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収穫期 |
8月24日 コシヒカリ収穫開始
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かろうじて倒伏は免れましたが 登熟率は低そうです。 操縦者は学徒動員の小学生です。 |
刈り取り期のコシヒカリの穂です。 1次枝梗・・11本、着粒数・・120粒平均で 見た目は平年並みなのですが 登熟率が低く、やせた米になっています。 |
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秋の農業機械 1 ヤンマー CA-300 コンバイン 稲の刈り取り・脱穀をします。 後方・・・グレインコンテナ 刈り取った籾を運搬します。 |
コンバインの刈り取り部です。 画面を拡大できます。 下の方に並んだ何十枚もの ハサミで刈り取られた稲は 上の歯車で1箇所に集められ |
チェーンとガイドによって 脱穀機へと送られます。 |
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秋の農業機械 2 縦型循環式乾燥機 籾の乾燥機です。 |
秋の農業機械 3 右・・・揺動式籾摺り機 籾から籾殻を分離し玄米にします。 左・・・ライスグレーダ・計量機 未熟米を選別し計量します。 |
秋の農業機械 4 トラクタと籾殻コンテナ 分離した籾殻を運搬・ 田んぼに散布します。 |
9月3日 コシヒカリ収穫終了
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隣の田んぼの稲刈りが終わったので、 久しぶりに観測点から撮影できました。 倒伏ではなく頭を垂れているつもり なのですが、この田んぼで収量が8.5俵 (510kg)でした。 |
観測点の稲を刈ります。 今年作付けしたコシヒカリの収量は 平年比30%ダウンに終わりました。 |
9月4日 キヌヒカリ収穫開始
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刈り取りを待つキヌヒカリです。 今年の稲は台風10号の影響で、 すべて写真の様に株が傾いています。 コシヒカリはこのまま倒伏に至った 田んぼが多く、登熟不良の一因と なりました。 |
殺虫剤を散布しない田んぼで稲刈りを 始めると、たくさんの鳥がやってきます。 稲に付いていたイナゴ等の虫を食べる ためです。 今日来た鳥はコサギ・ムクドリ・ツバメ・ など30匹あまりでした。 |
9月14日 どんとこい収穫終了
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どんとこいの収穫で今年の稲刈りが 終わりました。 特にどんとこいはご覧の様に出穂時の 台風・お盆の低温・コブノメイガの大発生 等が原因で、平年作の60%ダウンと ひどい成績となりました。 |
出荷を待つ我が家のコシヒカリです。 |
夏の本業、稲作について少しだけ言わせて下さい。
我が家の 2003.3月現在の経営面積は約8ヘクタール です。 この程度の経営面積は日本の水稲専業農家にしても零細の部類に属します。 耕作条件が良くないために規模拡大が出来ないのです。 しかもその大半が 半径2Kmに散在する他人からの借地で土壌条件も過去の管理状態も様々です。 早い話が、農家からも大規模請負農家からも見捨てられた土地の集積です。 この様な土地で「成り立つ経営」を模索すれば、低投入・高収量・高品質に よるトータルコストダウン しかないと思っています。 私は低農薬・減化学肥料の への字稲作 による米作りを行っていますが、 そういった農に対するこだわりそのものが付加価値であるとは思っていません。 無農薬農産物は高価格であるべきだとも思っていないのです。 また、イネという植物自体他の作物ほどには肥料・農薬を必要としません。 つまり米はもともと無農薬・減肥料に向いた作物なのです。 農業も「業」である以上 Q・C・Dを追求する ことが必要です。 一言で言い切ってしまえば、低投入・高収量を求めることが農家にとっても 植物にとっても無理の無い現状に即した農業だということです。 慣行栽培・有機栽培・etcといった「人」の価値観を中心にした栽培技術や、 植物の生理を無視した管理を迷信的に行うことに疑問を持てば 本来の稲作の 在り方 が見えてくるのではないでしょうか。 |
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