超高速、ハイグレードポリゴンドライブゲーム。
メガドライブは、まだまだいけるぅ、これからなんだぁ。とさんざん期待させてくれた、今となっては悲しいゲーム。
凄く良いゲームであります。ドリフトしまくり、スピード感ありまくりのポリゴンゲームは、この時代無かった。
アーケードではあったけど、家庭用では、偽物ポリゴンムービーのスターフォックスくらいしかなかった時代、こい
つの存在は、驚きであり、同時に誇りだった。二人用も異常なまでに熱くなった。BGMはチェックポイントを通っ
たときわずか二秒間。後はエンジン音だけ。硬派で、静かで、緊張の、熱い時間。渡辺君が「対戦しよう!」とわざ
わざ吉野の家にまで、持ってくるほどの、素晴らしいゲームであった。
ホント、これからはセガの時代がくると思わせてくれたゲームだった。まさかこの後、急速にメガドライブが冷え込
むとは、思っても見なかった。見なかったんだってば。ちっくしょー
ハード・ドライビング
ある意味上のソフトとは対極を成すソフトである。ポリゴンドライブゲーム。
遅い。もうそれはものすごく遅い。でもそれは、ソフト上でリアルタイムポリゴン標示しているからなわけで、思わ
ず、「がんばれメガドライブ!」と話しかけたりしちゃいそーな、それはいじらしいがんばり具合なのである。
こっちは上と違ってホントーに「仮想運転」なんすよ。80キロ出してると、カーブ曲がれません。ドリフトなんて、
出来ませんし、したときは死にますな。間違いなく。
交通ビデオってあるじゃないですか。あの、無駄に見ている人を心理圧迫させて、恐怖をあおり立て、教育の名の下
に、なんだか邪悪のにおいのする、役人が作成した、運転意識萎縮ビデオ。アレを見る度に、作ったやつの姑息で卑
怯で腹黒い意図には怒りを覚えるのですが、自分で出来るとなると別です。崖から落ち、壁にぶつかり、橋から落っ
こちる。「あはは、死んでるよこいつ」とかいいながら、自分の操作をゆーっくり、第三者の視点でリプレイが見
えるのですよ。間抜けで、笑えて、ちょっぴりダーク。まさにメガドライブな楽しみ方じゃないでしょうか。まあ、
橋を飛び越したり、ループ状の橋回っちゃったりするのを「バーチャルか?」ってつっこまれると、困るけどさ。
ハブリット・フロント
大戦略スタッフの送る、SFサイバーシュミレーション。
だからシュミレーションダメだって分かってるのに、なぜ買うかな俺は。末や準三のイラスト。荒廃した未来、カウ
ボーイと呼ばれるホバギー乗り、SF作家さんのシナリオ、「ハードワイヤード」か「モナリザ・オーヴァードライ
ブ」かってもんですよ。こりゃーもう、買うしかない。買うしかないでしょ。
で・・・・・・だから、シュミレーションは、ダメだっていったのにー。とほほほほ
バットマン
50円でした。中古で。
バンゲリングベイと同時発売してそうな、白亜紀のアクションゲーム。古生代や、カンブリア紀かも?
まあ、生きている化石というやつですな。っていうか、こんなソフト作っちゃうのって、すげーね。まあゲームとして
は死んでます。「生きている」は、抜きだね。化石だ。
この後、友達と別な話題で盛り上がりました。
このソフト、実はすごい秘密を持っていて、友達と一緒に持ち歩いて道ばたでソフトを眺めてたりなんかすると、突然
目の前に、黒塗りのベンツが止まる。そして中に乗っていた紳士が、ただならぬ形相で駆け寄ってきて、僕らに話しか
けるんだ。「き、君、君が手に持っているのはひょっとして、メガドライブの『バットマン』ではないかね?」「は・
・・・はあ」そういうと紳士はおもむろに懐からいっぱいの札束を出す。「ここに五百万ある。たのむ、そのソフトを
売ってくれたまえ!」僕らはおろおろ相談してから、答えるんだ。
「その五百万はいりません、反対に僕らがお金を払っても良いですから、そうまでこのゲームを欲しがる理由を教えて
下さい!」
エーこの後のストーリーを面白くできる方、投稿、お待ちしております。
バトルゴルファー唯
・・・・・ついにこのソフトについて、言及する日が来ましたか。ふぅ。時効だと思うので、ラストまで書いちゃいま
すね。「んもーやってる途中だったにー」という方は・・・・・メール下さい。友達になりましょう。
バトルゴルファー唯は、改造人間である。
世界征服をたくらむ、悪のプロゴルファー集団に誘拐された唯は、改造手術により、バトルゴルファーにされてしまう。
しかし、間一髪、脳手術の前に組織から逃亡。世界を悪の軍団から救うための、唯の孤独な戦いが、今始まる。
唯はいろんな技が使えまっす!だってバトルゴルファーなんだもんっ!
まあ・・・・・なんだ「旗包み」クラスの変なやつ。地面に一度ついたら、そこで完全に止まる技とか、絶対にピンに
向かって跳ねる技とか、水だろうが、バンカーだろうが突っ切る技とかよ。
で、敵も変。怪傑ズバットもどきとか、鬼太郎もどきの「キタ子ちゃん」とか・・・・・・・。
勿論コースも変。溶岩だらけのステージとか。グリーン以外は断崖絶壁とか、一反木綿の格好してるとか。
キャラクターデザインはね、どこかエッチくさい可愛いーロリロリ女の子の得意な、どっちかっつーとメジャーな人。
名前出しても、知らないし、俺も覚えてないんだけど、知っている人が多い人だよ。たぶん。代表作は、「まけるな魔剣
道」・・・・・分かった人は、マニアですな。メール下さい(笑)。
でまぁパロディー満載のくっだらねー戦い繰り広げるわけですよ。で、最後の対決は、ともに誘拐され、最強の悪の戦士と
なった親友。
唯は勝ちます。
その時、奇跡的にも親友の洗脳がとけます。「唯!」涙を流し、駆け寄ってくる親友。
二人の体が触れ合った時、
閃光が二人を包みます。
唯と親友の体にはものすごい爆弾が仕掛けられていて、二人が手をつないだとき、それは作動し、戦いを見ていた悪の組織
もろとも全てを爆風と轟音、閃光の中へ消し去ったのでした。
全ては組織を裏切った、科学者の作戦でした。わざと唯を逃がすことにより、組織をおびき出させ敵を倒し続け、組織の幹
部まで、引きずり出してから、もろともに消滅させる。
世界は、悪のプロゴルファー組織の魔の手から救われたのです。
ここまでこの文章を耐えて読んでいただいた方には、僕のこのゲームを終えたときの「変な気持ち」を少なからず共感しても
らえると思います。「なんじゃこら」とコントローラーを握った僕は、思わずつぶやいていましたよ。
いるのかな、ここまで読んでくれるような奇特な人、・・・・メール下さい。
バトルマニア
メガドライブを代表するカルトシューティング。
狂気のようなギャグセンスと、イカれた面構成。あほストーリー、グーなゲームバランス。
ビープでベタぼめしていたので買ったんだけど、ありきたりのことしかいえんな、やっぱり。
なんだかキーそーさすると、主人公がスーファミ踏んづけるイカした画面が登場します。そんなこともあって、
ゲームにそう思い入れはないけど、このゲームがけなされていると、むかつきますな。
バトルマニア大吟醸
メガドライブを代表するカルトシューティング。
狂気のようなギャグセンスと、イカれた面構成。あほストーリー、グーなゲームバランス。
ビープでベタぼめしていたので買ったんだけど、ありきたりのことしかいえんな、やっぱり。
んーカットアンドペーストしてしまいました。正直、どっちがどっちのゲーム画面だったのか、
現物見ないでレビュー書いてるんで、思いだせまへん。あと例のイカした画面が出ないのもこっちの方は
マイナス対象ですな。
サターンで、プレステ踏んづける続編は、出ませんでした。
バリ・アーム
ヒューマンの放つアニメばりばりシューティング。
でもドラマ性はなくって、ビジュアルシーンもオープニングとエンディングだけ。
やっぱり両立って難しいんですかね。「二つの要素をドッキング」とか言って成功したゲームは・・・・・むー
マイナーしか知らないから、タイトルも出せやしない。やったことないけど「スプリガン」とかは、すごそうだったなー。
ストーリーとシューティング、時々ビジュアルシーン。俺はこういうのやりたいけど、どっちかにしろ!って硬派と、
軟派に分かれちゃうんですかね。
このゲームの最高に格好いいアニメシーンは、没エンディング。
コマンド入れないと見えないのよ。勿論ふつうにゲームやってるだけで、攻略本も買わなかったら、一生見れない。
なんだかすごいゲームだよね、こいつ。
ビースト・ウオーリアーズ
自らのモンスターをカスタマイズし、敵と戦う、モンスタープロレスゲーム。
プラレス三四郎風ってやつでしょうか。興奮するよね。自分だけのモンスターが勝ち進んでいく。パスワードでお友
達とも対戦可能。これでしょ。やっぱり。
で、さすがは日本テレネット、見事なまでに、超ヘボゲー。もー操作性わりーわ、単調だわ、地味だわ、技少ないわ。
おまけに自分の好きなよーに育てると、クリアーできません。あほか。こんなゲーム発売すんな。
でもこのテーマで名作って意外と少ないんだよね。アクションロボットもので、決定版なやつでないでしょうか。
「アーマード・コア」は近いんだけどねー。「格闘」したいっす。そろそろレゴブロックで、出ないかねー。
実は期待しています。
もうちょっとしたら、レギュレーションもない、滅茶苦茶なロボットプロレスを生で見せてくれるような、勿論人型である
必要もない、NHKのようなのほほんじゃなく、ダークなやつでないっすかねー。
ボール運ぶんじゃない、機械の壊し合いをするロボット選手権。どっかやんないかな。
ピットファイター
「なさけむよう」「つよすぎてそんはない」「コインいっこいれる」「残虐行為手当」
まあ、こんなゲームっす。
「カラテカ」を越えるべく、海外よりやってきた格闘ゲーム。スト2より先に出て、そのおかげで毒されることなく独特の
格闘ゲームに仕上がっている。主人公たちは、格闘をするんだけど、純粋に金が目当てなわけよ。酒場とか、地下格闘場と
か怪しいところで観客たちが親指下にして「殺せ、殺せっ!」って喚いてる中、戦うんだな。椅子投げつけたり、落ちてる
ナイフ拾ったり、パワードラッグなるモノ飲んだりよ。エキサイトした観客が殴りかかってきたりするの、張り飛ばしたり
も出来るぞ。んで勝つとよ、フォークリフトに載っけられて、持ち上げられるとその足下にうずたかく賞金が積み上げられ
ていくという・・・・・・。
いいげーむだなぁ。
ファイティングマスターズ
スト2がコンシューマーにまだ出ていない時代、それを当てこすって、「いかにもてきとー」な格闘ゲームが世にあふれた
時代がありました。今でもその流れは変わってないかも・・・・・・。って話はおいといて、このゲームもそんな中の一本
だったのよ。でもこれは熱くなったぞ。面白かった、いいゲームだ。主な技はパンチとキックと投げ、レバーを入れて割と
豊富な技が出るけど、そんなに多くない。でもシステムがよかった。
画面をぴょんぴょんはね回り、パンチかキックを当てると相手が一瞬硬直する。その一瞬に相手をつかんで投げを打つ。ゲ
ームの流れはこんだけだけど、これが良いのよねー。しかも壁を使うと多段ヒットする技とかもあって、戦略も結構練れた
よ。壁際で相手を待つということは、相手にもチャンスを与えちゃうかもしれないんだ。
キャラも個性的だったと思うよ。「ヴァンパイア」風にキャラ制限しない作風の化け物系だったから、何でもありだし、
キャラバランスも、ばくち系から、安定系まで色々あったしね。
まあこのゲームがよいゲームになった一番のところは、「ノリの良い対戦相手がいてくれた」ちゅーことだな。実際はよ。
ファイナルファイトCD
ざまーみれ、スーファミってとこですかね、気分的には、このソフトが出たときにはほんとそう思いましたよ。
完全移植ですよ、完全移植。二人プレイがきちんと出来るファイナルファイトってコンシューマーだとこいつだけじゃない
っすかね。興奮しましたよ、面白いです。やっぱいいゲームですな、こいつは。「ベアナックル」も良いけど、本家はまた
やっぱりいーですわ。
もちろんスーファミ版から遙かに後に出たので、メガドライバーは大喜びでしたが、任天堂な人たちは「ふーん」と言って
終わりでした。時代はすでにスト2ターボだったし。
さのばびっち。
あと無限コンテニューくらいつけてくれてもいいじゃんかよ。接客用にすると、難しすぎますわ。「ベアナックル」やっちゃ
うぞ。
ファンタシースターU
メガドラ初のRPGで超有名作。悲劇的なストーリーと、当時全盛のファンタジー色を廃し、SFの味付けをしたゲーム。
・・・・なのだそーです。メガドラはRPGが超不作なのです。何もないのです。こんなかったるい、バランスのとれてない
ゲームを大会社であるセガが出してしまうのです。まあグラフィックも、雰囲気もいいんですが、ソフトが出てからかなり時
間がたってからやったので、僕は途中で投げ出してしまいました。
バランスは、昔のゲームではよくある手法なのですよ、実は。ダンジョンの最奥部まで、死ぬか生きるかぎりぎりのとこまで
にしておいて、レベルをあげて、いったん帰ってボスまでの最短距離を行く。延々それの繰り返し。
いくら一本道だからって、ゲームの進行まで決めちゃってどーする。
安直すぎるぞー。
まあ、RPGとは、何?みたいな思想が出てくるのは、このソフトから遙か後なんで、このころは「ドラクエや、FFと同じ
RPG作ったのに、何故売れないんだー」とか叫んでる人がいたんだろうね、きっと。特にメガドライブのソフト会社はよ。
ファンタシースター 千年紀の終わりに
メガドライブカートリッジRPGの中では文句なしのナンバーワンRPGでしょう。さすがです。
時代と思い入れをふかーく感じますな。ちょっと小粋な会話。狙いすぎないちょっぴりだけ野暮入ってるかわいいキャラ
デザ、シックなメカデザ。うーむー何でしょうね、世界観的にタツノコ入ってる気がするんですよね、なんか。ジリオン
好きな(ちなみに、全話所有)僕の贔屓目でしょうか。
陸空海に別々のメカを用意すると言ったら、タツノコでしょう。滅び行く世界、細々とおびえて生活する人々といったら、
タツノコでしょう。なんていい加減な思い入れはいいとして、
これもセガが満を持して出したと言うよりも、ファンとスタッフの要望に、ようやくセガが重い腰を上げた。という感じ
でしたね。まあそういうところも含めてセガが好きなんですが。「レンタヒーロー」スタッフがうんと言わないから、
絶対リメイクしない、とかね。
このゲームは「ぼくら」のゲームであった。ようやく望んだ、最高のスタッフの丁寧な作り。やりやすいゲームバランス。
やっぱり位置的には、「アレサ」とか「メタルマックス」に近いんじゃないかね。大作と肩を並べるほどではない、小さく
まとまった、良いゲーム。「シャイニングフォース」「ルナ」やひょっとしたら「天外魔境」だってそうだよね。「俺は、
大好きだ!」といって、「ふーん」ってかえされちゃうゲーム。
だからこそ好きなんだなぁ、その中での最高級のクオリティを持ったゲームだよ、こいつぁ。
ダークファルス飽きても出し続けるのには、ちょっと辟易したけどね。
フェリオス
やっぱりアルテミスでしょう。美少女シューティングの決定版ですな。
いまだにあのアーケードでの驚きは残ってます。何で移植しないんでしょう、ナムコは?
とらわれた妹である「アルテミス」を兄である「アポロン」がペガサスに乗って戦うというものなんですが、
ステージクリアの度に、超どアップでとらわれのアルテミスが画面いっぱいに現れます。
脱衣麻雀かと思いましたね、最初は。ナムコの「そっちの方の方向性」の究極でしょう。んでMD版なんですが、
えー白状してしまいますと、期待していました。自分が2次コンなのをはっきり自覚してしまった瞬間でしたね。
シューティングとしても遣り甲斐のあるゲームでしたが、「ご褒美」を期待していたことは、否定しません。
鎖に繋がれた、胸を強調した薄物を纏うアルテミス。
アーケード版に比べてあれだけど、在るってだけで、うれしかったっす。
フォゴットンワールズ
カプコンの「ロストワールド」からの移植で、初期の名作ですな。
アーケードではループレバーというものを利用して、方向を変えて打てるという方法を採っていたのですが、
メガドライブだと、ボタンを押すと、右回転、左回転となります。もーぐりんぐりん打ちまくり。
二人用プレイで始めると、無限コンテニューと同じになるあたり、「友達が遊びに来れば、ラストまで演出が見
せられる」グーなゲームでしたね。
あ、こっちにも胸のでっかい女の子のグラフィックが出ます。念のため。
不思議の海のナディア
同名テレビ番組のアドベンチャーゲーム化。
ドラクエ風の画面で、2Dのちびキャラが、演技をするゲームであります。やはり「ナディア」という素材では、
どう言いつくろっても「絵」が命だったので、PCエンジン版や、パソコンゲームと比べるべくもないショボイ画面
が悲しかった。
だがしかし!このゲームは面白かったのです。素材を大胆にアレンジ、最初から最後まで突っ走ってストーリーを見
せてくれる演出はナイスでした。なんだか人がいっぱい死ぬ死ぬ。ギャグというトーンは綺麗に抜け落ちていて、
アドベンチャーゲームとしては、綺麗にまとまっていてハードでそれなりのストーリーにされていました。なんだか
風呂敷が広がりまくって、視聴者置いてきぼりなTV版とは好対照。ってのは言い過ぎですが、「きっちりまとまった」
という印象は、評価したいですな。
でもさーネモ船長って、何であんなに無能な人物として描いちゃうのかな、アレじゃあ誰も付いてこないし、人として
魅力なさ過ぎ。後で取り繕うけど、なんだかなぁ。そういうところが、庵野秀明嫌い。
とか言っちゃったりして。エヴァおたくー。
ぷよぷよ
メガドライブをメジャーな位置に跳ね上げ、コンパイルを違う方向性にひっくり返してしまった、いろんな意味で記念碑
的なソフト。アレスタ出してよ、コンパイルぅー!
対戦パズルゲームのルールを作り出したゲームであります。この後雨後の竹の子が百億万本出ているところからも、この
ソフトの面白さが伝わってくると思います。一日一回クリアが、日課になって、目を閉じるとぶよが落ちてきてたりして
たもんなー。
パズルゲームというのはそれまで己との戦いだけだったのです。ゲームは全てそうでした。まずスト2がその常識をうち
破り、次いでこのソフトが、対戦する人達の層を広げたのでした。可愛いキャラクター。単純で深いルール。悔しがる人
の顔。「人間を相手にしている」という楽しさは昔からあったのは確かなんだけど、すぐに勝負の結果が分かる。簡単に
達人を目指せる。単純なコミュニケーションですむ。というのは、実は「人とのふれあい」という物の新しい側面の開花
なんじゃないかなんて、思ってる。
ぷよぷよ通
かたぶよ、得点ぷよ、が増えた「ぷよぷよ」。変更点はそこだけじゃない。くっつく寸前のぷよでも上下が反転できるよ
うになった。これに幾度助けられたことか。
この後もキャラクターを代えてマイナーチェンジがされる。まあ、いらない人にはまったくいらないんだけど、欲しい人に
は欲しいソフトへなっている。あんまり変わらないで欲しいと言うところと、大胆に変えてもありなのではないかと言うと
ころが楽しいはずなのだが、なんだか守りに入っちゃってるよね、コンパイル。
あと、声優はちゃんとプロ使いなさい。社員の声入れて客置いてきぼりにしてどーする。んなものに金払いたくないぞ。
BLACK HOLE ASSALUT
ヘビーノヴァから一年。マイクロネットの意地をかけた格闘ロボットアクション。
まあ、かけた情熱がそのまま素晴らしいゲームになるかというと・・・・・・・いや良いゲームですよ。悪くはない。
ただ佳作であって、ねぇ。丁寧で高い技術に裏打ちされた作り、英語のナレーションで語られる大人な雰囲気。作り込まれ
ている感覚。一度目の失敗をバネに、復活をする物を世に出す会社。マイクロネット。
まぁどうして一度目にこれだけのクオリティの物じゃなくて、あんなのだしちゃうの?とか。バトルファンタジーでせっか
く上がりかけていた評価、ご破算にしちゃうとか、そういうところが好きだというマイクロネットファンも多いと聞く。
世界というものは、限りなく広いと感じる瞬間でありますな。
プリンス・オブ・ペルシャ
さあ、薬を飲み干そう。腰に手を当てて。
海外製の、くねくねアドベンチャーゲーム。始めてみたのは、マックの画面でありました。白黒で描かれたシックで美しい
宮殿を、くねくねと独特のスピードで動くターバン巻いた主人公は、大人な感じでした。と・こ・ろ・が。
メガCD版は、なんだか悲しい出来になってしまったとさ。
アニメ美少女と、アニメ男が、アニメ悪役に引き離される動画オープニング。くらくら来ました。
まあハードの限界ですかね、ドットの感覚とか、マックと違うんですなー。オリジナルだって、そう遊べた操作性じゃな
いんですが、メガドライブ版も、やっぱり操作性、悪かったですな。
ベアナックル
ファイナルファイトのスーパーファミコン版には、本当に歯がみしました。
悔しかったですな。で、その対抗馬と当てこすって、まんまパクリなゲームがでました。「ベアナックル」
こいつです。スーファミとは比べ物にならないショボイ画面、正直、悲しかったです。と・こ・ろ・がこいつはもー
おもしろいったら、面白いってばさ。友人に自慢できるゲームでしたな。武器を使い、地形を使い、殴る蹴る、そして
勝つ。実はファイナルファイトはここの部分がきちんとできていないと、僕は思っています。爽快感と、ゲームとして
の感覚というのは別な物であり、アーケードゲームだから、ああいう雰囲気になり、後発であり、家庭用だから、敵と
の距離をとる間隔、地形の外に投げ込むことにより、雑魚の一発死を促す操作性。地味ながら美しいステージ演出、ア
イテムの有用性。ステージの感覚、ボスの強さ(除くデブ)、おまけにバッドエンドまでありという、「俺はこういう
ゲームやりたかったよ」ってな感じで、「山椒は小粒でぴりりと辛い」的な、良いゲームでしたね。
「ファイナルファイトのパクリだもんなー」といいたい奴には、言わせとけば良いんです。「ベアナックルの楽しさ」
それはファイナルファイトとは似て非なる楽しさです。独特のゲームっぽい古さは、いい味ですな。
ちなみに僕はアダムをメインで使っておりました。・・・・ここ笑うところです。
ベアナックル2
ベアナックルで最大の問題であった、グラフィックの強化、そして古い雰囲気を残していたゲーム性の変更、更にブレイ
ズの露出度を強化した、完成版とも言えるベアナックル。おらー古い方も好きだけどね。よりファイナルファイトっぽく
なり、流行りに乗って、光線系必殺技の導入。なんだか気の使い手になっちゃってましたね。キャラパターンは更に細か
くなり、書き込みもぐぐっと増えることにより、臨場感爆発。おまけに打撃音も気合いの入った物になりました。
でもなんだかねー。ダメージ受ける理不尽系が、多くなったような気がしてさー。
メガドライブを代表する格闘アクションなんで、このくらいしか文句言うこともない代わりに、熱く語ることもないだろ
うと言う、スタンスですな、俺としては。
ベアナックル3
どんな作品でもそうなんですが、3という物は、2の良い部分を引き継ぎつつ、演出をやけくそ気味に派手にすると共に
、ある程度原点回帰がはかられます。
どうもスーパー忍びっぽい匂いが良い感じ。コマンド入力式の必殺技が増えて増えて、収集付かなくなってたりもして、
ゲーム的には、高い完成度を誇っているかというと、大味になっちゃってるし、んでこだわりは薄くなっちゃってるという、
「3」はだめだね、とよく言われる映画のような(あの作品とか、それとか)の轍を踏んでるっちゃーふんでるねぇ。
でもね、演出にはなんだか、昔からのセガ臭さがするのよ。なんか、良い感じ、ブルドーザーに追っかけられたり、ドラム缶
転がってきたり、勘違い忍者出てきたり、「雰囲気マジな、ゆがんだユーモア」を確信犯的にやってる部分が強化されててね
ー。好きです。
ヘビー・ノバ
えーちょっとテンション落ちてきているんで無理矢理馬鹿っぽさをあげていこうと思います。
マイクロネットが放つ、メガCDソフト第一弾! スト2大流行に便乗した、格闘ゲームだ!
技はキックとパンチ、跳び蹴りだぁ! ガードがない代わりに、しゃがんだり、ジャンプ中には攻撃があたらない、
斬新だよお!
でも俺はこのゲームの雰囲気は大好きなんだぁ。変な浮遊感のある格闘の操作性そのままで、敵基地内を突き進み、
ボスと格闘、色違いで二周。最初は訓練用に面が進んで、その後実戦なんていうのは、バーチャロンにまんまパクら
れたりしている斬新さがあるんだよ!
むむむむむ。あんまり面白いこと書けないなぁ、反省。
「アーネスト・エバンス」と共に最初に手に入れたソフトでしたね、ヨドバシカメラでは売り切れちゃってて、何か
ちょっとあやしーとこで定価で買ったんだよね、メガCD。このソフトを買うときの「マジでこのソフト買うの?」
という店員の目がちょっと気になったんだが、俺はこのソフト好きだ。結構遊べたと思うし、「ブラックホール・アサ
ルト」の完成度も楽しめたもの、良いソフトだよ。
でも主題歌があるのには、わらかせてもらいました。腰が砕けたよ、ホント。
ボールジャックス
もー何か、「俺はメガドライバーだから」という義務だけで買ったソフトなのよね、これ。
二体の蟹型ロボットが、ボールを投げ合い、お互いを破壊する、近未来アクションスポーツゲームなんだけど、
俺、どうもこういうのダメ。ストーリー性がなくて、技術的テクニックを高める「純粋なゲーム」ってダメなのよ。
テクニックを極限まで磨いて対戦するの、格闘ゲームだと、「キャラと同一化」が味わえるんだけど、蟹ロボットと同
一化したくねーしな、俺。
ボナンザブラザース
今はもう「タントアール」なキャラクターになってしまって、続編でないんすかね、「マッピー」やふるくは、
「ルパン」何てのもありましたな、そっち系の物を盗んで脱出するゲームです。
メーカー違うけど、マッピーぽいといえばいえますな。様々な仕掛けを使って、追っ手をマヒさせて、かわして、
お宝をゲットする。コミカルなキャラクター達の追っかけっこ。
グラフィックセンスとか、敵のキャラの仕草とか、いい雰囲気なんだよね。レンタリング風の簡略化されたデ
フォルメぶりも、良い感じ。アーケードのファンにいわせると「足りない」そうなんですが、俺は大満足だったよー。
二人同時プレイまで可能。っていうか、それが売りだね、このゲームは。二人して事前に打ち合わせして、合流して
脱出。くうーっ良い感じ。何かまたやりたくなって来ちゃったなあ、友達呼んで、今度やろーっと。
これと「ずんずん今日の野望」セットにしたセガエイジスでたら、ドリキャス買うかも、俺。
炎の闘球児 ドッジ弾平
熱血硬派くにお君のドッジボール版のコロコロ版。頭悪い説明ですか? そうですな。
まあ、そんなところっす。
必殺技の応酬で、相手にぶち当て、倒す。ボールが地面に落ちようが、そんなこたーどうでも良い。
画面上には体力ゲージがありましてな、それがなくなったら、フィールド外な訳ですよ。立ち上がれなくなったら、
退場。
イヤー今日びの小学生のルールは、きびしーですなー。火が出たり、七色に光ったり、渦巻いちゃったりするボール
をぶち当てられて、吹っ飛ばされて、立ち上がれなくなったら退場。うーんすごいっ!
まあ、僕の世代の時も、「平安京エイリアン」で世界救ったり、ガンダムと一体化してたたかったり、コロコロ、
ボンボンのノリは、あいかわらずってとこですな。最近では「ミニ四駆」で世界せーふくだし。
このゲームでは主人公でもないのに何故かいつも最後まで生き残る、緑色の眼鏡君か好きでしたな。
くはぁー「は」行完成しましたぁー。1ヶ月ですか? かかりすぎですな。いやね、UOのせいだけではないんすよ。
まあ一番の理由なのは確かなんですけどね、とほほほ。他にも色々忙しくてねー。うーん。
いつになったら終わるのやら。