FブレーキキャリパーOH (2000年 10月7日)

ブレーキが引きづってるので、FブレーキキャリパーのOHをしました。
キャリパーのダストシール溝は大変なことになってました。
キャリパーは新品を後日買おうと思います。
FZRに付けてたブレンボはそのままつかない(取りつけピッチ違い)ので、また純正かな。
でも1度でもブレンボのピストンの重量の軽さを知ってしまったら、もうノーマルには戻れない?(果たして”効き”にどれぐらいの効果があるかは疑問ですが)
現在のFZRなみのタッチを手に入れるには、1)キャリパー2)マスターシリンダ3)ホース の交換が必要でしょう。(番号の若い方がその効果は高いと思う)
Fディスク ピストン
Fディスクブレーキ
特に右ディスクがひどかった。
フォークからキャリパーを取って割ります。
キャリパーピストン取り出し
キャリパーを割って、兄の塗装用のコンプッサでピストンを出そうとしたが、全然出て来ない。(前のブレンボの時は簡単に出せたのに)近所のバイク屋に電話したら「今日はできない」と言われたので、ピストンをバイスプライヤで掴んで引っ張り出すことにした。
引きづってたキャリパー側の1個のピストンがどうしても出せなくて、写真のようにプライヤを足で踏んでキャリパー本体をグリグリひねってやっと取れました。
キャリパ・ピストン
バラバラキャリパ
ダストシールとピストン
取れなかったピストンの入っていたところは、ダストシールが破れ、溝もかなり腐食してました。おまけにピストンにはプライヤの傷が付きました....
でも、金と時間のない私はそのまま再使用します。
ばらしたキャリパー
ここまでするのに結構時間かかった。
腐食溝
綺麗溝
ダストシール溝(清掃前)
ダストシール溝はかなり腐食がひどく、シールも破れのあるものも多かった。
シールとピストンは新品にしたいところですが、このキャリパーにそんんなに金かけるならキャリパーごと新品にしたいので、後日そうします。
ダストシール溝(清掃後)
左の写真のようなものでも、ドライバーやワイヤーブラシでゴシゴシやれば、これぐらいになります。(清掃時に付く傷は取り除いた腐食に比べれば小さいでしょう)
キャリパー
パッド
組みあがったキャリパー
シールとピストンにシリコングリスを塗って組み上げ。
何故か右のキャリパーだけブレーキクリーナーをかけたら塗装がはげてしまった。怪しい。左も剥げるけど右ほどじゃない。やっぱり、引きづりがひどかったから何度もクリーナーをかけていたんじゃないだろうか?やはり、キャリパーの買い替えを堅く決意。
引きずり側のパッド
引きずってた側のパッドは片減りするらしく、パッドの左右をスイッチした痕跡あり。(左キャリパーにはなし)固着したピストンの側のパッドはドライバーでこじったようで、写真のようにボロボロでした。でもやはり再使用します。
エア抜き 感想
やっと押し歩きが250の軽さになりました。
タッチが柔らかいのはやっぱり年式のせい?
マスターも交換したほうがいいかなぁ。
追記:
ブレーキを握った状態でレバーをタイラップで固定して一晩置くとタッチが良くなります。(K山さん情報)
組み付け&エア抜き
キャリパーを組み付けてオイルを入れてエア抜き。
ピストンのモミだしをして終了。
キャリパーの色が最初の写真と違うのがおわかり?

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