vol.004 ** 警官に護衛される? **
07.May.2003

 海外旅行にはドキドキする体験がつきものですが、
 スペインでの怪しい体験をいくつか・・・
 
 バルセロナにある「ランブラス通り」での出来事。ランブラス通りは道の中央が
 遊歩道で、その路上に土産屋、花屋、カフェなどが現れ、店と店の間には、
 大道芸人がいたりと 楽しく散歩をすることができます。
 客引きのおじさんの「キンギョもあるよ!」という意味不明の日本語に驚かされつつ
 散歩を楽しんでいたときのことでした。
 
 治安はイマイチと聞いていたので気をつけて歩いていると、
 遠くから白バイらしきものに乗ったポリスが2人近づいてきました。
 「警官がいるなら安心」と思った私の頭に、もう一つよぎったこと・・・
 それは「ニセモノも多い」ということ。パスポートを提示させて奪っちゃうらしいです。
 ニセ警官?本物?と考えている私達に、大きな体の警官らしき2人が近づいてきました。
 「素知らぬ顔」で散歩を続けることにした私達の後ろに、
 何かを話ながら2人がピタリとくっついて歩きだしました。
 正直、散歩どころではなくなりました。ドキドキしながらあっという間に目的地に・・・
 私がその通りから離れると警官はさっていきました。
 
 もし、この警官たちが本物なら、
 「スリのターゲットになりそうな弱っちいのがいるからついとくか」だろうし、
 もしも、ニセモノなら「カモ!カモ!」なんてくっついていたのだろうし。
 どっちにしても「体の大きなお兄さん達」は怖かったです。
 あ、怪しかったのは私達の方だったのかも?
 そして、次回は本物に遭遇の巻です。
 
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