最近、めっきり酒を飲まなくなりました。
ええっと、呑まなくなったというのは正確じゃありません。呑めなくなったわけです。
と、信じ込んでおりました。
元々人付き合いが希薄なもんで、飲む機会なんてものは皆無なんですが、 それでも年に一、二度あるわけです。でもって、その飲む機会ですらことごとく呑まないでスルーしてきたんですけど。
なんとなく呑む気になったんです。本当、なんとなく。
えーっと、とりあえず……
ああ、おすすめって張り紙してある日本酒を!
おお、グラスって言うか枡っていうか、うん、冷酒だったんだね。
そんなことも知らずに頼んで、味もわからず飲んで。
うーん、意外とまずくないなぁ。呑めるし。
てなもんで、その一杯を割合おいしくいただきました。
後はもう飲まない。いや、呑むんだけれども、体内アルコール濃度を下げるためにひたすらウーロン茶。
……。
うん、身体はなんともないし、おいしくいただけたし、大丈夫!
全く呑めないわけじゃなく、節度を守っておいしいって思えるだけおいしいものをのめばいいのだ!!
という、至極当たり前の結論に至りました。
しかしなんだ? 日本酒は銘柄が多すぎて、何がおいしいとかまずいとかって言うレベルではなく、ドレが冷酒で熱燗でそれともビンままで来るとか、辛口なのか甘口なのか、どんな形態で大まかな味として何が出てくるわからないってのは……いや、聞けばいいだけの話なんだけど……。
とりあえず、「当店のおすすめ」ってのを一杯飲むってのが、いいのかもしれないと、ちょっと思い至った。
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