メタボリックシンドロームは、脳卒中や心筋梗塞などの生活習慣病を引き起こしやすいとされています。

 厚生労働省の調査では、40歳以上の男性2人に1人が予備軍だといい、企業も無視できなくなってきたようだ。
06年に決まった医療制度改革で、 2008年度から企業の保険組合の運営管理者に、40歳以上を対象にした健康診断が義務づけられます。

 生活習慣病の恐れがある組合員への保健指導も求められます。
大きなお世話だというおじさんの声も聞こえてきますが、腹囲が85センチ以上で、血圧、血中脂肪、血糖のうち2項目以上が基準値を上回ると該当するようです。

 該当者は、メタボリック対策トレーニング教室でトレーナーから基礎運動、ウオーキング、ランニングの手ほどきを受けるようになるようです。
 企業を支援する企業も出てきています。
 警備大手のセコムの子会社、セコム医療システムは、05年から企業向けの健康管理を請け負うサービスを本格的に始めました。
保険師がホームページ上で契約先の社員の相談に乗ってくれます。

 生活習慣病の恐れのある人には直接面談して指導に当たります。
喫煙者の中には、禁煙すると味覚が戻って食べ過ぎたり、口が寂しくなって間食したりして太るのが心配でやめられないという言い訳をしてきた方にもしっかり指導をしていただけるようです。

 人手不足の傾向が強まる中、働き盛りの社員達の病気は、企業の損失となると考えているようです。
メタボリックシンドロームの増加で、社員の健康管理が企業の重要課題の1つに浮上してきたようです。
 
 これから、運動資格者の活躍の場も多くなると思います、是非トライしてみてください。

メタボリック症候群の支援請負ビジネス登場