カープ島でのんびりリゾート気分

年末に行きそびれたカオラックを押させていたのですが、バンコクのデモがあまりにも長引くため結局キャンセルし、ちょうどパラオが同日程で取れたので目的地を変更しました。 JALの直行便は燃油高騰による運賃の高騰の影響なのか未曾有の不況の影響なのかはわかりませんが、通常の６日間から５日間に短縮されており、実際にダイニングが出来るのは2日間だけでした。やはり不況の影響なのか関空はガラガラ状態、さらにJALが自動チェックイン機と導入していたため、長蛇の列にはならずチェッ クインはあっという間に終了です。座席指定もタッチパネルでできました。足が伸ばせる前列を指定し、後は出発を待つだけです。時間つぶしに入った居酒屋で注文した料理がなかなか来なくて無駄に時間を費やしてしまい、気がつけばテイクオフ。 　　　　 タッチパネルにパスポートを読み込みチェックイン後に荷物を預ける コロールへは午前１時前に到着しました。ウェストプラザホテルに泊まり寝たのは 3時半くらいでした。ピックアップが8時といままでより少し遅かったのですが、それでも4時間弱しか寝られませんでした。 　　　　 ウエストプラザ By The Seaは周りに何もないので買い物をするには少し歩かないといけない 今回はカープ島に滞在。コロールにオフィスがあり、ここでダイビング許可証を買ってボートに乗り込みます。後で気がついたのですが、コロールだけでなくペリリューのも両方買わされていました。天気はあいにくの雨でボートの上でびしょぬれになりました。ウェットがツーピースだったのでジャケットだけ着とけばよか った。YAMAHAの200馬力、二機全開で飛ばすため寒くて島に着くまでに意気消沈です。到着すると簡単なリゾートの説明があり、すぐに機材を準備してダイビングに出かけます。部屋はダイビングから帰るまで使えません。 　　　　 コロールとの往復もダイビングにも桟橋からおなじボートで ダイビングはすべてボートで、ランチをはさんて2本終了するまで島へは帰ってきません。ブルーコーナーなどのメインポイントまでは10〜15分です。初日は西洋人のジュニアがいたため流れのないポイントへ。天気が悪かったのもあってほとんど撮るものもなく終了です。午後1時過ぎに島へ戻ると後は夕食までのんびり。シ ャワーも思っていたより熱かったし、水圧も結構ありました。午後は陸撮をとおもっていたのですが、雨が降ったりやんだりだったので部屋で寝ていました。 　　　　 コテージは全部で3種類。シーサイドが一番高い。私達が泊まったのは東側の５番 食事は朝夕がバイキングスタイル。牛、鶏、魚とメニューも豊富で味はなかなかでした。ビールやジュースは有料ですが、コーヒーや水は飲み放題した。ゲストは日本人と外国人が半々くらいでしたが、ほかの東洋人はいませんでした。ダイビング以外に釣り客やリゾートに泊まるだけの人もいて、コロールからの日帰りのツ アーもあるようです。夕食後にログ付けがあるのですが、日本人スタッフが２人いるので島の生活に困ることは何もありませんでした。 　　　　 ２日目も天気はいまいちでしたが、待望のブルーコーナーへ。9時15分の出航でしたが、カープからだとこのポイントへは一番乗りです。期待通りバラクーダに出会いましたが、残念ながらギンガメはいませんでした。エギジット直前にもバラクーダが現れ、フィルムアウト。エギジットするといつの間にかあたりはダイビン グボートでいっぱいでした。フィルムを交換して次ぎもブルーコーナーへ。１本目と反対の下げ潮側から。かなり流れてしんどかったけど、オオメカマスやギンガメを見ることが出来ました。かなりフィルムが残ったけど無駄打ちをせずエギジット。２日で４本はあっという間でした。 ダイビングを終えて、機材を洗ったら後は何もすることがありません。すこし天気がよくなったので陸撮をして、後はハンモックに横たわり、波の音を聞きながらくつろぎます。日が照るとかなり気温はあがっているのでしょうけど、風がつよいので心地よく寝ることができました。 　　　　 最終日はピーカンのいい天気、こんなもんです。出発は午後３時なので機材は完全に乾いた状態でパッキング。部屋は11時30分までしか使えないため、あとは食堂へ荷物を置いて写真を撮ったり卓球をしたりしていました。あまりにも天気がよかったので取り残しのフィルムで半水面も。45度ファインダーだと顔を水につけな くてもいいので短パン＆Ｔシャツのままで撮れました。 桟橋てスタッフのダイブに送られながらカープを出発。天気もよく行きと違ってすぐに着くかとおもっていたら１時間以上もかかりました。コロールのオフィスでビールなどの清算をして、またウェストプラザへ。ほとんど寝る間もなく12時30分にピックアップ。帰りの便も行きと同じ座席ですでにチェックインされていたの で荷物を預けるまでほんの数分。あわただしく４泊５日のパラオが終了しました。 　　　　 気がかりなのは30度という異常な高水温。魚影が前よりもさびしくなってきていること。それに流れに逆らって進む脚力がかなり落ちていること。ブルーコーナーにカメラを持って入れるのもあと数年でしょうか？ 今回のログは以下のとおり。 　　 DATE POINT Time MAX AVE TEMP １ 1月25日 Ngemelis Wall 49 min 24.5m 12.2m 29.9℃ ２ 1月25日 German Channel 54 min 24.3m 13.5m 29.9℃ ３ 1月26日 Blue Corner 43 min 27.4m 15.8m 29.9℃ ４ 1月26日 Blue Corner 46 min 24.8m 14.6m 29.9℃