いまくんの磯あそび日記 2001.7.20

魚の体色の変化について

 潮だまりには、たくさんの幼魚がいます。
4月、6月ときは、まだ小さかった魚たちが7月になると、ずいぶん大きくなっていました。
彼らは、ここで幼魚のころを過ごし、大きくなると大海へと、出て行くのです
潮だまりは、魚のゆりかごなのだと思もいました。
今回一番おどろいたのは、魚は、場所が変わると、色が変わるということです。
カゴカキダイを、白いバケツにいれたら、黒線は変わりませんでしたが、
きれいな黄色が、白くなってしまいました。
魚が、場所に応じて、色を変えるのを、初めて見ました。

磯あそび

潮が引くと、かくれていた岩が、
でてきます。
それまで海の中で見えなかった
いろいろな生き物や海草が
でてきます。
とてもおもしろい
潮だまり
潮が引いて岩と岩との間に、
海水が残ったものを潮だまりといいます
ここには、いろんな生き物がいます。

ガザミ
あみを近づけたら、
つかんではなしませんでした。
とても力が強いんだな、と思いました。

ケヤリムシ
潮が引いたのでしぼんでいます。
満ちたときはイソギンチャクが、
横になったみたいな形です。
カゴカキダイ

タイといってもタイの仲間ではなく、
チョウチョウオに近い仲間です。
白いバケツに入れると、
黒線だけを残して白に変わります。
この様に魚は場所におうじて、
色を変え身を守ります。
ナベカ

潮だまりでナベカを
つかまえました。
けっこうすばしっこくて
アミですくうのがたいへんでした。
すいそうに入れて
観察します。

ナベカ

普段は、岩のあなやオオヘビガイのからなどに
はいって身を守ります。
岩のあなからちょこんと顔をだしている
ナベカをみかけます。

後ろに見える赤い角みたいなのが出ているは、
アオウミウシです。
白っぽくなったナベカ
持ち帰ったらきれいな黄色が、
白っぽく色があせてしまいました