差出人: OsIPortable <osamu-ichiyoshi@muf.biglobe.ne.jp>
送信日時: 2018年2月17日土曜日 21:51
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件名: 電磁誘導と起電力
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電磁誘導と起電力
に関するメモを下記URLにupしましたのでご興味があればご覧下さい。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/On%20the%20Electro%20Motive%20Force.pdf
磁界と電界はM.Faradayが発見した電磁誘導によって磁界の時間変化が電界を生ずるものとして理解され、発電機
、電動機の動作原理となっています。
他方磁界の中を運動する荷電粒子には力が働きます。粒子の速度、磁界、生じる力の関係については右手の法則
として中学、高校の理科で習われた事を覚えている方もあるかもしれません。
磁界の中に静止している時は影も形も無い電界が運動すると速度と垂直方向に、速さに比例した強さで現れるの
は何とも不思議な事です。
この疑問は1905年のA.アインシュタインの「運動体の電気力学」と題する論文により特殊相対性理論の中で自然
に導かれました。即ち静止している観測者には無い筈の電界が運動している観測者には厳としてあるわけが両方
の座標系の数学的変換(Lorentz変換)によって自然に導かれます。この現象をアインシュタインは起電力と名づけ
ました。起電力は運動する荷電粒子の磁界による軌道制御法として長くテレビで使われたブラウン管や電子顕微鏡
の電子レンズに広く応用されています。
私は静止している観測者と運動している観測者とかの区別が煩わしいので静止座標系だけで起電力を理解したい
と考えて上述の技術覚書を作成しました。その中で発電機、電動機については電磁誘導でも起電力でも全く等価
である事を示す事ができました。
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* 市吉 修 Osamu Ichiyoshi
* 二十一世紀を楽しく生きよう会
* Human Network for Better 21 Century
* http://www5e.biglobe.ne.jp/~kaorin57/
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