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飢餓陣営40 2014年春号
 総ページ332 定価1300円+税(予約購読者据え置き)


【特集1】 宮崎アニメという魔術   
 村瀬学ロングインタビュー(第1回)
  (第一部)特定秘密保護法と『風立ちぬ』の時代
  (第二部)なぜいま『古事記』=「鉄と火の物語」なのか

 水島英己■「風立ちぬ」を観て ――終わりの始まり
 阿久津斎木■宮崎駿の力動感

  *関連リンク 村瀬学 「『風立ちぬ』とファウスト問題」(その1)

【特集2】岡江晃著 『宅間守 精神鑑定書』 を読む
 岡江晃■(遺稿)刑事責任能力と精神鑑定 
  討議・岡江晃氏を囲んで■精神鑑定と臨床診断
     滝川一廣/小林隆児/竹島正/清水邦光/香月真理子/阿久津斎木/
     愛甲修子/水田恵/佐藤幹夫 (司会)

 浜田寿美男氏と『宅間守精神鑑定書』を読む■「分からない世界」と「共有しうる世界」
 高岡健■岡江晃の遺した『宅間守精神鑑定書』
 林幸司■『宅間守精神鑑定書』読後雑感 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 
 【岡江晃氏を悼む】
  岡江正純▼兄の思い出/香月真理子▼岡江先生が私たちに残していかれたもの
  水田恵▼岡江先生を悼む/竹島正▼いくつかのお礼を重ねて/
  滝川一廣▼岡江先生のお仕事/佐藤幹夫▼奇跡のような経緯

【特別インタビュー】 
 後藤弘子氏に聞く■社会的弱者と刑事司法 

【特集3】 臨床と哲学のあいだ ― 人間科学の復興を目指して ― 西南学院講座 in Tokyo  ――(特別掲載)   
 小林隆児■ 原初的知覚と心理療法の勘所 
 鯨岡峻■保育現場から見た今日の学問的危機 
 竹田青嗣■人間科学における臨床研究の原理を考える
 
 【シンポジウム】臨床と哲学のあいだ ― 人間科学の復興を目指して  
   鯨岡峻/竹田青嗣/西研(指定討論)/山竹伸二(指定討論)/小林隆児(司会)

 内海新祐■自閉症論を読む(5)苦難のときに 
 瀬尾育生■沢木耕太郎『流星ひとつ』と藤圭子

【特集4】吉本隆明没後の時代に  
 月村敏行■「思い出すままに」に関する註二つ   
 添田馨■アベノミクスと「革命」の可能性‐吉本隆明「超資本主義論」ノート(2)
 倉田良成■書ということ ― 吉本隆明の良寛論に寄せて 
 浦上真二■吉本隆明と富野由悠季 

【連載】
 木村和史■家をつくる(5) 母の入院前後のこと 
 夏木智■東日本大震災個人的体験記4

【本を読む】
 宗近真一郎■本質直観の図像的な冒険  神山睦美『希望のエートス』(思潮社)を読む 
 今野哲男■小川哲生の小川哲生的こころ  小川哲生『生涯一編集者』(言視舎)を読む  
 山竹伸二■よりそいの支援と情動の交流  佐藤幹夫編著『発達障害と感覚・知覚の世界』(日本評論社)を読む
 神山睦美■多数なるものの絶対性  瀬尾育生『純粋言語論』(五柳書院)を読む  
 愛甲修子■心理臨床の大いなる成果  内海新祐『児童養護施設と心理臨床』(日本評論社)を読む
 築山登美夫■ぼろぎれの生  勢古浩爾『石原吉郎』(言視舎)を読む 

 【ボロ酔い日記】  
 表紙装幀 菊地信義/ 扉デザイン 廣田茂/

・関連リンク
 ・立岩真也制作責任ホームページArsvi.com(リンク)
 ・高谷清読書日記(リンク)