しろかきのページ


  私のしろかきのやり方です。

          使用する農機


  我が愛機クボタGL-25トラクターに1.8mドライブハローを
  装着しています。

  これ以上大型の農機が使えない圃場条件なので効率は
  よくありません。

  これから仕上げ代を掻くところです。


  
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荒代掻き

  まず、ロータリーを上げたままであぜ際を一周しザリガニ・
  モグラなどの穴を潰します。
  特にコンクリートあぜの際の土寄り・雑草はタイヤで土中に
  踏み込みます。

  冬雨の少なかった年は代掻き後の浮き藁が多く、多かった
  年は雑草がひどくなります。
  ともに、一度に代掻きするとかえって手間取ることになります。

  秋・冬耕は山盛り耕で土塊を荒く鋤いておき、春先雑草が
  ひどくなる頃砕土し山を潰しておきます。

  
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  水は溝に7〜8分目の少な目が適当です。
  入水後1日以上おいてから作業に入ります。

  あぜに沿って2〜3周周回耕した後、1うねおきに往復耕し
  元に戻ります。

  水の入った代掻き前の田は土が動きやすく、また耕盤を
  荒らしやすいのでターンは大きくとり片輪ブレーキの使用は
  避けます。
 
  枕地での旋回時には土寄りを避けるためロータリーは
  上げるようにします。

  


  田んぼの四隅にはこのような土寄りが出来ています。
  

  ロータリーを止めて整地板で土を引き出してから
  代掻きします。



  土寄り・地面の高低を修正したら、もう一度田んぼ全体が
  均平になるよう代掻きします。

  この時縦横掻きすると耕盤に凸凹が出来深起しになる上
  田植え機の直進性も悪くなるので、長手方向のみの往復
  掻きのみにします。

  水保ちの良い田んぼで浮き藁がない場合はこれで代掻き
  完了、仕上げ代は省略します。

仕上げ代掻き

  荒代掻きから2〜3日後藁や雑草が土になじんだら仕上げ
  代を掻きます。

  水面と地面が半々ぐらいの水量が適当です。

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  作業後水が無くなるぐらいならば浮き藁は出ません。

  また水量が少ないほど田面の均平度が良くわかります。


  仕上げ代掻きが完了しました。

  田植えに適当な水位まで新しい水を入れます。


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