摘心時期
ピンチの時期はなるべく早い方がよいの
ですが、作業性とピンチ後の生育を考えると
写真の状態が最適期と考えられます。
開花期の背丈とフォーメーションを決定する
のはピンチ時期とピンチの位置です。
蕾と共にその下２枚の葉を（１芯２葉写真の
●部分）を横向きに倒すようにして取ります。
ピンチした節以下の脇芽が発達してきます。
下位の分枝は品種によって発達不良に
なるので芽かきし、丈夫な枝を揃えます。
頂花のピンチが遅れると下位の分枝の発達
が悪くなります。
ピンチ後20日
ピンチ後半月で分枝が充実してきますので
1株当たり6本にそろえます。
数字１〜6の分枝が最も充実し草丈も伸びる
ので、開花を揃えるため極力残します。
●先端の分枝は節数が少なくあまり伸びない
うえ開花が早いので余裕があれば欠きます。
●下部の分枝は生育が弱く開花も遅れるので
全てピンチします。
ピンチ後３0日
無駄な芽を欠くことで開花時期が揃い、
草姿が良くなります。