四人の主人公が織りなす、ファンタジーシュミレーション。RPG要素も、有り。
キャンペーンマップで戦い進むマスターオブ・モンスターズのセガ版。正直、納得いかないんだよね、こーゆーやつ。
いくつものマップを戦って、キャラクター持ち越しできるんだけどさ、それはいいよ。でもさ、こっちはひっしこいて育てないと
いけないのに、どうして新しいマップで初期から強いやつが、敵にいるの?ゲーム的にはそうなのは、すごく納得できるけどさ。
感情の面で、処理できませんな。こっちは、すごくがんばって、ポロポロとちょっとずつ強いキャラを作るのに、敵はいきなり
最初から、強いんだもんなー。むー、システム的にこういうのダメだな、俺。
いや、たぶん、このゲームに対する違和感が、ラングリッサーとか、シャイニング系とか、「自分の答え」を見つける動きにな
ったんだろうな。
えーと、「四人が織りなすストーリー」はオープニングと、エンディング(未確認)で説明されるだけで、ゲーム本編とは関係な
い。と、思うよ。途中で投げちゃったから、解らないけど。
ダーナ 女神転生
ファンタジー横スクロールアクション。
決して美しいとは言えないグラフィック、良いとは言えない操作性。しかし、このゲームには「味」がある。世界があるんだよ。
面白いぞ。割と多彩な剣による攻撃パターン。それにこっているのが、面の構成。巨人の肩に乗り敵をなぎ払い、馬で敵陣を駆け
抜け、グリフィンで空を飛ぶ。敵も、双頭の阿修羅とか、空飛ぶ剣士とか、巨人対オクトパスとか、解ってらっしゃる。燃え落ち
る館を上に上ったりな。このゲームは売れなかったし、雑誌で評価もされなかった。こだわりと思い入れだけでは、ゲームは受け
入れられないんだよね、悔しいけど。
チョコボのダンジョンがすごくいっぱい売れると、ゲームってのは幼児のものなんだなぁーって、世をすねたオタクである僕は、
どうしても感じちゃうのよ。多数決が強いのは当然だけど、ひがんじゃうよなぁ。
ダイナマイトデューク
オペーレーションウルフ系マシンガンシューティングにアクション性をプラスした良い感じのゲーム。アーケード版はパンチとか、
キック駆使してな。一撃必殺ダイナマイトパンチ!とかさぁ。見た人じゃないと、このゲームの「いい感じ」はつたわりにくいな。
でも、移植はなんだかショボかったのよ。操作の単純化とかも原因だけど、演出カットって、あんなにしたら、ねぇあんた。ってな
くらいに・・・失望しましたね、あたしゃ。
でもそれなりに、チープな感じがあって、僕はやっぱりこのゲームが好きだったりする。業が深いというか、何というか。
ダイナマイトヘッディー
トレジャーの送る、奇妙な世界の、奇妙な横スクロールアクション。
頭のとれる欠陥人形、ヘッディーが恋人を救うため、孤軍奮闘。人形を支配する悪い魔王に、立ち向かう。
人形達による、人形達の大戦争。アメリカは、これを見て見習いなさいよ。これが正しい「おもちゃ達の世界」だ。そう考えると、
イギリスっぽいのかも。向こうのサーカスの、華やかだけど、舞台裏はぞっとするほど暗い感じがすごくよく出てる。よく考えると
残酷だったりね。パステル調の淡い色を使ったグラフィックがまた美しい。統一された世界観による、人形達の世界。ホント、面白
い世界観だ。すごくセンスがいい。
この感じは、「シルエット・ミラージュ」に継承されるんだけど、世界観の統一感は、こっちの方が上だと思うな。
・・・・でもね、難しすぎて、裏技使わなくてはクリアーできませんでしたよ。ぼくは。
大魔界村
「だいまかいそん」って読みます。って嘘ですけど、これがすぐに嘘だって解るぐらいにメジャーなタイトル、
そしてゲーム。
一作目で救い出したお姫様がいきなり死んじまうオープニングがなくなっちゃってるのは痛いっ!
このゲーム僕は無敵コマンドと面セレクトがあるのを知ってから手を出しました。僕はこういう世界観が
濃いゲーム好きなんですが、ヌルゲーマーなもんで、終わらせてすっきりしないといやなんざんす。まあ、
コマンド使わないでも一応挑戦しましたよ、イージーで。2面越えられませんでした、とほほほほ。
生き返ったお姫様を抱きしめて、あんなにいっぱいハートマークを出すアーサーに失礼なんですが、
「死体の方が完全に僕のものになってたのにっ!」とかいう後悔はなかったんですかね?
「ホントは怖いグリム童話」にのってたエピソードなんですが、「白雪姫」って救い出してくれた王子様に
初夜のベッドで「死体だからキスしたのにいっ!」って、殺されて剥製にされちゃうんですよ・・・・・嘘です。
タイムギャル
ウルフチームのLDゲーム第二弾。
「♪とーきーのかわー」という山本百合子さんの声も美しい・・・って言うか、ホントこの人唄うまいな。リップとこっちと「ふと
くちずさんでいる事に気が付くとちょっと嫌」系な歌しかしらんけど。
主人公のレイカは、時空犯罪者を追いつめるため云々、なストーリーが有るんですが、最終面以外、いろんな時空を旅する度にあら
ゆるものが、悪意を持ってレイカに襲いかかってきます。操作に失敗すれば、アニメ美少女のレイカちゃんは、踏まれ、切られ、焼
かれ、おぼれ、撃たれ、喰われて、あるいは隕石がふってきて、死にます。制作者の方は、この時期女性にたいしてなんかあったの
でしょうか?というより、全てのものが悪意を持って襲いかかってくる映像を考えちゃうのって、やばくありません?
なんてのを気にしてる俺の頭の方がよっぽどやばいですかね。H同人のストーリーだって、似たようなものだとしたら、割と普遍的
なのかも。
ダブルスイッチ
後述するけど、僕にとってナイトトラップは、まさに「魂を揺さぶられた」ゲームだったので、その続編であるこのゲームは、死ぬ
ほど期待していたのですよ。でも操作の煩雑さが増してまして、楽しめませんでした。このゲームは海外製なのにセガ続編の法則に
従ってしまったようです。しょぼん。
でも、書いてるうちに再挑戦したくなってきたな。時の流れと忘却ってすごいな。かえってプレイしよーかな。まだこっちのうちに
あればね。・・・・実家に持って帰っちゃったかも。
タントアール
ミニゲームがいっぱい詰まった、アーケードゲームの移植版。
けっこーこのジャンルでは、走りなんじゃないでしょうか。目の付け所はすごく良いし、センスもいい。もうちょっと、「家族向け」
なアレンジをしたら、少し売れ線が変わっていたのかも。あまり家庭用のにおいのしないゲーム。そこらへんがやっぱり、セガなの
かも。「にんじゃどこじゃ」とかネーミングも、大好きなんだけどね。面白いゲームだ。接客用にちょうど良いが、僕の家に来た人
は、「ナイト・トラップ」とか「トムキャット・アレイ」とか「スイッチ」とかを見せられる羽目に陥るので、あんまりこいつが稼
動することは、有りません。
チェルノブ
「ゆけ、チェルノブ! わがまえにてきはなし」
ってな感じで始まる、原子力人間ヒーローのお話。ブルーザー・ブロディとは似てもにつかぬスマートな人間なので、
人間発電所といわれても、困るね。本来アーケード版では、某原子力発電所の事故により、全身に放射能を浴びて超人となった
「チェルノブ」が自由を求めて脱出、日夜戦い続けるというものでした。
メガドライブ版では、ずいぶんマイルドにされていて、悪の宇宙人と戦うチェルノブということになっています。
ただ気になるのがラストなのです。ラストボスを倒し1人帰路を急ぐチェルノブの後ろから、一台の敵戦闘機が迫ってきます。
画面把持に消えたチェルノブに、戦闘機から銃弾が浴びせられます。転がってくるチェルノブのヘルメット。
んで、「実は生きているよーん」ってな終わり方になってるんですが。やっぱりオリジナルは・・・・
DJボーイ
「メガドライブの全て」に名前が載っていて、待ち望んで定価近くの値段で買った、記念すべき初めてのゲーム。
強制スクロール型ファイナルファイト系アクション。主人公はローラースケートをはいて、並み居る敵をぶん殴り、さらわれた恋人を
助け出す。バックハンドアタックが粋だったり音楽がヘボナイスだったり、移植はちょっとへぼで二人プレイもできず、どっかチープ
だが、好き。ボスのデーモン小暮が出てこなくて、少し騒がれたりもしたんだけど、逆にキャラクターに媚びず、世界観が統一された
と思うよ。恋人さらうほど悪い人にも見えないしねぇ、あの人。
デトネイター・オーガン
ホット・ビイが放つ、尻切れアドベンチャー。合い言葉は「続きはビデオでね!」どういうことかというと、完結しないのよ、話が。
なんだか訳分からない話が訳わかんなく始まって、謎らしきものが出て、突然チョン。で予告が出るけど、ゲームはなし。これがメデ
ィアミックスって、やつですかね?なめんな。ってのは言い過ぎですな、製作期間とか、大人の事情があったんでしょう。でも、なら
売るなよ、こんな商品。もしくは、「ストーリーは、ビデオの三巻を見ないと、完結しないぞ」とか帯に書いて出せってんだ。今でも
世間では堂々とやってる手法だよね「危ない刑事」とかさ。絶対売れないだろうけどね。
・・・・・・って980円で手に入れた僕が言う資格はないですね、反省。
電忍アレスタ
和風ロボット戦国シューティング。
蒸気機関のロボットに戦国武将が乗って戦うぞ!って頭悪すぎですな、この話。しかしね、空いっぱいに飛んでる飛空船の下で雑兵が
わらわらしてる絵とか見ると、「ほー」とか言っちゃうのよね。絵ってすごいや。実際アイデアとグラフィックは、悪くない。音楽は
最高峰だし。ただしダメなのがバランス。シューティングとしては楽しくないし演出も単調。と雑誌で書いて有るんだよね。確かにな
んかむかつくところも多かったし、浅い感じもしたけど、そんなにダメかな?僕にとってはコナミのシューティング全てより、こっち
の方が一億倍良いな。これは偏見だけどね。コナミの出すシューティング全作品嫌いって、すごい確率だな。
ホント「電忍」は音楽は最高だし、戦国武将がロボット乗ってるのも笑えるしね、僕は嫌いじゃないよ。クリアーできたし。
ストーリーは皆無なゲームでした。っていうか、何いってんだか訳わかんない。意味なし、きっとこういうゲーム作ってる人ってスト
ーリーなんて興味ないんだろうな、。そこら辺がダメだったんじゃないかな今はどんどんその方向性が強まってると、思うよ。
闘技王 キングコロッサス
武器の多彩なアクションRPG。
セガとはなんかつながりが深い萩野真がキャラクターデザインしてたんだけど、マニュアルだけなんだよね、この人の絵。もうすこし
一枚絵を多用していたら、このゲーム全てに漂う「地味」を払拭できたかも。うーん無理かな。ゲームとしては楽しいんだけど、音楽
暗いし色調暗いし世界観も暗いしなぁ・・・・・・。
でも闘技王ってのは、只の一イベントだけなんだよね。単調になりかねないのをさけたがるのはわかるんだけど、意味無いじゃんタイ
トル。もう少し、「見せ物にされる殺し合い」と言うものの残酷さ、恐ろしさ、無情さ、そして誇りと栄光を描かないとねぇ。
苦言ばっかだけど、重ったるしい音楽はタイトルから出る強さを醸し出してるし、アクションロールプレイングという視点で見ると、
面白かったよ。操作性はよいし、ゲームとしてはね。タイトルとテーマが頭から吹っ飛んで、「敵を倒す快感」はなかなか。ゲーム中
は気にならないんだけど、あとになるとなんか物足りない。そんなゲーム。
時の継承者 ファンタシースター3
セガの大看板RPG。でも作ってのは全然別な人達のせいで、大不評。本当にゲーム会社なんでしょうか、セガは?堀井裕二が騒がれ
て、当時ですでにもう何年もたってるんだよ。ゲーム作家による統一された世界観というものが、売れた原因だろうに・・・・。続編
は、それを求めているんでしょ。だから続編ゲームは安定なわけでしょ?なんてここで言っても始まりませんが。
RPGは売れる。続編なら売れる。ってそれだけで売れるかー!単調なマップ生きてない世界観、斬新なマルチシナリオとかいってて、
ぜんぶ同じな、ショボいお話。看板だろうが!あほか?他の会社のRPGにかける情熱と製作期間、わからんのか?
なんだか退廃的な倦んだ世界観は好きなんですよ。だからこのスタッフさん達に、もっともっと時間をあげて、クオリティを要求して、
込み入った全く違う長い話ができれば、評価は変わったんじゃないかなぁ。バランスをとれるベテラン業界有名人でも呼んでさぁ。
・・・・・って何様のつもりだろう、俺。
トムキャット・アレイ
うおぉぉぉっ!このゲームは大好きなんだぁっ!とまず叫ばせていただきたい。
海外のちょーイカした世界観で彩られた、B級映画ばりばり風LDゲーム。
主人公は、秘密組織の一チーム「シャドウ・ファイブ」の通称「坊や」でトムキャットの「コ・パイロット」となって悪の組織を叩き
つぶす。これだ!これだよ。やっぱり発想はアメリカ人にはかなわないんでしょうか?このゲームがどれだけ特殊かは、文章ではかけま
せん。無理かと思うけど、実物を見て。ぜひ、見て。人生変わるよ、絶対。だって戦闘機の副操縦士だよ!こんなゲーム今まで絶対なか
ったぞ!しかもゲームの中の会話といったら・・・・・
「坊や、敵はどっちへ行った?」
「みつけた。OK、ダゴダ(パイロットの名前ね)。ぶっ飛ばしてやろうぜ」
「よし坊や、サイドワインダーを準備しろ!」
うぅぅっ。こんなゲームが他にあるか?無いぞ。断じて、無い。あたかも自分が、「ブルーサンダー」か「エアウルフ」のドラマを
「体験」しているような喜び。「ナイトトラップ」とこいつはほんとうにゲームという歴史の中の輝かしい足跡だよ。
でも日本だと「やるドラ」になっちゃうんだよなぁ・・・・・わかってないよな、ホント。
でも夢は捨てないぞ。アニメになっちゃうだろうけど、もっとイカしたノンストップシネマアドベンチャーが出るよ。ていうか、でて。
僕の楽しめるのも一本ぐらいは出ると信じてる。・・・・きっと売れないだろうけど。
「トムキャットアレイ」は見ないと人生損してるよ。最後の「うぐぅ」を聞くためだけでも、プレイをする価値はある。
ドラゴンズレア
海外の超初期LDゲームの移植。
主人公は騎士で、とらわれの姫を助けるために罠が死ぬほど、それこそ百万回死んでお釣りがくるほどの罠をかいくぐりドラゴンを
倒す。
理不尽な難易度。この一言につきる。海外ゲームはこういうの多いよね。それでも作品に有り余る愛があれば超える努力はするんだ
けど、ダメなんです僕、アメリカのアニメ。お菓子もそうだけど、どうしてあそこまでくどくて毒々しいのか。理解に苦しみますな。
って文化の壁だな。
でもね、なんだか小道具はイカしてるのよ。向こうのお城に置いてありそうな物がきちんと置いてあるのには、大納得。
きっと日本の番組を見て、海外の人は笑ってるんだろうな。「時代考証がなってない!」とかな。畳の上で草鞋で正座して、掛け軸
にカタカナ。それと同じ事を日本でもやってるんだろうなぁ。日本のファンタジーに関する違和感は、制作者の無知だけじゃなくて、
血なのかもしれないな。時代劇は、ホントは全然リアルじゃないけど、一定のレベルでの統一感は、あるものなぁ。とても低いレベル
だけど、海外の日本観より、確実に上だし。
ドラゴンボールZ 武勇列伝
バンダイが放つ、メガドライブオリジナル第1弾!っておせーよバンダイ。遅すぎる。参入するの遅すぎるんだ。しかもなんですか、
このしょぽい画面は?なんか音もバグるし・・・・・・・ってそれはいつものことか。キャラにあぐらをかいていてゲームそのものが
ダメなバンダイ節、絶好調だね。こんなに文句を言っておきながら買っちゃってやんの、俺。こんな人がいるから、バンダイ節は不滅
なんだよね。当時はクリリンが使えることが結構話題になりましたな。ヤムチャはこの後も決して、ゲームには出演しませんでした。
古谷徹で、「鳥山明格闘家」なのに・・・・・キャラ投票って残酷だね。
なんだか終わるのに膨大な時間がかかりましたな、UOのせいだな。健康まで壊しゃうし。ゲームは一日1時間!
テレホだからって、十時間ぶっ続けを4日続ければ体壊れるやな。なは、「ナイトトラップ」あるし、頑張らねば