<花束計画  <その1    ことわざ編>  武具名集>

 四文字熟語 その2



  花

【花魁道中】 おいらんどうちゅう
 江戸時代、遊郭で、おいらんが従者とともに引手茶屋まで客を迎えに行ったこと。
 また、江戸吉原で正月や八月一日、京都島原で四月二一日などに遊女が盛装して郭(くるわ)の中を練り歩いたこと。道中。


【花卉園芸】 かきえんげい
 観賞・装飾用の草花・花木などを栽培すること。


【花月双紙】 かげつそうし
 随筆。六巻。松平定信著。1818年成立。社会の諸相・人生・自然現象などに対する感想を記したもの。


【花崗斑岩】 かこうはんがん
 花崗岩と同じ化学成分の完晶質の岩石。長石・石英・雲母などが比較的大きな斑晶を示す。


【花綵列島】 かさいれっとう
 「弧状列島」に同じ。島々の連なりを花綵(はなづな)にたとえていう。


【花山天皇】 かざんてんのう(968-1008)
 第六五代天皇(在位 984-986)。名は師貞(もろさだ)。冷泉天皇の皇子。
  荘園整理など親政に努めたが藤原兼家のために退位させられ、一条天皇に譲位して花山寺に出家した。
   和歌をよくし、「拾遺和歌集」はその親撰かという。


【花鳥茶屋】 かちょうぢゃや
 寛政(1789-1801)頃に江戸・大坂で繁盛した、珍しい鳥獣を見せ物とした茶屋。明治以後、動物園が開設され衰えた。


【花鳥の使】 かちょうのつかい
 〔唐の玄宗が、天下の美人を選びもとめるために遣わした使者の称から〕
  恋文を持って行って男女の仲立ちをする使者。恋のなかだち。
   「好色之家には、此を以ちて―とし/古今(真名序)」


【花天月地】 かてんげっち
 花は空に咲き満ち、月は地に照り渡る。
  花咲く春の月夜の風景。


【花鳥余情】 かちょうよじょう(かちょうよせい)
 源氏物語の注釈書。三〇巻。一条兼良著。1472年成立。
  「河海抄」を訂正・補足し、事実考証より、文意の理解に力を注ぐ。


【花粉情報】 かふんじょうほう
 生活気象情報の一。気温・湿度・天気から花粉の飛散度を推定した情報。


【花粉培養】 かふんばいよう
 花粉を培養して半数の染色体をもつ培養細胞や植物体を作ること。
  実際の育種では花粉の入った葯(やく)のまま培養して、半数体植物を作っている。


【花粉分析】 かふんぶんせき
 地層の中の花粉の種類や割合を調べ、過去の植生・気候環境などを推定すること。


【花柳春話】 かりゅうしゅんわ
 小説。織田純一郎訳。1878(明治11)〜79年刊。
  リットンの「アーネスト=マルトラバース」と「アリス」を合わせて翻訳したもの。
   才子佳人の恋愛を漢文訓読体で描いて、のちの政治小説などに影響を与えた。


【花柳の巷】 かりゅうのちまた
 遊里。遊郭。花柳界。


【花車商ひ】 かしゃあきない
 風流・遊芸などに用いる趣味的・装飾的な品物を売る商売。
 「鮫・書物・香具・絹布、かやうの―はかざりの手広きがよし/浮世草子・永代蔵 6」


【花車尽く】 きゃしゃずく(名・形動ナリ)
 風流に振る舞うこと。上品ぶること。また、そのさま。
  「をんな―にてなづむものにあらずと/浮世草子・真実伊勢物語」


【黒円花蜂】 くろまるはなばち    <技名候補>
 ミツバチ科のハチ。マルハナバチの近縁種だが、体の長軟毛は大部分黒色または黒灰色。土中に巣を作る。


【夏無花果】 なついちじく
 イチジクの果実のうち、年を越して翌年の夏に成熟するもの。


【野花菖蒲】 のはなしょうぶ
 アヤメ科の多年草。各地の山野に生える。


【花色木綿】 はないろもめん
 花色に染めた木綿織。多く裏地に用いる。
 〔落語の一。
  空き巣に入られた男が店賃の言い訳にしようと、何もとられていないのに家主に盗品名を列挙するが、
   箪笥(たんす)も蚊帳も刀も、布団と同じく「裏は花色木綿」。
    別名⇒出来心 〕


【花岡事件】 はなおかじけん
 太平洋戦争下の1945年(昭和20)6月、強制連行された中国人の集団逃亡事件。
  秋田県大館市花岡鉱山の鹿島組出張所で働かされていた九百余名の中国人が虐待・酷使に抗して集団逃亡をはかったが、
   連れ戻され、拷問で一一三人が死亡(配置以来の死亡者数は四一八名)。


【花梅花皮】 はなかいらぎ      <武具名候補>
 鮫皮の地粒の中に、白色で大粒の梅花形の粒が混じっているもので、刀剣・槍の柄や鞘(さや)などの装飾に用いる。


【花笠音頭】 はながさおんど
 山形県の民謡。八月六〜八日、山形市の花笠祭で唄い踊られる。源流は蔵王ふもとの地固め唄。


【花金鳳花】 はなきんぽうげ
 ラナンキュラスの別名。
  キンポウゲ科の多年草。東ヨーロッパと西アジア原産。観賞用。根葉は長い柄があって三裂する。
   初夏、高さ約30センチメートルの花茎を立てて黄色の光沢のある重弁花を開く。
    赤・桃・橙色などの大輪花をつける園芸品種がある。


【花園天皇】 はなぞのてんのう(1297-1348)
 第九五代天皇(在位 1308-1318)。名は富仁(とみひと)。伏見天皇の皇子。
  持明院統。大覚寺統の後醍醐天皇に譲位。日記「花園天皇宸記」


【花虎の尾】 はなとらのお
 シソ科の多年草。北アメリカ原産。花壇・切り花用。茎は四角く、高さ約1メートル。葉は狭長楕円形。
  夏、茎頂の細長い花穂に淡紅色の膨らみのある唇形花を多数つける。カクトラノオ


【花の君子】 はなのくんし
 〔周敦頤「愛蓮説」より。蓮の泥に染まないさまを君子にたとえた語〕ハスの異名。


【花の御所】 はなのごしょ
 〔多くの花が植えられていたところから〕足利将軍の邸宅、室町殿のこと


【花の宰相】 はなのさいしょう
 芍薬(しゃくやく)のこと。
  キンポウゲ科の多年草。アジア北東部原産。
   日本では古くから薬用・観賞用に栽培され、多数の園芸品種がある。
    高さ60センチメートル内外。葉は二回三出複葉。五月頃、茎頂にボタンに似た径10センチメートル内外の花を一個つける。
     花色は淡紅・紅・白などで、雄しべは時に弁化して翁咲きや八重咲きになる。漢方で根を鎮痛・鎮痙薬とする。[季]夏。


【花の定座】 はなのじょうざ
 俳諧連句の一巻中で、必ず花の句を詠むように定められているところ。
  百韻では、初裏(しようら)・二裏・三裏の一三句目および名残裏の七句目。
   歌仙では、初裏の一一句目と名残裏の五句目。花の座。


【花火線香】 はなびせんこう
 「線香花火」に同じ。[季]秋。


【花嫁御寮】 はなよめごりょう
 花嫁を敬ったり親しみをこめたりしていう。


【唐棣花色】 はねずいろ
 唐棣花の花のような、白みを帯びた赤い色。



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参考URL
ことわざわーるど
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