富士通は45歳以上の社員を対象とした転職・独立の支援制度を導入する。
退職金の支給年齢を現行の50歳から45歳に引き下げるほか、転職準備に必要な休暇を取得できるようにする。

導入するのは「セルフ・プロデュース支援制度」。退職時年齢が45歳以上かつ勤続5年以上の正社員が対象。

開業支援のために最大で月収分の特別加算金を退職金に加えて支給する仕組み。
転職準備に取得できる休暇は最大で半年間。

資格取得のための教育費補助を30万円まで受けられる。
5月19日付けの退職者から実施する予定であると発表した。

このことについて、我々中高年はどのように考えればいいのだろうか?
今までの早期退職制度を見てみると、優秀な社員ほどこのような制度を喜び、そして利用するという事で人材が外部に流失してしまい、どこにもいけないでしがみつく人間が多く残るという企業側にとって良い結果ではなかった事は、学習済みのはずだ。

2007年から団塊の世代の方々の定年退職が社会問題化してくるといわれている、技術を承継しないといけないし、次の我々の世代が先輩方の穴を埋めなくてはならないはずだ。

しかし企業側は、一気に若返りを狙っているのか?
軽々に判断する事は出来ません。

出来れば、キャッシュフロー表を作成してみてください。
これからの生活設計の金銭的な部分を確認してください。
ファイナンシャルプランナー等の専門家に転職の事独立の可能性を相談してみてください。

iこのような時のためにしっかり準備してきた人たちが、手を上げるのでしょう。
私も、自分の会社がこのような制度をしてくれれば、手を上げたいと思っています。


早期退職制度について