TITILE


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 土佐路のしるべ

 柏島痛風日記

最後のブルーシャーク


かねてから今年はシパダンと決めていたのですが、テロの影響で行けなくなり、目的地をモルディブへ急遽変更しました。二年連続で同じところへ行くのは長いダイビング人生でも初めてでした。道中は前回とあまり変わらないため省きます。空港には冷房の効いたエリアが新しく作られ、シンガポール航空の到着を待つ間、アイスコービーをのみながら涼めました。

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全員集合し、ドーニで本船へ。部屋は前回とは違い、階下の船首に近いダブル。他のクルーズならスイートとかデラックスといわれているたぐいの部屋です。荷物を置くスペースも広く、快適でした。昨年が北回りコースで、今回は通常コースだったため、一緒のピインとはチェックダイブのバナナリーフだけでした。サファリでは5日間でナイトを含み16本潜りました。レンズも何本あもって行きましたが、使ったのは最近買ったトキナーの10-17mm。ポートとの相性もよくワイド側でも周辺は流れていません。だた、全体に透明度が悪く、スコーンと抜けた写真は残念ながら撮れませんでした。サメやイソマグロなどの単体も17mmだとちょっときついので、20-35mm併用が望ましいのでしょうが、流れがあるドリフトでカメラ二台をもって潜る勇気も体力もありません。

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このコースのサファリは3回目なので、ほとんどのポイントに潜ったことがあったのですが、ヴァーヴ環礁のアリマタというリゾートのハウスリーフで初めてナイトでのワイド撮影をトライしました。このリゾートではナースシャークの餌付けを行っており、多くのサメが夜に集まるようです。エントリーすると水中はサメだらけ。体にカンガン当たって来て撮影どころではありません。全員がエントリーしたころには巻き上げられた砂で視界不良となったため、20m付近まで深度を下げて撮影しました。ストロボの光が回るかどうか心配しましたが問題ありませんでした。だた、サメの動きが早く、距離を測る余裕がなく、調光はかなり難しかったです。

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 4日目の夜もフェスドゥでナイトマンタ。船尾からライトを当ててプランクトンを集め、マンタを誘い出す作戦です。多きときには10枚前後のマンタが集まるそうですが、この日は2枚のみ。撮影は難しいと判断して、ボートの上から観察することとしました。多いときには10枚くらいのマンタが乱舞するようです。

 5日目は北アリで潜り、その後マーレへ移動。ラマダンの最中のため最終日には観光はなく、船でゆっくり過ごしました。天候が不安定だったのと透明度が悪かったのが残念ですが、無事終了です。ブルーシャークはこの秋までで、来季からはソレイユでのサファリになるそうです。

今回のポイント

1 Banana Reef North Male
2 Dhigu Thila South Male
3 Kandooma Thila South Male

4 Kandooma Thila South Male
5 Medhu Faru South Male
6 Devana Kandu Vaavu Atoll (Felidhoo)
7 Alimata HR Vaavu Atoll (Felidhoo)

8 Miyaru Kandu South Ari Atoll
9 Ari Beach Out South Ari Atoll
10 Kuda Rah Thila South Ari Atoll

11 Dangethi Corner South Ari Atoll
12 Fish Head North Ari Atoll
13 Desdu Wreck North Ari Atoll

14 Hafza Thila North Ari Atoll
15 Maaya Thila North Ari Atoll
16 Bathala Thila North Ari Atoll




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