総集編、義経 1   〜2005/12/23更新


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2005年一年間、大河ドラマ「義経」を観続け、
それを日記に書き続けてきました。
それの総集編です。
去年、「新選組!」の総集編を作ったし、
今年も作っておこうかなー? っと。

● 総集編義経1 京都編 ●

● 総集編義経2 兄弟編 ●

● 総集編義経3 
源平編 ●

● 総集編義経4 
頼朝編 ●

えーっと。なんてタイトルつけていいのかわかりません。
よくわからないので、アバウトにつけました。
ほら、さすがに「重衡編」とかはつけられないので。

今年の大河。〜第一話「運命の子」(2005/01/10_Mon)
義経、です。
去年の新選組! 以上に、私には予備知識がありません。はっきりいっちゃえば、私のとっては「源平」と呼ばれる日本史期間がすっぽりといっていいほど抜け落ちているんです……。
なんでだろう……??

そんな(私にとっての)空白期間大河、「義経」。
はまりさえすれば空白は空白でなくなるわけです。さぁ! と意気込んで観賞。

第一話「運命の子」 。
……。
…………。
………………。
15分で飽きちゃった(←ヒドイ……)。

ウザッたいんだよ、説明が!!! なんか疲れてしまった。
設定とか説明とか、いちいちくどくどくどくど流すなよ……。見ているうちに自然に人間関係がわかるくらいの脚本を書きやがれ。掴みで視聴者(主に私)を拒んでどうする!!

ま、一応一話なので、最後まで見てはみましたが。一話くらい、サクサク話進んで、テンポよく視聴者を掴んでほしかったなぁ。間とかそういうのは5話以降でいくらでもやってくれよ。一話はつかみなんだから、つかみ。

個人的には、今回流れた次回予告分くらいの話を一話に詰め込むくらいのモノを期待していたんだけれどもなぁ……。

目標は壇ノ浦での八双跳びまでだったけど、コレじゃ五条の橋のvs弁慶まで見れるかどうかだ(←ヒドイ……)。
あ、次回予告(本当は今後の展開だが)ではそこも流れていたから、次週見ればやってくれるのか!? とかいうほのかな期待を込めて(笑)。
来週見て終わらせるんでしょうか??

意外なことに、初っ端から悪態つきまくりだったんですね、私。
愚痴からスタートの大河とは。
先を見通していたのかもしれないです。


惰性の二話が。〜第二話「我が父清盛」(2005/01/16_Mon)
義経、第二話です。
「源平」800年(と、大河のナレーションが言っていた)。間違いの無い私の日本史空白期間です。800年もあるのに……(笑)。
日本史なんて小学館の「漫画日本の歴史」以上の知識は一切無いですし、それでも源平は抜けてます。多分、7−9巻くらい。あんまり興味がなかった……区間だ。

さて。
往年の大河ファンにはなんとなく評判がよかったらしいうわさを聞いた、義経ですが。
先週書いたとおり、私の評判はすこぶるいまいちだったわけです。
とりあえず、 目標は壇ノ浦での八双跳びというつもりだったのを条件軽くして五条のvs弁慶(目標、低い……)までにしたわけで、今週も見てみました。

ああ、一話よりテンポがよくて、何とか見れるや。

そう、多少つまらなくても3-4話は経験上許して見れるんですよ。何とか。
ま、一話45分と長丁場で見るの大変ですけれども、一年続くとあれば、入りの2-3話はさておき、残りの46-7話がひょっとしたら面白展開になるかもしれないと思えばこそ。
この辺、1クールしかやらない三ヶ月ドラマとは明らかに気の入れようが違います。

慣れている……そう、慣れているんです。
仮面ライダー555とか、剣とかで。
はじめは「なんだよこれー、前作(龍騎や555)よりつまんねーよ!!」とか思いつつ、3-5話も見るとなかなかどうして……(笑)。
だから、45分(CMなし) は長く感じちゃうんですよねー。

……。
何、大河と特撮一緒にしてるんだよ……。といいたいところだけれども。
私にとってはおんなじです。
4クール(一年)やる、ドラマ(実写)。

来週、いきなり大きくなるみたいだなぁ〜。だったらなんで牛若(子役)、年増(シツレイ!)にやらせるんだよ……とても5歳や6歳には見えん(7歳といっていたが、まあ今で言えば5-6歳だろう)!!
実際の5歳や6歳じゃできないんだろうけど……(笑)。 

……結局面白くならなかったよ。

奏国だって、600年。(2005/01/19_Wed)
自分のバカさ加減に腹が立ちます。(一昨日の日記参照)
「源平」時代が800年あるわけ無いじゃないか、なぁ。当たり前だよ。

よくよく思い返してみれば、 「源平の時代から800年たったのが現代」ってな訳で、もしも「源平が800年」だったら、つい最近まで「源平」なわけですよ。ありえない。

もしそんな時代が800年続いたら、源氏第40代とか、平氏第40代とかが勢力争いしてなくちゃいけないわけですね〜(一代大体20年と考えて)。
……だからありえないって。

騒乱の時代が800年安定して続いたら、それはそれですごすぎます。本当、神様の国でもなければそんなことできない。
大体安定して続いたって、800年はありえないんだから。

自分の寿命以上の枠以上のことなんて、本来なかなか考えられないのが現実だよなぁ〜。800年ははちゃけすぎてました……とほほ。

それくらい源平時代に弱い。ぶっちゃけ。

レビューじゃないけど、
自分のバカさに。


源平に弱い理由。(2005/01/22_Sat)
義経を見るにあたって、多少は時代の流れとか話を知っておかないとな。と思い、漫画日本の歴史「源平」部分を読んでみました。
……相変わらずのものすごい拒絶感はなんだ!! と思ったら。

名前のせいです。(後、人物相関図)

義朝、義経、頼朝。
清盛、重盛、宗盛。
秀衡、泰衡、重衡。

そういえばどうして「藤原ひらひら」 とか、「源よりより」とか、「平もりもり」がいないんだろうとか考えたこともあった。本当にわけがわかりません。

ついでに、中国系シミュレーションゲームだと「親子では忠義が切れることが無い」とか設定であるのに 、よくよく考えれば源平なんて大規模な身内争いでしかないわけだ。
……わかろうはずも無い。

ところで、この大河はどこまでやるんでしょうか??
去年の大河は「斉藤一の死までやるかと思いきや(序盤でそう思った)、近藤勇の斬首(一歩手前)まで」でしたけど、義経……義経って…………。

できることなら、大陸渡ってチンギス・ハーン!! って……。

それは「斉藤の死で終わる新選組」以上にありえないですか〜??

源平認識ですね、
本当、この大河見るまではこんなだったんですよ。
今じゃ重衡とか頼朝とか、
よく知っております。

持ち上げられて、破滅の道か。(2005/01/24_Mon)
義経第三話。源氏の御曹司です。
そういえば義経は、肖像権にうるさいジャ○ーズ事務所なのに、HPのTOPページにだけは(2‐3秒だけれども)タッキーの顔写真が出てきますね。
新選組! には 一枚たりとも一瞬たりとも香取慎吾の写真はなかったというのに……。
コレがSMAPとその他の差なんでしょうか??

ところで、コレは義経と新選組!、800年前と100年前の差なんでしょうか??
なんか、創作されても許されているって感じがします。義経。

新選組! とか、とかく大河の幕末モノは評判が悪い。
多分、それだけ史実とされる資料が数多く残されているから史実どおりか否かがものすごく問題になって、見るだけの一般視聴者もいくらでも調べて製作者側も知らないような歴史の(ごく一部の)真実とちょっとでも違えば「大河ドラマがウソやっていいのか!!」って突っ込めちゃうんでしょうね。

それに引き換え800年位前は、資料が少ないし信憑性も疑わしい。
もっと言えば素人に探し出せる資料なんて、製作者側がことごとく抑えているに違いない。
特に義経なんて、伝説だらけの人だし。

さて、今週の義経ですが。

「本当は弱虫で強がっているだけ」とか言われて、恐怖に打ち勝とうと一人夜の山に赴きますが。
そんなところで美輪明宏が妖しげな呪文を唱えていれば、誰だって怖いです。
弱虫じゃないっす。

で、先週の予告で。どうやら今週からタッキーが出てくるんだー! とウカウカしてみていたら。
……。
ラスト30秒ほどで畳み掛けるようにでてきてくれた。

水に入った遮那王が……でっかくなっちゃったぁー!!(ばいマギー審司

さらに、目標に掲げていた五条のvs弁慶は……まさか来週ですか!?
いやいやいや。今週と同じで、ラスト30秒ほどで出会うだけかもしれない。そうだ。きっとそうだ。

本当、こんなテンポでやっていったら、対して見せ場があるとは思えない義経、本当に大陸渡って……ってことになったりしたら。
面白いのになぁ〜。

……新選組! 以上に非難囂囂でしょうけど。

その代わり後半(おそらく)視聴率だだすべり。

既視感。(2005/01/31_Mon)
義経第四話。鞍馬の遮那王です。
でっかくタッキーになった後の義経こと遮那王が本格始動する話です。

前回の予想通り、ラスト30秒ほどで出会うだけでした、弁慶と。
来週は「五条の大橋」なんていうそのまんまなタイトルですけど、今週コレなら五条の大橋は開始10分で話が終わってしまいそうですけど……??

そういえば「五話」だけに「五条大橋」何でしょうか……?? ははは、まさかな。

ところで、今週の義経を見ていてふと。
なんかこういうの最近見たような……?? デジャビュって、いうのか? そういう感じがしてたまらんったのだが……。と思っていたら。

仮面ライダー響鬼

そうか。山の中でなんか争ってみたり、戦ってみたり、変な生き物が飛び出かっていたり(義経では蝙蝠、響鬼ではディスクアニマル)がなんとなく似ていたんだ。

美輪明宏……もとい、陰陽師の鬼一法眼の天狗のお面とか式神(であろう下っ端)なんかが、糸を吐く妖しい敵さんとか、往年ライダーのショッカーとやっていることはたいしてかわらないようにも見えたわけで。
鞍馬寺の参堂らしい階段にCG使って現れるところなんて、ライダーと一緒……(どころかライダーのほうが撮影技術的にはうまく見せてる気がしたけど?? アクションとかも)。

日曜日は特撮が三本もあって、大変です。

しかし、思っていたほど
特撮大河にはならなくてガッカリ。


クライマックス。(2005/02/07_Mon)
義経第五話。五条の大橋です。
先週の予想通り、五条の大橋は開始10分で終わってしまいましたようで。……なんだ、そりゃ?

さて、そんなわけで、第一話を見たあとに立てた目標をクリアしました! 義経。
……うん、なんかコレで本当に見るの止めちゃうかもしれないかもしれない勢いで、私の好みとはかけ離れた大河になってきやがりました。特の女優陣。もちろん話もなんだけれども。

場面切り替えの手法も、特撮というかアクションの作り方とか、演出とかもろもろが私好みじゃないんですよ。

期待していた五条の大橋も、なんか陳腐な構図で、その上アクションがなんかよたよた心もとない。ついでに桜が舞い散りすぎて、ウザイ。
あのよたよたアクションは大きすぎる月の引力のせいで、地球の重力が打ち消されて弱まっていると解釈してみましたが、いかがなもんでしょうか(笑)。

唯一何とか見ていられるのが、渡哲也がえらそうに出ているところだったりします(笑)。
こんな怖いおっとさんだからこそ、重盛が……いや、なんでもないです。

なんとなく見ていたら……おや、見慣れた顔が……ていうか、朝見た顔が……。
って、何で響鬼がいるの!? え? 重衡!? ちょっと待ってよ、おいおい。
そんなに細川茂樹、大人気ですか!? 2005年は細川茂樹の年ですか!?
何も、一年長丁場モノのドラマというか、撮というかに二本も出なくていいじゃないですか!!

うーん、参ったなぁ。
てなもんで、秀吉と一緒で渡哲也……もとい信長様じゃなくて、清盛公が死ぬまでか、重衡が死ぬまでは……みようかなぁ?? って、先が長いよ!!

重衡のおかげで、
かなり見る気力が続いたのも事実。

どんどん。(2005/02/14_Mon)
義経第六話。我が兄頼朝です。
とにかく見るたびに私の好みではない大河。六話目にしてすでに惰性です。
……コレじゃいくらなんでも一年持たない。電車は惰性で走ってくれるにしても、どこかで加速があるからこそでしょ?? 初っ端から失速してます(私は)。
それに反して視聴率はいいんだよね……これ。

んで。
どうしても気になるのが、アクションです。義経……もとい、遮那王アクション。

朝の特撮とは違って、どうにも心もとないアクション。どうしても比べてしまうと、とっても見るに耐えない。特撮慣れしちゃっているからなんでしょうか??

時代劇慣れはしていないのか、それとも大河のはデキがいいのか、殺陣はそれほど気になったりしないわけです。昨年の新選組! だって、あの方々の殺陣ですら(前半はまぁ……色々気にはなったものの) 気にはなりませんでしたし。

……。
となると、壇ノ浦での八双跳び! あたりになれば、アクション慣れして普通に見れるレベルになってくれるのかしら。

って、そこまで惰性ででも見れるんだろうか……??

ひたすら否定的で。
結局最後まで否定し続けた大河でした。

ついに……。(2005/02/21_Mon)
義経第七話。……の、はずなんですが。
ここにきて、ついにおざなりになってしまいました。いえね、TVはついていたんですよ。でも、マジメにみなかった。……もう本当に惰性。惰性としか言いようの無い、私好みで無い義経。巷の人気と私の評価は反比例のようです。
反比例といえば…… 反比例グラフ。

うん、去年の源さんの出番と一緒。

今回は源さんの出番(縦軸)が私のテンション、隊士の数(横軸)が巷人気と言う名の視聴率。ってところでしょうか?

これ、もう使うこと無いと思っていたけど……こんなところで使えるとは。
ま、奥州に行って、弁慶と一緒にマツケンサンバの練習に励む義経、とかになったらまた見直そうかとは思います。
弁慶、一応配下になったので、来週はもうちょっとマジメに……みようかなぁ……??

弁慶もダメでした。
私的には。

テンポ。(2005/02/28_Mon)
義経第八話「決別」。今週もおざなりにしか見ていませんが。

「決別」っていうからには、ついに鞍馬山から離れて、奥州平泉に行くのかなぁ〜、とワクワクしていたら。
行かないでやんの。
なんか、次回予告はラストの話! どころか、そろそろ「次回予告っぽいのは次々回のラスト話」にランクアップしてきてしまった……気分です(気分だけ)。

そんなわけで、「決別」したのは都ではなく、清盛さんやおっかさん相手だったようです。
初期4-5話のあの嵐のようなぶっ飛びテンポがまだ私の好みに合っていたのに、最近はますます離れていってくれます。

ま、来週こそは、奥州は平泉に向けて出発し、足取りはサンバのリズムに乗って……が実現してくれることでしょう。ついでに元服するみたいだし(←ついでって……)。

おざなりは今回で終わってほしいもんです。

だから最後までおざなり。

おざなりからの脱却。(2005/03/07_Mon)
義経第九話「義経誕生」。てなもんで、前半二度目のクライマックス、元服です。

先週は鞍馬山を離れるかと思いきや、肩透かしを食らったのですが、今週は本当に旅立っていきました。さらば、都よ。
いろんなところで下準備をしていたのか、その下準備が奏して家来ができ始めます。
第一号は……喜三太。ええー!? 弁慶じゃないの!?

弁慶は遮那王にシカトこかれて、置いてけぼりです。うっかりうつぼがタラちゃんなみの反応で、行方をばらしてしまいましたが。
そして、サンバステップで追いかけて(真偽不明)、アッサリ追いつきます。そこで家来にしてもらいましたが……第一家来はすでに喜三太に取られていました。
それについてはとっても不満そう。大河でも特撮(マジレン)でも、やっていることは同じようです。

なにはともあれ見せ場を取られる喜三太 。微妙にかわいそう。
戦闘能力は無いかもしれないけれども、馬が扱える上に、道に耳をつければ、迫ってくる人数とかが正確にわかるその特殊能力ってのがあるわけで。
よし!  しばらくの間のごひいきキャラは、第一の家来なのにいまいち影の薄い喜三太に決定!! てなもんで、来週からはなるべく喜三太日記にしようかと(誰が見るんだよ)。

そして元服しました。

ところで、五条の大橋が五話で、元服して九郎義経を名乗るのが九話って……。もしかして狙っていたのか!?
コレでもう一回そういうことがあったら、本気で意図的だったと疑うことにしよう。
でも、一の谷の合戦を第一話でやるとか、八双とびを八話でやるのはもう無理なので(当たり前だ)、十一話、二十一話、三十一話、四十一話でやったり、十八話、二十八話、三十八話、四十八話出やったら疑うことにしよう。他のでもいいけど。

ま、その後もわらわら仲間が増えていくわけで。
スラムダンクやドラゴンボールのごとく、わらわら仲間が増えていく……時期なんでしょうけど、それにしても増えすぎです。
よくよく考えてみれば、逃げている身なのに止まるところはそこそこの小屋だし、元服する余裕があったり、馬を手に入れたりと。
お気楽逃亡ライフですね。

今週見ていて、不思議なほどにイヤじゃなかったし、結構みていて楽しかったのは……何故だろうと考えてみたら。
やたらと男くさい話だったからだ、と、気がつきました。

男が好きというよりも、女が嫌いなようです(作中の)。

平家の女には
腹がたつほどでした。


だからひらひら。(2005/03/14_Mon)
義経第十話「父の面影」。奥州平泉でののんきな生活編、のようです。
本当、のんきな生活。
逃亡もアレだけ優雅でのんきだと思っていたら、案の定(当たり前だが)京の平家に駄々流れ。落ち延び先だけでなく、元服したことも元服後の名前も駄々漏れ。隠す気なかったのが元々にあるのだろうけれども、追うほうもそれほど必死じゃなかったのがありありと。
こんなんだから……。
ま、そんなわけ。

で、奥州平泉でののんきライフを満喫する一行。
一番家来の喜三太は、キャストでは明らかに扱い軽く、本編でもさらに扱いの軽いとっても寂しいキャラですが、唯一「義経公認一番家来」ってだけが売りです。後半10分にしか出てこなかったうつぼ(上戸彩)にもキャスト順で負ける始末。
公認家来も役立たずは役立たずのようです。

そんな義経は、あいも変わらずどこぞのエライお家柄のトップには好かれるスキル大発動。その代わりにそこの実子どもには毛嫌いされるスキルも同時発動。

一度は父と思うた清盛に続き、奥州平泉のドン、藤原秀樹……もとい、ヒデヒラに気に入られる始末。

本当のとーちゃんの面影は知らんけれども、清盛と秀樹……ヒデヒラとを重ねてみてみたり、本人そんな気は無いのに、秀樹……ヒデヒラに好かれてみたり。
秀衡!! そいつ(義経)は「大物かうつけか」っていったら、ゼッタイうつけ側だってば!!
そんなところが見抜けなかった秀衡。うーぬ。

ま、だけれどもあのおもてなしは確かに退屈だから、寝てしまう方に激しく同意。
あれ、……当時はゴラクだったわけ?? 面白いの?? そういえば白拍子も面白いのか……微妙だよなぁ。

英樹はよかったのよ、英樹は。

お気楽生活、三食昼寝つき。(2005/03/21_Mon)
義経第十一話「嵐の前夜」。奥州平泉でののんきな生活編の続きです。
明らかに史実になさそうな話に長々と時間を割いてくれます。

本当にあったのかなかったのか、秀樹……もといヒデヒラの嫡男、泰衡を助けたお礼に高級住宅地をあてがわれて、そこに明らかに史実に無い幼馴染の女(うつぼ)を囲って暮らすという部分をそれはもう長々と……。

って、義経のヒロインって、静じゃないの!?  

知らなかった……きっと一番愛妾(?)はうつぼなんだろうな。一番家礼(OPではじめて知ったよ、「家来」じゃなくて「家礼」であって、「家人」より格下扱いなのね)が喜三太っていうのよりもはるかに上位の意味で。……そういえば喜三太はちょっとしか出てこなかった一茂(すみません、役名と実名が混ざっていて)より下だった……(キャスト順)。

男四人が集まって、他人(御曹司・主人)の恋の話に花が咲きこっそり家礼仲を深めていく連中。
出ても来ない女(しのぶさん)で、忠信と(明らかにおまけ扱いで継信とも)勝手に友情を深める義経。

やっていることはさすが主従です。おんなじ。

ま、色々あったけど、あらぬうわさを立てられてうつぼは身を引きます。一人で京に戻っていきます。
元々は貧乏な家なし子のうつぼ。奥州平泉では明らかに三食昼寝つき(憶測)ののんきな生活を送っていた。ええー? それでいいの!?
それもあるけど、別れ際に「京にゼッタイ戻ってきて」 と義経に言っていたが……まさかそれが京に帰るための伏線!? ははは、まさかな……(でもちょっと怖い)。

それよりも、恋のライバル(?)を追い出せた弁慶の嬉しそうな顔が、妙に心に残っている。いかにも邪魔者排除できた喜びの顔!! ……この男、要注意です(義経的に)。

さて。先週、つまらないと書いた「宴」ですが。
いや、本当につまらない。ついでに女どもがやっていた「比喩合戦」も……どうかと……前やっていた貝合わせも……ねぇ……。
ただ。
あの泥遊びは面白そうだった。私も法皇様と一緒で、泥遊びに賛成です。

うつぼはかませ犬でしたね。
貧乏っ子には興味ないのか、義経よ。


逃亡中に小旅行。(2005/03/28_Mon)
義経第十二話「驕る平家」。奥州平泉でますますのんきな生活編の続きです。
平家から逃れて平泉に来ているはずなのに、東や北にたまに長旅に出て……木曽義仲に会ったりするわけですか。
やっぱり早々に鬼になって、ぶっ殺しておく方が正解だったようですよ、清盛様(笑)。

ま、本日のハイライトは、なんといっても重盛様の死、でしょうね。
……重盛よ、なぜわしより早く死んだ。
という清盛の心の声が聞こえてきそうです。
というよりも、私の清盛-重盛のイメージって、それしかなかったりします。
いよいよ重盛様も死んでしまって、話がまともに進みそうですね。さすが来週13話です。佳境ののろしが上がったのを示唆してくれています。

とまあ、コレが多分ストーリー的なハイライトなんでしょうけれども(木曽義仲との出会いじゃないのか??) 私的にはもちろんそんな史実部分はどうでもいいわけで。

キャスト順。
義経→弁慶→三郎→次郎→喜三太……
!!!
おお!! 喜三太の……喜三太のキャスト順が、前回より上がっているよ!?
ってことは、出番の量に応じて毎回変動!? うーん、実に微妙なポディションだ、喜三太。
で、前回より前ってことは見せ場があるのね……わくわく。

「あっちに入り湯がありました」
!!
ひゃっほう! 仕事のできる男だ、喜三太!! 馬は扱えるし人の数もわかるし、挙句に温泉探しも特技の一つとは!!
今のところ、弁慶の100倍は役に立っているよ、喜三太!!

……。
ま、それも今週まででしょうか。来週からは本格戦闘が始まるようですので、どんどん出番が追いやられていくわけですね。喜三太。

えーっと……いつ殺されちゃうんでしょうか?

結局ラストまで殺されなかった。ほ。



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