福本日南著作一覧　〈単行本の部〉
『進軍歌』は楽譜であって、本ではないが、先行の一覧に準じて登載した。
『英雄論』　より

※　ただし、生前刊行分に限る。
※　先行する著作一覧との異同を併記した。

福本日南の部屋
福本日南コレクション
福本日南著作一覧　《新聞・雑誌の部》
2006年01月13日現在
作成：石瀧豊美

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№
書　　　名
発行年月日
発行所
福本日南略年譜
現代日本文学全集
　第５１篇
1931
「福本誠」伝
東亜先覚志士記伝
1933
柳田泉
福本日南に就いて
『日南抄』
1942
著者別書目一覧
『読書と文献』
４巻２号
日本古書通信社
1944
榎本隆司編
福本日南年譜
明治文学全集
第９０巻
1972
佐藤能丸編
福本日南年譜
明治文学全集
第３７巻
1980
01 普通民権論　全 明治１２年１１月 （福岡）磊落堂
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02 北門時事　全 明治１５年２月 丸善商社書店
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03 樊【口＋會】《はんかい》夢
物語　一名新平民回天
談　全　（筆記）		 明治１９年１０月 沢屋
04 フィリッピーヌ群島に於
ける日本人		 明治２２年４月２９日 博聞社
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05 海国政談　全 明治２５年９月１０日 日本新聞社
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06 今世海軍　全 明治２８年１月１５日 博文館
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07 今世海軍 明治３０年５月５日 八尾商店・八尾
書店
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08 新建国 明治３３年２月２１日 博文館
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09 日南子 明治３３年４月１４日 博文館
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10 現欧洲　完 明治３３年６月２８日 耕読社
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11 支那現勢論　（訳） 明治３４年３月３日 支那調査会
12 支那通商　（監修） 明治３４年６月２６日 文献社
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13 国際支那　（訳） 明治３４年６月２６日 文献社
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14 筑前志 明治３６年１月１日 国光社
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15 進軍歌　（作歌） 明治３７年３月５日 弘文館
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16 愛国本義 明治３７年５月２４日 金港堂書籍
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17 琵琶の曲　旅順陥落 明治３８年５月１０日 中野書店
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18 大学 明治４０年１０月１４日 隆文館
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19 元禄快挙録 明治４２年１２月１０日 啓成社
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20 直江山城守 明治４３年６月２３日 東亜堂書房
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21 日南集 明治４３年１１月２０日 東亜堂書房
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22 黒田如水 明治４４年５月１日 東亜堂書房
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23 袖珍　元禄快挙録 明治４４年７月２３日 啓成社
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24 国體の本義 明治４４年９月１５日 啓成社
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25 英雄論 明治４４年１２月１７日 東亜堂書房
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26 日南草廬集 明治４５年４月１日 岡部春秋堂・柳
原積玉圃
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27 太閤とカイゼル 大正元年８月１５日 岡部春秋堂
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28 元禄快挙真相録 大正３年４月２０日 東亜堂書房
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29 大石内蔵助 大正３年６月２３日 養賢堂
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30 石臼のへそ 大正３年８月３日 東亜堂書房
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31 カイゼル 大正３年９月１３日 植竹書院
32 豊太閤 大正３年９月２３日 植竹書院
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44 愛国本義 大正３年１２月１２日 植竹書院
33 大勢史眼 大正４年２月８日 至誠堂書店・至
誠堂小売部
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34 栗山大膳 大正４年９月５日 実業之日本社
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35 清教徒神風連 大正５年９月５日 実業之日本社
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36 堀部安兵衛 大正６年５月１５日 中央義士会
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37 大阪陣　前編 大正７年５月２０日 南北社出版部
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38 縮刷　石臼のへそ 大正７年１１月３０日 東亜堂書房
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39 縮刷　英雄論 大正８年３月２０日 東亜堂
40 現代思想と立国の大本 大正８年７月１０日 奉公会
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41 現代思想と立国の大本 大正９年４月１６日 中央報徳会
42 大阪城の七将星 大正１０年４月２０日 文会堂書店
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43 義士大観解説 大正１０年４月２４日 義士会出版部
総点数
４４点（＝石瀧の検索結果）
２２点
２１点
２２点
３５点
３０点
３１点

　№の赤字は福本家所蔵が確認されているもの（２５点）。「福本家蔵　福本日南関係蔵書目録」（広瀬玲子『国粋主義者の国際認識と国家構想』）による。
　他に、『中央義士会会報』第２９号（昭和７年〈１９３２〉６月１４日発行）所載、福本栄「先考を憶ふ」にも福本日南の著作一覧を付す（計２５点）。「福本家蔵　福本日南関係蔵書目録」とは冊数は同じだが、内容に多少の異同がある。０３・１３・１６がなく、今世海軍は１冊のみ。代わって、国體の本義・堀部安兵衛・筑前志・愛国本義を上げる。
　同じく『中央義士会会報』第２９号所載、大熊浅次郎「文豪福本日南先生の十周年を追懐す」にも福本日南の著作一覧（「今知る所の遺著」）が追記されている（計２６点）。普通民権論・支那通商を上げている点が注目される。近世海軍は今世海軍の誤り、また、『国訳・自監　国語日本政記』は日南の著書からは除外すべきであろう。

　石瀧の蔵書については　→福本日南コレクション

№44　を追加。2007年2月25日。
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