ブレーキトリガーのストローク調整 | |
■ 前作の画像 はじめにブレーキトリガーのニュートラルの位置を決めるのですが、前作では表ケースに穴あけ加工しネジ(M3六角)を立て、ネジにトリガーを接触させて止まるようになっていました。(赤線部分) この方法で問題ないのですが、あとからニュートラル位置を調整できないので、ここで一つパーツを作ることにしました。 |
|
Next ▼ | |
■ パーツ製作(ニュートラル位置調整用) トリガーを接触させて止めるネジ(ストッパー)をケースに直接ではなく、長穴のあるステーに固定しそのステーをケースにネジ止めすることにしました。長穴にすることで前後に移動でき、ニュートラル位置を調整できます。これも自宅のラジコンのパーツを利用しました。(一箇所 φ3皿 穴あけ加工) ここは常にスプリングの力が加わっている場所です。画像左のネジ(M3)がストッパーとなり、画像右のネジ2本(M2.6タッピング)でケースに固定します。 |
|
Next ▼ | |
■ パーツ固定 ケースに固定するタッピングビスはM3でもいけそうですが、強度的には問題なさそうなのでM2.6で固定します。 |
|
Next ▼ | |
■ ニュートラル位置 トリガーがネジに接触してこの位置で止まり、これ以上トリガーが前に出ないようになりました。このニュートラル位置の調整で、ブレーキ操作のし易さが大きく変わります。(次の画像参照) |
|
Next ▼ | |
■ アクセルトリガーとの位置関係 アクセルトリガー全開 ・ ブレーキトリガーニュートラルの状態です。ブレーキトリガーのほうが少しだけ下がっています。ここでブレーキのほうが前に出ていると、操作し難くなってしまいます。この位置調整は非常に重要だと思いました。手の指を曲げて第二間接を見ると中指(ブレーキ)が人差し指(アクセル)より長いので、理屈ではブレーキトリガーがアクセルトリガーより前に出ていてもおかしくないのですが、実際にコントローラーを握ってアクセル全開の状態からブレーキトリガーを引いてみると、この写真の位置が一番自然な感触でした。 |
|
Next ▼ | |
■ パーツ製作(ストローク調整用) ブレーキトリガーのストローク調整です。ここはかなり悩みました。ブレーキトリガーのどの位置にブレーキ全開時のストッパーを接触させるかです。ゲームプレイ時はどうしても力が入ってしまう部分ですし、ストッパーに接触した時にカッチリとした感触が欲しいので、結論としてはトリガーの指で引く部分の真後ろにストッパーを付けるのがベストだと思いました。 ケースに穴あけ加工してネジを立てストッパーとしてもよかったのですが、ここでまた一つパーツを製作しました。これも、あとからストロークを調整し易くする為です。グラスファイバーの板にM2ネジを立て、ナイロンのパイプをねじ込みました。このナイロンのパイプの長さで、ブレーキトリガーのストロークを調整します。(画像参照)
|
|
Next ▼ | |
■ パーツ固定 ここで、ネジ止めするか両面テープにするか迷いましたが、とりあえず穴あけする前に両面テープで試してみようと思い固定しました。(赤線部分) 裏ケースをはめてコントローラーを組み立てブレーキトリガーを引いてみると、パーツがぐらつくようなことはなかったのでこのまま使用することにしました。 |
|
Next ▼ | |
■ ブレーキトリガーの動作確認 GIFアニメーション いろいろ調整できるように製作しましたが、ブレーキのニュートラル位置はここでほぼ決定してしまいます。何度もコントローラーを組み立て直し、アクセル・ブレーキ操作をやってみました。アクセル全開からブレーキトリガーを引く・・・ アクセル・ブレーキの同時操作など。で結果、アクセルトリガーとの位置関係で説明した位置になりました。 ストロークについては個人的な好みもありますが、ブレーキトリガーから可変抵抗を動作させないといけないので、極端にストロークを減らすことは出来ないと思います。逆に増やす方向は、←この画像の[ ブレーキストローク調整 ]でトリガーが接触するナイロンパイプを短くすれば、かなりストロークを増やせます。今この画像の状態は、トリガーの先端(指先の部分)で7mm位のストロークです。 |
|
Next ▼ | |
■ 動作確認 (ニュートラル位置調整用ストッパー)
|
|
Next ▼ | |
■ 動作確認 (ストローク調整用ストッパー)
|
|
Top ▲ | |