TITILE


CONTENTS

 おらんくの海

 泡盛に誘われて

 海外珍道中

 NICE BUDDY ?

 こだわりの世界

 Water Works

 Fire Works

 Daruma Sun

 Perfect Kiss

 土佐路のしるべ

 柏島痛風日記

水くみに大忙し

2日目の夜から、私に異変が・・・。 食欲がない。 一方、バディは食欲旺盛です。 暑さのせいでばてたのかなとおもっていましたが、そうではなかったようです。 夜半からは下痢の嵐。 結局トイレの横で寝る羽目になりました。 ほとんど寝てない状態で夜は明けました。 船はどんどん南下し、沈船ポイントへ。 朝食の時間になってもバディが起きてきません。 熱があるようでした。 「昨日ひとを馬鹿にしたので罰が当たったんだ。」と言ってやりましたが、答える元気もないようです。 沈船にはいい思い出がないので、2人ともパスすることにしました。 午後になってから私はすこし回復。 バディは下痢がいっそう激しくなってきました。 書き忘れたのですが、この船のトイレは水洗ではありません。 海水をバケツにくんでおいて、使用後その水で流します。 でもバディは終わっても流そうとしません。 結局私が毎回水をくみに行かされ、トイレとデッキの間を20往復くらいしました。

魚の壁ラスモハメッド

3日めはラスモハメッドへ。 雑誌のツアー広告にもかならず1度は行きますと唱っている有名なポイントです。 バディはまだ本調子ではなかったけど、せっかくここまできたのでからと無理やりダイブ。 バラフエダイ、ギンガメ、ツバメウオ、バラクーダ・・・ ブルーコーナーを上回るすごい魚影でした。 遠目でしたがバラクーダの群のなかにサメもいたようです。 流れがあるので10分もない間なのにフィルムは空になっていました。 不思議と潜っている間は腹の調子も悪くありませんでした。 水圧の関係でしょうか?

ペア

興奮しすぎてまっくろです

グッドタイミング

しばらくすると、異様な光景がみえてきます。 水底に沈む便器の山。 便器を運搬する船がここへ沈んだそうです。 下痢に苦しむ私たちにあまりにもピッタリでした。 この辺りは流れがなく、ゆっくり時間をつぶして浮上します。 浮上すると付近にはボートがいっぱい。 デイトリップのツアーのようです。 クルーズだと他のダイバーがいない時間に入れるので魚群がばらけません。 結局翌日も1本潜り、ラスモハメッドは計3本でした。

トイレ

トイレが恋しい buddy でした

ラクダに乗って

最終日には謎の中国人とその相棒もダウン。 結局終始元気だったのは、とっつ氓坊だけでした。 ガイドによるとミネラルウオーターが日本人にあわないとのこと。 そんなことを言われても、こんなに暑いのに水飲まんわけにはいきません。 なんとか4日間のクルーズを終え帰港。 カイロ発は朝なので久々にクーラーの効いた部屋へ泊まることに。 完全に回復したバディは絶好調です。 腹を押さえながら器材を洗う私をおいて、土産物屋へ直行です。 器材を干し終えたころに、いっぱい袋を下げて帰ってきました。 夜はラクダに乗って砂漠でディナーを食べるツアーに参加。 アラジンのランプみないなのに管をつけてタバコを吸う真似事もてご機嫌のバディ。 一方私はトイレがないのでゆっくり落ちつけませんでした。 カイロについても私の下痢は止まりませんでした。 エジプトでは公衆トイレに掃除のおっさんがいて、チップをあげなければなりません。 何往復もしているうちに細かいお金がなくなってしまいました。 いつもなら太って帰る旅行ですが、今回ばかりはげっそりやせていました。

らくだ

一番左はラクダつもりのbuddy です
砂塵でハレーションをおこし水中写真のようです


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