シリンダヘッド組立 (2011年 9月15日)

カムシャフト、バルブを組立てます。
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バルブ掃除後
左が吸気、右が排気
バルブも交換しようかと思ったのですが、
交換するとヘッド側のシートカットしないといけないと思い、
シール幅はまだ持ちそうだったので、再使用しました。
(シート打ちかえ&シートカットするなら、
ヘッド新品が買えてしまうかもしれない?)
交換部品
この辺を新品に交換。
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バルブ挿入

スプリングシート、ステムシール
のっけます。
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バルブスプリング
上下の方向指定があります
スプリングリテーナー
スプリングに載せます。

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バルブスプリングコンプレッサー
スプリングを縮めて
バルブコッタ
コッタにグリスを塗って、グリスを接着剤代わりにして組み付け
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組み付け完了

コッタのなじみ
ハンマの柄で叩いてスプリングを多少ストロークさせて、コッタのなじみを良くします。
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吸排バルブ
組み付け完了後

ロッカーアーム
まず、ロッカーアームの位置を大体合わせます。
ロッカーアームも新品      
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ロッカーアームシャフト
シャフトを特殊工具を使って少しずつ叩いて入れます。

位置合わせ
ロッカーアームの穴位置が合っていないと、シャフトの先端でロッカーアームを挟んでしまうので、ロッカーアームが動かなくなります。その際は、シャフトを引っ張って戻して、ロッカーアームの位置をずらして、シャフトを再度打ち込みます。これを何度か繰り返して、シャフトがスッと入る位置を探します。
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シャフト打ち込み完了
この辺まで打ち込みます。

吸排ロッカーアーム
両方入れます。
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カムシャフト挿入
カムシャフトを入れてからだと、ロッカーアームがうまく入りません。

カムシャフト挿入完了
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ロックナット、アジャスタ組付
仮止め。バルクリ調整は後で

排気スタッド交換
錆びてるので交換。ダブルナットで外します。
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排気スタッドボルト
下が新品

交換後
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ストッパープレート
付けます。

ヘッド載せ
カムチェーンを通しながら載せます。
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カムチェーン
引っ張ります。

カムスプロケット
チェーンに噛ませます。
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バルタイ合わせ
クランクシャフト側を例ののぞき窓で位置合わせし、(分解編参照)
スプロケットとヘッドの位置を合わせてカムシャフトに組み付けます。
ブリーザプレート
カムシャフトにボルトで固定します。
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カムチェーンテンショナ
新品に交換
テンショナ
組み付け。
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カムスプロケ締付け
クランクを押さえて締付け

バルブクリアランス調整
シックネスゲージを使って、こんな感じで
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オイル挿し
蓋を締める前に初期潤滑用にオイルをたくさん塗りました。

ヘッド組み付け完了

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水配管
シリンダへの水配管を固定

スタータ
組み付けます。

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