いまくんの磯あそび日記 番外編 2001.8.20

イソクズガニのおもしろい習性

ある日、イソクズガニを見ると、ガッ角に、白い物をつけていました。それは、すいそうの中にあったビニールアミでした。
イソクズガニは、海草を体につけて海草ににせて身を守るという習性を持っています。
ビニールあみも海草だとまちがえて切り取ってつけてしまったようです。

イソクズガニ
 甲には、短い毛がありその毛がかぎ型に
曲がっていて海草がつきやすくなっている。
マジックテープが体についていると
思えばいい。
こういう毛は歩脚にもガッ角にもある。
そして、はさみで海草を切って体につける。
 ためしに、毛糸をすいそうの中に入れて
みたらはさみでじょうずに、毛糸をつかみ、
マジックテープの様な甲に
つけていきました。
体に海草をみにまとっているため磯では、
海草や岩などと、同じに見えて
見つけにくい。
こうやってイソクズガニは、
自分の身を守っている。
イソクズガニに、
切り取られたビニールあみ

*三浦海中記というホームページで、カイメンをせおうモズクショイについて
しょうかいされていました。
このようにいろんな習性を持つカニがいまます。