◆エレベーター嬢を懐かしむ◆
た制服、制帽にパンプスを履いて、白い手袋をはめた美人のお姉さん。「ドアが閉まりますのでご注意下さい」とか、「次は○階で止まりま〜す」とか言って開けたり閉めたりしてくれました。それがいつのまにか自動に切り替わって、乗降の際、ドアに挟まれる無様な自分の姿を想像して、私が恐怖を感じる一瞬が来ました。 でもすぐにエレベーターに乗るときのルールが自然発生的に出来ていました。乗客が降りている途中で1人が素早く乗って、今までのエレベーター嬢の代わりをすることでした。みんなが安全に乗ったのを確認してそれまで「開く」を押していた指を「閉める」に移し、最後に乗った客には「何階ですか?」と聞いたり、または、聞かれないうちに「○階お願いします」と言ったり。誰かがいつもそういう役目をしていました。 大きく時代が移っても地方に住む年寄りの哀しさ。高層ビルのエレベーターのドアが開くと、そこにはドアが閉まる恐怖に駆られて、雑談しながらゆっくりと降りる大男の外人達に向かって突進するお婆さんの姿が・・・! 「エレベーターは乗っている人が皆降りてから乗るのがルールだよ」と息子から言われて、そんな判りきったことを?と思ったことがあったのをふっと思い出しました。どうやら私はいつも同行者の顰蹙を買っていたようです。(T_T) 07. 10. 27 ◆女性のファッション◆ 朝晩と日中は気温差が10℃以上あります。残り少ない秋だけど、エアロビに通って、来る冬ごもりに備えようと体調が許す日は出来るだけ行くことにしました。今朝庭を通ったら思わず足が止まりました。金木犀がまばら乍も花を付け強い芳香りを放っていました。小枝を切り取ってミニ壷に挿しました。甘く爽やかな匂い、やっぱり秋だ・・・(゚ー゚*) ![]() 昨日は私の前列で踊っている人が、どう見てもこれはパジャマではないかと思えるパンツ(ズボンのこと――と私の世代はなぜか断りを入れたくなる)をはいていました。時間がなくて慌てて来たら、上着はTシャツでも下は パジャマのままだった・・・・てな訳はなく、こんな生地や色の縦縞柄のパンツもあるのでしょう。圧倒的多数が、足が長く細く見える黒いパンツをはいている中で、ちょっと人目を惹きます。もう一つ、これはゼッタイに下着だ!と思えるキャミソールを 着ている人もかなり。中には2枚重ねて居る人、わざわざTシャツの上から着ている人も。街を歩く人も、下に着ているシャツより上に着ている服が短くて、下着をスカートの中に入れ忘れているみたいな人・・・・・等々、長年しみついた固定観念から抜け出せなかった私ですが、見慣れたら全く気になりません。昔だったらオバサンたちのひそひそ話の種になったと思うのですが、今はそんなこともありません。人それぞれの好みと思えば、さっぱりして気持ちがいいものです。 07. 10. 19 ◆待ち遠しかった秋◆ 何度も夏日に後戻りして何処へ行くに ![]() 記録破りの暑さが続いたこの夏、雨も降らなかったので立ち枯れの草花が目に付きました。スミレは毎年のことながら丸坊主で、毎日飛んでいる鮮やかなツマグロヒョウモンを恨めしげに目で追っています。(T_T) 朝は一斉にいろいろな野鳥の声が聞こえます。 (姿は見えなくても鳴き声で全部種類が判ると楽しいだろうなぁ・・・) お昼近くはジョウビタキが鳴いていました。これからは時々カッコイイ姿が見られるかも知れません。 07. 10. 14 |