。
綺麗なビファですね。
ため息が出ちゃう。

少し背鰭にブルーが乗っているのが
一層美しさを際立たせているような気がした。

体型も私好み。
拉致したい衝動に駆られる(笑。

♂ですね。

















三発目。
ギャラリィにも掲載させていただいた個体である。
これもグット?

本人曰く、ログのレッドテールに似ていると仰られているが
体高が出てくればそうなのかなという印象と
意外にメタリックな色をしていたような覚えが。

とにかくカッコイイ魚であった。

これも♂
















四発目。

何気にニカラグエンセである(笑。
BONZOさんのところにこんな魚種が居るとは思わなかった。

本当に美しい魚です。

これも♂?
おかしい……(笑。



















五発目。


私の中では
これぞ、純血ハルツギィという個体を見せていただいた。

本人は少し目が大きいのを気にされていましたが
なんのなんの。
大きく育ててみて欲しいです。

これは♂なのか、わからなかった。


















六発目

これは良くわからない。

最近ショップでも良く見る種類ですね。
ハルツのようで横バンドが数本入っています。
グットのレッドスポットというところなんでしょうか。


♂ではないだろうか。
関東の女衒は返上したのか?(笑。
















七発目〜

顔面ひび割れ模様のフェネストです。
カッコイイです。
こんなフェネが欲しいです。

ギャラリィにも掲載させていただきました。
今年の年初に購入されて、ここまで大きくされていたのには
びっくりしました。
フェネストは成長が早いと仰ってました。

♂確定ですね。

くやしい〜〜〜(笑。
悔しい人はきっと私の他にも……













八発目

シンスピルム

まだ幼魚で、少しビビッテましたが
素性の良さを感じました。

なんて可愛いんだあ!
私は現在、シンスピ欲しい病にかかっています。
鰭も大きそうで、私もこんなん欲しいっす。


















九発目

証明書付ビファ。

関東の女衒の技を発揮されたようで(笑、
すでに産卵済み(謝。

鰭の先まで綺麗に柄が入っているし
綺麗な魚は怖いという見本のようである(笑。

強いて言えば、お腹が丸いか(笑。


これだけの魚を綺麗に管理されているBONZOさんに脱帽。
どの魚も綺麗に発色しており、肥満などの体型の崩れも見られず、成長不良ということもなく、さすが関東にBONZO在り!と私が思っているだけ(笑)のことが、十二分に伺えたのであった。










さて、そんなこんなで、クーへさんを交え、色々と語っているうちに
すぐに東京駅へ向かわなければいけない時間となった。
バタバタとしているところへ、なりなりさんからの電話(笑。
遠く離れていても、気にかけてくれているのだなあと有難く思う。
BONZOさんの愛車で、駅まで送ってもらい別れを告げる。

日暮里駅まで、クーへさんと色々とお互いのサイトのことで話し合う。
何事も良い方向へ向かうようお互い頑張りましょうと固く結束を誓う。
日暮里駅に到着し、ホームまでと仰ってくださるクーへさんであったが、
どうも列車に乗り込んでの別れというものは苦手であるので、
駅の階段で握手を交わし、再会の約束とさせていただいた。

東京駅に着き、まだ少し時間の余裕があったので、色々と物色。
『腹減ったよ〜』状態なので、好物のバッテラ(高級品)、シューマイ、天むす、ビールを買い込み
土産もちょこっと追加して、チャッピーの待つホームへ。
ところがチャッピーは気を利かせて、ホームの下の階段で待っていてくれたらしい。
無事再会できたのは、発車3分前であった(笑。
新幹線に乗り込み、さっそく缶ビールを。
チャッピーがバッテラを食べれないことを発見(笑。
シューマイ冷たいがな。天むすは食べれず、家族への土産に。
見てきたものを報告し、いろいろと話しをしていると、あっという間に
別れの新大阪。

『それじゃあ、またな』と苦手な列車越しの挨拶を済ませ、家路に着く。
本当に楽しい三日間であった。

正直に言うと、シクラソマで関東へ行きたい気持ちはあったのだが
こんなに早く本当に行けるとは思っていなかった。
そしてこんなに暖かく歓迎してもらえるとは。
素直に感動してしまった。
大げさではなく、一生の思い出を作ることができたと思う。
クーへ命さん、BONZOさん、コールさん、洋介山さん、
そして宴会に駆けつけてくれたHさん、本当にありがとうございました。
みなさんがいなければ、単にショップを巡り、販売魚を見るだけの魅力激減の旅に
なっていたことだろうと思います。
暖かく迎えて下さった、ショップの皆様方にも感謝いたします。

また楽しい道連れをしてくれたチャッピー☆宮本さん。
チャッピーと共有する時間は本当に楽しく、気持ちが良い。
いつも私と居る時はすごく気を使ってくれているのだなと強く感じます。
ありがとうございました。

日々の生活の中で、アメリカンシクリッドのシクラソマという趣味を持ち、
大変なことも多いし、癒されることもある。
もう止めようかなという思いも一度や二度ではないはずだ。
そんな時に仲間がいるということが、どれだけの励みになるか。
そして、良い状態の飼育魚を見せていただくということが、刺激になり、活力になり
また自分も頑張ろうという気持ちにさせてくれる。

シクラソマ馬鹿!上等やないですか。
この素晴らしき世界が少しでも良くなるように、何が出来るのかわかりませんが、
これからも仲間と一緒に頑張っていこうと、決意を新たにするけんちゃまであった。

おしまい。