J−AORの素
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  大橋純子「FEELING NOW」(76)

 このデビューアルバムは、洋楽のカバーがほとんどという構成です。
[A SONG FOR YOU][KILLING ME SOFTRLY WITH HIS SONG]など、センスのいい選曲をしています。
その後サードアルバム「レインボー」(77)で歌った林哲司作曲[レイニーサタデイ&コーヒーブレイク]は、かなり上質なJ−AORです。

TV等で売れた歌とまた一味違います。
  SHOODY「TOMORROW’S CHILD」(80)

 林哲司が全8曲中5曲を作曲しているシューディのデビューアルバム。
「TOKYO MELODY」「ドント・セイ・ハロー」を始め、J−AORと呼ぶに相応しい曲がいっぱいです。ラストはジョー・サンプルの名曲「WHEN THE WORLD TURNS BLUE」に歌詞をつけて歌っています。
プロデュースは(SATOSHI HONDA)となっていますが、林哲司サウンドがぎっしり詰まったアルバムとなっています。
  ハイファイセット「hi-fi-set」(75)

 赤い鳥からハイファイセットへ、、、
名前が変わったようにサウンドも変わっていきました。荒井由美「卒業写真」「海を見ていた午後」・・・と新しいスタートに相応しい名曲を歌っています。
ハイファイセットについてもっと知りたい方には、れしさんのサイトをお勧め致します。

SunriseーSunset
  杉真理「mari and red stripes」(77)

 杉真理のデビューアルバム。
77年でこのPOPな音は驚きです。時代に早すぎた音だったのかも知れません。私自身、今聴いたほうが当時より素晴らしさが良くわかります。
杉真理は最近では『BOX』として、ジョージ・ハリスン追悼トリビュートアルバムで「TAX MAN」を歌っていました。
この『BOX』がまたすっごいんだな。
  スーパーパンプキン「パンプキンパラダイス」(78)

「♪レモネード グラスについた♪」と始まる、トロピカルなアルバム。
POPな曲に、ちょっとだけ愛奴を思い出させるようなコーラス。
夏にピッタリでした。
メンバーの小板橋氏は、現在でも村田和人さんのバックで変わらぬ美声を聴かせてくれているそうです。(りな某サマより情報を頂きました) 
何だか嬉しいナ。
  高橋拓也「Feel So Cool」

 前にとり上げた(ルウ)の高橋拓也ソロデビューアルバム。(79)
A面一曲目「想い出のBeach Side」は、どことなく林哲司アレンジを思わせるような歌。しかし聴いていくうちに、南佳孝を思い出すヴォーカルもありで、楽しめる一枚です。
あと一枚アルバムを持っていますが、その後については残念ながら私には情報がありません。

  小田裕一郎「ODA」

 「青い珊瑚礁」「キャッツ・アイ」「アメリカン・フィーリング」など作曲家としてヒットを飛ばしていた小田裕一郎84年のアルバム。
何が凄いって、参加ミュージシャン。ジョージ・デューク、ラリー・カールトン、ポール・ジャクソンJr、ルイス・ジョンソン、アニー・ワッツ…恐れ入りました〜。

さて楽曲のほうは・・・バラード「Touch Me」「Game Is Over」が良かったです。
  BOX「Box Pops」

 杉真理、松尾清憲、小室和之、田上正和の4人からなるBOXのアルバム。(88年)
曲は杉さん松尾さんの競作なので、つまりそういうサウンドです。だからつまり嬉しくなっちゃうサウンドなのですよ〜。
POP!POP!ビートルズ!POP!
最近、「ジョージ・ハリスン追悼トリビュートアルバム」で復活してくれました。
  WITH「WITH YOU」

 小柳ゆき、清貴などのプロデュースで活躍している中崎英也さんが組んでいたバンド、WITHのデビューアルバム。(82) 詳細がわからなくて困っていたところ、gaiaxサイトのお友達 pet14a さんより貴重な情報(下記)をいただきました。
WITHは「東芝EMIエキスプレス'81シンガーソングライター・コンテスト グランプリ受賞グループ」で、「man+woman=100%」でデビュー。この曲は山本達彦さんがカバーしスマッシュヒットしました。WITHのアルバムはこれ一枚のようです。中崎さんはその後ソロでシングル、アルバムも出しているそうです。「別れのブルー」は名曲みたいで、う〜ん、聴いてみたい!
  佐野元春「BACK TO THE STREET」

コメントを書くまでもなく有名な佐野元春さん80年のアルバム。
皆さんはどんなイメージで佐野さんの音楽を聴いているのでしょう?ロック?
「情けない週末」「グッドタイム&バッドタイムス」「バッド・ガール」などバラードが私は大好きです。泣けます。G・オサリヴァンしています。
とにかく素晴らしいメロディメーカーだと思います。その後のアルバムではスタイルカウンシルしている曲もありましたが、かっこ良くそれが出来るのって佐野さんくらいでしょう。
。。。大好き!