〜その12:デデデの歴史を振り返る〜


デデデ参戦!
ということでスマブラXに参戦が決定したデデデ大王なんですがその歴史を適当に振り返ってみましょう。適当に。

1992年
カービィシリーズ初作品「星のカービィ」にラスボスとして登場。
エキストラでの強さは異常。そして早くもデデデ最盛期なのがこの作品。

1993年
「星のカービィ 夢の泉の物語」に登場。早くもラスボスの座から転落する。
「実はいい人」設定ができたのもここから。手下としてメタナイトが登場する。
「カービィのピンボール」にラスボスとして登場。よく分からないビームを出す。
このゲームはクリアしても点数持ち越しでループするだけなので、ある意味最強。

1994年
「カービィボウル」にラスボスとして登場。不慣れなメカで頑張る。

1995年
「星のカービィ2」に登場。ダークマターにのっとられる。
「のっとられ」設定ができたのはここから。のっとられたおかげかわりと強い。
「カービィのブロックボール」にラスボスとして登場。ミサイルとか使ってみる。

1996年
「星のカービィ スーパーデラックス」に登場。普通のボスに転落してしまう。
無敵時間は長いがHPは低い。グルメレースで足の遅さを主張する。

1997年
「カービィのきらきらきっず」に登場。やけに子供っぽい口調でよくしゃべる。
2P対戦の相手役をワドルディにとられる。

1998年
「カービィのきらきらきっず(SFC版)」に登場。ついにノンアクションでもラスボスの座をあけわたす。
「星のカービィ3」に登場。またのっとられる。
腹あけてかみついてくるなどキチガイな攻撃をしてくる。

1999年
「ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズ」に背景として登場。
ちなみにスマブラ拳のアンケート「スマブラ2があるとしたら出てほしいキャラ」ではクッパ、ピーチ、ワリオに次ぐ堂々の第4位(46票)を獲得している。
もちろんカービィシリーズではだんとつのトップ。2位グーイ(17票)、3位メタナイト(11票)にかなり差をあけている。
というかスマブラに出る話もあったらしい。諸事情で没になったとか。

2000年
「星のカービィ64」に仲間として登場。こりずにのっとられる。
ついにボスですらなくなった。そしてなぜかツンデレになる。
「コロコロカービィ」にラスボスとして登場。某配管工のマネをして星で無敵になろうとするがつめがあまかった。
ストーリーがカービィボウルとほとんど同じなのはきっと気のせい。

2001年
「星のカービィ(アニメ)」のデデデ大王役を熱演。独裁政治を勝手に行い、数々の迷言を生む。
「大乱闘スマッシュブラザーズDX」にフィギュアとして登場。これに出れなかったのが後々響いてくる。

2002年
「星のカービィ 夢の泉デラックス」に登場。このころから頭身がのび、デブになる。
役どころは夢の泉の物語と同じ。

2003年
「カービィのエアライド」にプレイヤーキャラとして登場。性能はお世辞にもいいとは言えない。
しかし「VSデデデ」ではそれなりの強さを見せた。

2004年
「星のカービィ 鏡の大迷宮」に登場できず、シリーズ皆勤賞を逃す。

2005年
「タッチ!カービィ」に登場。一応絵であって本人でない設定。
普通のボス扱いであるが、プレイヤーキャラとしても操作できるためまだ存在感がある。

2006年
「星のカービィ 参上!ドロッチェ団」に登場。1面のボスでシリーズ最弱。
メタナイトにいい所を取られ、どんどん脇役キャラに。
「大乱闘スマッシュブラザーズX」でメタナイトの参戦が早くも決まる。
デデデ涙目。

2007年10月25日
「大乱闘スマッシュブラザーズX」にデデデの参戦が決まる。
と同時に大王が自称だったことも公式設定になる。

2008年
「大乱闘スマッシュブラザーズX」「星のカービィ ウルトラスーパーデラックス(仮題)」登場予定。
巻き返しを図れるか(たぶん無理)。

※08/05/11追記
「大乱闘スマッシュブラザーズX」にプレイヤーキャラとして登場。
重量級なのに復帰能力が高いこと等、個性的な性能も魅力的だがむしろ亜空の使者での活躍ぶりを評価するべきであろう。
ゲームだけではデデデの行動基準がいまいち伝わらないが、このページ(ネタバレ注意)をみればデデデがすごく考えて行動していることが分かる。
デデデは実はいい人なのはカービィシリーズ共通だがここまで思慮深い行動をするのはデデデらしくなくて逆に笑えてくる。
というか今までで一番活躍したのじゃないだろうか。


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