TITILE


CONTENTS

 おらんくの海

 泡盛に誘われて

 海外珍道中

 NICE BUDDY ?

 こだわりの世界

 Water Works

 Fire Works

 Daruma Sun

 Perfect Kiss

 土佐路のしるべ

 柏島痛風日記

タオ クルーズ 2007




うっとうしい日本の梅雨空から離れてしばしの休息。暖かい海を求めてちょっと早めの夏休みです。最初は別の場所を予定していたのですがホテルが取れず、急きょタオ島クルーズに変更しました。タオ島はマレー半島の東のタイ湾に浮かぶ小さな島でプーケットとは反対側のため夏場も季節風の影響が受けずダイビングが可能です。タオ島周辺のポイントへはサムイからも行くことができますが、行き帰りに時間がかかるため、タオ島へ宿泊するかクルーズでということになります。タオ島内にもいくつかのダイビングサービスがありますが、タオ滞在は講習やビギナーがメインとアセントのHPに書いてあったのでクルーズにすることにしました。

MAP   MAP   MAP
ダイビングポイントはほとんどがタオ島周辺 右端がサムイータオ間のスピードボート  


高知から関空までのボンバルが最も心配でしたが、何のトラブルもなく到着。英国でのテロの影響なのか、国際線では全ての液体の機内への持ち込みが禁止になってました。ペットボトルのお茶をラッパのみして出国手続きを済ませ、いつものように免税店で酒を買おうとしますが、乗り継ぎ便も100cc以上の液体の持ち込みが出来ず、結局買えずじまい。バンコク経由でサムイまでは何事もなく到着。しかし、ホテルのスタッフがなかなか迎えに来ず、1時間弱待たされました。クルーズの前泊はファーストハウスと言うホテルに泊まるのですが、送迎の遅刻は常習のようです。


MAP   MAP   MAP
左が液体持ち込み禁の看板、バンコクからタオまでは30分間隔くらいで飛行機が飛んでいます。
右端は泊まったホテルの一室  


ホテルの部屋自体は広くて特に問題ありませんでした。プールもありますが泳ぐ時間はありませんでした。クルーズ船にハードケースを持ち込めないため袋に詰め替えて就寝。翌朝7時過ぎにビックアップです。車で20分ほどの所にある港から高速船でタオまでは約2時間。ここでクルーズ船に乗り換えとなります。今回利用したのはサムイダイビングサービスのスクーバ・エクスプローラー号。冬場はプーケットで使用している船を7月から限定でタオのクルーズに使用しており、新しい船なので非常にきれいでした。簡単な船内の案内が済むと休むまもなく一本目です。

ダイビングスケジュールは以下の通り。

  7:00過ぎ   1本目
  8.30頃       朝食
  10:30過ぎ    2本目
  12:00過ぎ    昼食
  13:30頃     3本目
  15:30頃     4本目(オプション)
  19:00過ぎ    夕食


乗船日と滞在日程を自由に決められるのがこのクルーズのよいところなのでしょうが、そのため毎日のようにゲストの乗船、下船があります。ゲストの入れ代わりは朝食後のため、1本目は遠出できないのが欠点でしょうか。また、日中4本の設定のため、全部潜ると時間的にはかなりあわただしい感じです。必然的にダイブタイムも40分くらいと短かめです。


MAP   MAP
左がクルーズ船、右が浅いポイントで使うゴムボート  


各ダイブの前に詳しいブリーフィングがあります。今回カメラはフィルムワイドとデジタルマクロの2セット持っていってましたが、ブリーフィングの後どちらを持っていくか決めました。エントリーは本船の後方デッキあるいはバンカーボート(だだのゴムボート)から。ポイントによって使いわけます。一本目はタオ近辺で潜り、2ー3本目が遠出し、またタオに戻るパターン。のはずでしたが、何と沖縄に接近中の台風の影響で波が高く、最初の3日間は外洋へは全くでられず、タオ島周辺でマクロ三昧でした。20mくらいの砂地には、共生ハゼもいて結構楽しかったのですが、浅場はほとんど撮るものがなかった。おまけに透明度も悪いと来た。従って、2日目以降、4本目のオプションやナイトダイブはやらずにひたすら寝てました。

MAP   MAP
タンクは親瓶からの充填なので器材はセットしたままで、12L アルミは予想以上に軽い  


船内はエアコン完備。温度調節が出来ないので夜はちょっと寒かったですが全般的には快適でした。停電することもなく、バッテリーの充電などもほとんど問題無し。今回はスタンダードルームではなく窓から外が見えるデラックスルームに泊まりました。食事は3食ともバイキングスタイル。辛いモンが駄目な私には最悪でもっぱらご飯にフリカケが主食でした。タイ料理の好きな人に言わせると結構いける、とのこでした。

MAP   MAP
船室内とラウンジ、食事やブリーフィングはここで  


最終日にやっとこのエリアで最も有名なセイルロックというポイントに行けました。五時過ぎに停泊していたタオから移動し誰もいない7時過ぎから一本目。透明度はもう一つでしたがギンガメの群れの横でイエローフィンバラクーダがトルネード。久々のギンバラでした。朝食を終えた九時過ぎには4隻の船がどこからともなく現れ次々にエントリー。そのせいかギンガメの群れはバラけてしまいましたが、イエローフィンに台湾カマスが交錯するギンバラならずバラバラをはじめてみました。この日は給油のためダイビングは3本で終了。船上でバーベキューの後タオ島まで帰りました。

MAP   MAP
右がセイルロック、NO.1のポイントだけあって、朝食を取り終えたころには4隻のボートが。
左は今回ガイドをしてくれたIGA、日本語の非常に上手なタイ人ではなく日本人。  


最終日は朝食を済ませるとゴムボートに乗ってスピードボートへ移動しサムイ島まで。出発か夜なのでそれまでの間荷物を店で預かってもらって自由行動。町中をブラブラしましたが、皮肉にも天気がよくすぐに汗だくになり15分おきにビールを飲んでました。サムイの空港はリゾートホテルのような感じ。今回初めてeチケットだったので大丈夫か?と心配でしたが、関空まで無事荷物も到着。日に焼けることもなく夏休みは終了です。

今回の写真はこちらへ


Back     Home