8020運動を推進しお口の健康管理をすることで生涯の健康づくりを支援する、名古屋市昭和区の歯医者さんです。
当院は「8020運動」を推進し、患者さん個々のお口の健康管理をすることで生涯を通じて健康作りを支援します。
当院は虫歯や歯周病の予防を中心に治療や管理をすることで、口腔機能を正しく維持し、患者さんの悩みを解消し、おいしく食事をし、会話を楽しむ等、QOLの向上を目指しています。
出身大学は長崎大学歯学部です。長崎大学医学部の歴史は古く、安政4(1857)長崎奉行所西役所医学伝習所においてオランダ海軍軍医ポンペ・ファン・メールデルフォルトにより医学伝習を開始したのが発祥です。歯学部もこの流れに沿って作られました。 そのような背景から、大学入学当初にポンペの言葉を教わりました。すなわち「医師は自らの天職を良く承知していなければならぬ。ひとたびこの職務を選んだ以上、もはや医師は自分自身のものではなく、病める人のものである。もしそれを好まぬなら、他の職業を選ぶがよい。」というものです。今もこの言葉を胸に診療を続けています。 また、地元名古屋では東海学園中、高に学びました。仏教の精神哲学をもととした教育環境におかれました。特に心に刻まれているのが共生の原理です。人間、自然、動物、社会などと共に全ての調和を保ちながら共に生きていくものであると言うことです。 これらの言葉を元に考えればいかに患者さんの立場に立ち、地域や環境、スタッフなど全ての調和の基に診療を行うかが重要であることがわかります。このような観点から、この地域に住む者として、日本人としてどのようにその社会に貢献できるかを考えながら歯科医院を営んでいきたいと思っています。
実際の診療は、それほど高度なことをやるわけではありません。できるだけ歯を削らず、抜かず予防を中心とした医療を心がけ、基本的なことを常に高いレベルで提供できるようにスタッフ一同勉強しています。そして地域の特徴や患者さん個人の全身状態や生活環境、人間関係などの背景を考えながらその人にあった診療をすることが大切だと思います。
もうひとつは自分のおかれてきた環境を活かした診療をめざしています。つまり名古屋大学口腔外科や愛知県ガンセンター中央病院、名古屋市総合リハビリテーションセンターでの診療、4人の子育てや妻の妊婦生活を支えた経験、大学院時代に培った再生医療の研究が今の診療の基盤となっています。そのため口腔ケアや訪問診療、障がい児者やがん患者さんの診療、小児歯科、疾患を持った方や妊産婦の診療に力を入れていく事が今後の方針です。つまり、当院の理念にあるように全身的な問題の有無に関わらず、生涯を通して患者さんを診ていく事。 すなわち、ただ診療室で待っているだけではなく、実際に「ゆりかごから墓場まで」かかりつけ歯科医として地域に根ざした医療を実践していきたいと思っています。