人の健康と国の繁栄

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2024/02/11 22:14

 

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Technical Show横浜

2/7-9 パシフィコ横浜で開催されました。私は2/9()に行きました。関東地方の製造業約千社が展示を

行いました。殆どは製造技術関連です。私は全体の一割程度も見学できませんでした。それに専門外な

のでよく分からない事が多かったのですが、我が国の製造業の実力は感じられました。何でも作ろうと

思えば何でもできるという感じがします。

 

年齢よりも環境

私は毎晩3回位はトイレに起きます。よくそれは年のせいだと言われますが、2/9の夜は一回も起きず、

朝まで熟睡しました。それは我家から橋本駅まで、桜木町駅からパシフィコ横浜まで足車を飛ばし、又

展示会場でも見学に集中し、心身共に十分運動したからです。年のせいと思われている事は多くの場合

不活動のせいだと思います。かっては成人病と言われていたものを日野原先生の提唱で今は生活習慣病

と呼んでいます。同じ事は老化についても言えるのではないでしょうか。

 

今朝のNHK討論に於いて新藤大臣が日本人は平均して世界より10年若いと言っていました。少子高齢

化社会の問題解決の一つの鍵は老人力の活用だと思います。

 

賃上げと経済成長

今朝のNHK討論のテーマは賃上げでした。

経済成長について政府は2%の物価上昇を目指すとしていますが、私はこれに違和感を覚えます。物価の

安定は日銀の使命です。物価は安定して国民の収入が増える事が経済成長でしょう。否、むしろ物価が

下がる事こそ経済成長だと思います。古くは書物、時計、自動車は高価で金持ちだけの物でした。一世

紀前には金鎖のついた懐中時計が金持ちの象徴であった時代もありましたね。

 

半世紀前には大型Computerとは一つの建物であり、とても高価でしたが、今は子供でも持っているPC

mobileはそれを遥かに凌ぐ機能を有しています。

 

資本主義の初期には資本家はコスト競争のために安価な労働力を求めて児童にまで極めて安い賃金で過

酷な労働を強いました。賃金切り下げは取りも直さず自国の購買力を縮小させ、市場と安価な原料供給

地を求めて列強は植民地獲得競争に走り、帝国主義諸国が競う世界をもたらしました。19世紀後半に我

が日本が長い鎖国から目覚めて投げ込まれたのはそんな世界でした。その中で日本は自分も大日本帝国

となる道を選択して、日清、日露の戦争を重ね、誇大妄想の末についには第二次世界大戦で破滅しまし

た。

昔の資本家は賃金切り下げで自国の市場を破壊しましたが、今は官民あげて賃上げの必要性を説いてい

ます。

ここで一つ疑問に思うのは賃上げは物価上昇につながるので購買力はそんなに上がらないのではないか

という事です。今回十年前に私が書いたメモを見直して賃上げが経済成長につながる機構を再確認しま

した。よろしければ下記論文をご覧下さい。

Effect of Consumer Tax on National Economy

http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/A%20Model%20of%20National%20Economy%20Including%20Consumer%20Tax.pdf

 

要点

(1) 賃上げ率よりも物価上昇率が低ければ(そうなる筈)購買力が上がり国民経済の総支出=総収入は増加する。

(2) 国民経済は回る毎に工夫と開発により時間とともに機構的な発展が起きる。----ここが肝心。

 

そのためには国民の創意工夫が必要です。何よりも平和が重要ですね。詰まる所は人です。

 

世の中に 楽しみの道 多々あれど 学ぶに勝る 楽しみは無し

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+ 市吉

+ 二十一世紀を楽しく生きよう会

+ HP ;   http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/

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