[3] では撮影を… オート編その1

今回はCanon Kiss-DNのオート撮影についてまとめてみます。

その前にまずは、私が水槽を写す場合の撮影準備ですが

水槽内側のコケを拭く。(いつも綺麗にしておきたい)
エアレーションが邪魔になりそうな時は止める。
水槽前面を綺麗に拭く。
黒っぽい服を着る。(白いものは水槽のガラスに写りこんでしまう)
  そういう意味ではカメラもシルバーボディよりブラックボディの方が吉です。
部屋の明かりを消し、水槽の照明のみにする。(これも写り込みを避けるため)

気をつけているのはこんなところです。

では実際に撮影した画像を。
水槽は60レギュラーサイズ、蛍光灯は20Wを2本点灯しています。

なお、このページの画像は縮小以外の画像処理はおこなっておりません。

 全自動モードによる撮影 

 これは被写体の状況を判断してカメラが各種設定を自動的に行ってくれます。
 よって撮影者はシャッターを押すのみです。
 私の部屋で水槽を撮影する場合は間違いなくストロボも強制的に使ってくれます。
 これが良し悪しで私は基本的にストロボを使わないで撮影したいため、ほとんどこのモードは使いません。

 なぜストロボを使わないかというと、
 基本的に魚を撮る場合は水槽の真正面(水槽の面に対して垂直に)から撮る方が良い結果が得られると
 思うのですが、 カメラ内蔵のストロボを真正面から当ててしまうと、魚に直接光が当たってしまったり、
 バックに光が写ってしまったり写真としては失敗作になってしまう場合があるからです。
 カメラを魚に対して斜めから撮るようにすると、
 今度はガラスやアクリルの屈折が邪魔をして
 魚が歪んで写ってしまったりすることもあります。
 
 これは私がまだストロボ撮影を極めていないこともありますね。

 撮影モード       オート
 Tv(シャッター速度)  1/60
 Av(絞り数値)      4.0
 測光方式       評価測光
 露出補正        0
 ISO感度         400
 ストロボ         発光
 ホワイトバランス    オート
 AFモード        AI フォーカス AF

 レンズ      28.0 - 105.0mm
 焦点距離    28.0mm


これらの数値はカメラが自動的に設定したもので、撮影者が変えることはできません。
ピントを思ったところに合わせるAFフレームが「自動選択」になるため
自分の思い通りになかなかいきません。
結果として魚の顔(目)にピントが合っていない写真になっています。

後ろのバックスクリーンに写った光も不自然ですし、
蛍光灯の光では赤く見えるサジカの鰭もあまり表現できていません。
結果として全自動モードは水槽の中の撮影には適していないように感じます。



 ポートレートモードによる撮影

 このモードも室内では強制的にストロボ発光してくれます。
 魚の色がイマイチです。
 撮影データもほとんど全自動の場合と変わりません。
 ただ違うところは、シャッターボタンを押し続けている間、
 何枚も撮影してくれる連続撮影という機能が使えますので
 下手な鉄砲数打ちゃ当たるというラッキーな写真が出てくる可能性はあります。
 フィルムでの失敗を気にしなくてもいいデジカメならではですね。


 撮影モード       ポートレート
 Tv(シャッター速度)  1/60
 Av(絞り数値)      4.0
 測光方式        評価測光
 露出補正        0
 ISO感度         400
 ストロボ         発光
 ホワイトバランス    オート
 AFモード         ワンショット AF

 使用レンズ    60.0mm
 焦点距離     60.0mm

 このモードではカメラがまず開放気味に絞りを自動的に決めて、
 それによってシャッター速度が変動するみたいです。


 もうひとつ違うところがありました。
 AFモードです。

 AFモードとは、オートフォーカスの略で被写体にどのようにピントを合わせるかというモードです。
 Canon Kiss-DNでは三つのモードが用意されています。

 「ワンショットAF」 おもに止まっているものを写すときに使用

 「AIサーボAF」 動いている被写体にピントを合わせ続け、動いている被写体の速度を計算し、シャッターボタンを押してから
     実際にシャッターが切れるまでの移動量を予測してピントがずれるのを防いでくれます。
     ただし、一定の動きをするものに限られているようなので魚のように予期せぬ動きをするものに対しては
     あまり頼ることはできないと思います。

 「AIフォーカスAF」 被写体が止まっている時はワンショットAFで、被写体が動き出すとAIサーボAFに自動的に
     切り替わるモードです。   



 風景モードによる撮影

 水槽風景をこのモードで撮ることはないと思いますが、
 どのような設定になるかということで。
 まずストロボは非発光となり、魚の色合いはまぁまぁ良いのですが、
 シャッタースピードが遅いため、サジカのようにチョロチョロと動く魚はピンボケになってしまいます。
 フィルターからのエアーの気泡もイトミミズのように写ってしまいます(笑。




 撮影モード      風景
 Tv(シャッター速度)  1/4
 Av(絞り数値)      5.6
 測光方式        評価測光
 露出補正        0
 ISO感度         200
 ストロボ        非発光
 ホワイトバランス   オート
 AFモード       ワンショット AF

 レンズ     60.0mm
 焦点距離   60.0mm

 このモードではカメラが自動的に絞り気味に絞りを決めて
 それによりシャッター速度が決まるみたいです。



 測光方式とは カメラがどのように光の量を測り、適正な露出を判断してくれるかという方法です。
 Canon Kiss-DNでは三つのモードが用意されています。

 「評価測光」 これは画面を35箇所のマス目に分割し、それぞれのマス目ごとの明るさを測り、
     被写体の位置や背景、光の状態(順光や逆光)を判断し明るさを判断してくれます。
     またピントを合わせたところを中心に露出を判断してくれます。
     風景や記念撮影などでは、失敗の少ない測光方式であると思います。

 「部分測光」 これは画面の中心部分で露出を判断してくれます。
     ピントの合った被写体と画面の中心を合わせて測光してくれるので
     周囲の明るさに関係なく被写体も明るく写すことができるようです。
     水槽内の魚を写すのには良いのかもですね。

 「中央部重点測光」 これは画面の中心部分に重点を置きながら周りの広い部分も平均的に測光する方式です。
     外光が明るすぎると被写体が暗く写ることがあるようです。


後、オート撮影には、マクロモード、スポーツモード、夜景モード、ストロボ発光禁止モードとあります。
一気に行く元気がないので、また次に(笑。