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 土佐路のしるべ

 柏島痛風日記

モルディブダイブサファリ

パラオと並んでダイバーに絶大な人気を誇るモルディブ。 夏休みの行き先はなんの迷いもなく決定しました。 さて、どこのリゾートにしようか? 当時はアリ岩礁が注目を集めていた時期でした。 アリにも興味あるけど南マーレでも潜りたいなどと悩んでいるうちに時間は過ぎていきました。 それでは全部回ろうということで、クルーズを選択。 パラオスポートでの楽ちんダイブに味を占めての2度目のクルーズです。

ブルーシャーク

 ブルーシャークです。後ろにみえるドーニという小さなボートでポイントへ。

ブルーシャークで出発

関空発が日程があわず、しかたがなく成田発のスリランカ航空で出発です。 コロンボで一旦乗り替えマーレ国際空港へ。 辺りは真っ暗でいきなり乗船させられたので、なにがなんだかさっぱりわからぬままでした。 利用したのは鈴木キヨコさんのブルーシャーク。 パラオスポートよりは小さめですが部屋の広さはあまりかわりませんでした。 でも夜9時になるとクーラーが切られるのでちょっと蒸し暑かった。

クマノミ

モルディブの固有種です

ギンガメもアジ

コースは北マーレから南下しアリ環礁を回って北へ帰るパターンです。ダイビングはすべてドリフトでドーニという小さな船に乗りかえてポイントまで行きます。1日3ダイブ(1日だけナイト)だったので結構のんびりできました。夕刻にはリゾートや漁民の島に上陸しアフターダイブもエンジョイです。クルーがつり上げたギンガメやカスミアジも食べさせてくれました。ギンガメの空揚げは美味ですが、カスミアジの刺身はちょっとべちゃべちゃでした。食事は全般的においしかったですが、カレーばかりだったので最後はちょっと飽きました。

ギンガメ

 食べたのはこの中の1匹でしょうか?

マンタの乱舞

ポイントはあちこち行ったので印象に残ったとこだけピックアップして紹介します。まずは、サンライトティラ。 マンタのクリーニングステーションです。 キヨコさんの絶妙のコース取りでマンタが頭上を何往復も。 飽きてくるほど長時間ホバーリングしていました。 合計3枚みることができました。 昼間にみる初めてのマンタでした。

マンタ

結構近くまで寄って来ました

さかな、さかな、さかな

これも有名なフイッシュヘッド。つり上げた魚が頭だけになるくらい魚の数が多いためこの名前が付いたそうです。 話のとおりヨスジフエダイが壁のように群れています。 遠めですがギンガメアジも渦をまいていました。 ここのナポレオンは餌付けをされていたせいか人なつっこいです。 ゆで卵をフィンのうえにのせて誘うキヨコさん。 あっと言う間に丸飲みでした。 びっくりしたのはその後。 じょうずに殻だけ吐き出しました。 その日はナイトもフィッシュヘッドへ。 まぬけなナポレオンの寝顔もみることができました。

ナポレオン

 餌付けされていたせいかすごく人懐っこいです

ついに遭遇!!!

船はさらに南下し、アリ周辺へ。 ねらいは一つ、ジンベイです。 プランクトンの豊富な潮目を狙ってエントリーします。 モルディブとは思えないような暗くて濁った海。 これではずしたら最悪、と思っていた矢先に前方に黒い陰が・・・。 4mほどの子どものジンベイです。 全速力でダッシュ!!! 完全に追いつきました。 そのころ出足の遅いバディはるか後方です。 振り返って「ジンベイと一緒に撮ってー!」とアピールした瞬間に、頭に衝撃が。 そうです、ジンベイの尾びれで頭をはたかれたのでした。 すごい水圧だったけど気持ちが良かった。 あとで バディに「撮ってくれた?」と聞いたら、「撮れなかった」との返事にがっかり。

甚平

一緒に写っているのは buddy ではありません

あの感動をもう一度

もう一回ジンベイがみたい。ゲストの意見は一致していました。 ラストダイブはジンベイ狙いです。 ポイントは地元ガイドのファトッーだけが知るシークレットポイント。 船で30分くらい探してエントリー。 ほんまにおるんかいな?と疑心暗鬼の私。 いつものように25m付近を流しました。 突然タンクを鳴らす音。 見上げると、いました。 ほとんど水面です。 よくみるともう1匹います。 す、すごい。 みんな、安全停止もせず浮上。 水面のプランクトンを食べる姿はまさに鯉のぼりでした。 聞いた話ではこんなことは後にも先にもないとのことです。 本当にラッキーでした。

甚平1甚平2

デジタルビデオの静止画です。暇があれば動画をアップします。


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