杉の効用
木のチェスト

、とりわけには・・・

人体の健康にとって大変重要な効用が

認められます。

杉の効用を取り上げました。

吉野杉のプレー


杉の効用
杉の空気浄化作用
杉の断熱作用



(室内空気浄化)
〜杉は室内の空気を浄化します〜
(有害な化学物質の除去)
〜杉は自然のエアコンディショナー〜
(健康増進効果)
〜杉は人の心身の健康に貢献します〜



杉を使った空間における健康への貢献の検証


@アトピーに対して(調湿作用)

 賃貸の府営住宅で、生後2ヶ月の男の乳児がひどいアトピーと、喘息で苦しんでいた。室内の湿度を測ると、日中エアコンの使用時には室内は30%以下。就寝時は親子4人で北側の部屋に寝るためか90%以上と、激しく湿度が変化する状態であった。また、ビニールクロスと複合フローリングからの臭いもきつい状態であった。
 賃貸なので、ここでは釘や接着剤は使わずに、床に厚み30ミリの杉、壁の一部には桧を使ったところ、間もなく症状が改善した。
転居後も杉の空間で過し、現在はアトピーや喘息の発作もなくなり、元気になった。湿度は平均50から60%を保っている。




A体調回復(安眠効果)

 60代女性で、リウマチがひどくなり、車椅子対応の住宅にリフォームする事を計画。この際に寝室を、床、腰壁、押入れ、建具、家具に杉を使ってリフォームしたところ、室内の空気が一変してすがすがしくなった。入居したその日から不眠が解消して熟睡できるようになり、体調も良くなった。リフォーム後1年でリューマチの症状が改善し、現在は投薬も必要なくなり、元気にバイクで水泳教室にかよっておられる。他のユーザー様からも、杉の空間では良く眠れるとの、杉を評価する意見をもらっている。

 
生駒市Kさんのリフォーム事例  



B化学物質過敏症の方へ
 (室内空気浄化)

 化学物質過敏症の方に対しては、杉や桧が使えないという誤った思い込みが良く見られる。この例では、その部位や乾燥方法にこだわった杉を用いる事で、化学物質過敏症に対して効果をあげている。
 母子ともに化学物質過敏症で学校に行くのもつらかった。今は子供たちは、杉の床、壁、大型学習机の空間で安心して眠り、勉強し、学校にも行けるようになった。100uちかいマンションに、こだわりの杉をふんだんに使った事で、母子ともに安心できるシェルターとなった。有害な化学物質が出ないという健康空間であるだけでなく、杉によって心身をいやすことができる健康空間が、かたち作られた。

 
H邸リフォーム  




杉の調湿作用の検証

                               

 小学校3年生をあたまに、男の子4人と両親の寝室を、杉の作用をフルに生かせるようにリフォーム。
杉の効果をあげるためには、板目材を用いる場合はできるだけ多くの面積に取り入れる事が必要。ここでは、壁全面に15ミリ厚の杉を施工した。窓、出入り口などを除くと、約9坪、床面積の3倍の杉を使った。就寝時にエアコンをつけても、湿度のもどりが早くなった。12月31日から1月2日までご家族の不在時には、外気温の変化とともに室温が下がることが計測された。一方湿度は、外気、室内温度が変化しても、約65%をキープすることが下記のグラフからも読み取れる。このときの湿度は、長年宝物を守ってきた奈良の正倉院と同じ状態である事が、興味深い。


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