PC製作レポート:2002年8月19日 「CPUまわりの検討」


CPUまわりの検討を行ったので報告する。
  1. CPU
    CPUは大きく分けるとIntel系とAMD系がある。昨年自作したマシンはAMD社のAthlon 1GHzを採用したので、今回はIntel社のPentium 4を採用する。性能は、昨年の2倍以上としたいのでPentium 4の2GHz以上のものとし、新しいコアであるNorthwoodから選ぶ。
    この要件を満たし、価格的にも許容範囲のものとして、候補を下記二つに絞る。
    • Pentium 4/2.0AGHz:コアNorthwood、FSB 400MHz、2次キャッシュ 512KB、実勢価格 24,000円程度
    • Pentium 4/2.26GHz:コアNorthwood、FSB 533MHz、2次キャッシュ 512KB、実勢価格 30,000円程度
    最終的には全体の合計金額から決定する。

  2. マザーボード
    マザーボード選択に当たって考慮すべき事項は、チップセット、対応しているFSB、対応しているメモリの種類、オンボード機能などである。
    • チップセット
      今回のマシンは、グラフィック機能に関しては特に高性能を要求しないので、グラフィック機能内蔵のIntel 845Gをチップセットとして選ぶ。なお、Intel 845GにはAGPがあるので将来、外付けのグラフィックボードを付けたいときには可能である。
      [Intel 845Gの仕様]
      • FSB:533/400MHz
      • メモリタイプ:DDR 200/266SDRAM、SDRAM(PC133)
      • 最大メモリ容量:2GB
      • 統合グラフィックス:内蔵2D/3D
      • AGPインターフェース:AGP4x
    • メモリ
      Intel 845Gでサポートしているメモリは、PC1600(DDR200)およびPC2100(DDR266) SDRAMであるので、性能の高いPC2100(DDR266)とする。容量は256MBまたは512MBとし、全体の合計金額から決める。
    • マザーボード
      以上の要件を満たすマザーボードの候補をリストアップすると下表のとおりである。
          表 「Intel 845G搭載マザーボード一覧」

      下記情報も参考にし、更にトラブル等に関する店員の意見、在庫、日本語マニュアルの有無などを調査して最終決定する。

      [参考]
      • 『DOS/V POWER REPORT』2002.9のBCNランキングによると
        • AOpen 「AX4G Pro」    第1位
        • GIGA-BYTE 「GA-81GX」 第5位
      • 『日経WinPC』2002.9のBESTBUYによると
        • GIGA-BYTE 「GA-81GX」 第2位
        • AOpen 「AX4G Pro」   第4位        
(2002年8月19日)

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