◆秋風が身に沁みるとき◆ このところ落ち込む日が続きました。高い椅子から転げ落ちた筋肉痛や擦り傷が治ったと思った頃、自宅の廊下で滑って顎に強烈なアッパーカットを食らった格好になってしまいました。これは物凄いショックでした。ちょっと冷える日は左の奥歯が微かに傷みます。続けてこんな転び方をするようになったのがいやでもトシを実感させられます。 友人に、「靴下を履いてもスリッパを履いても足の裏が着地している実感が無い。まるで力の無い乾いた素足でふわふわと歩いているような感じで怖い」といったら、
昨日、自分の部屋のテレビを付けようとしたらリモコンがありません。探し回ったら机の上の紙類に隠れていました。探し出すと同時に昨晩電池が切れて使えなかったので今日買うつもりだったのを思い出しました。付けてみると おや?テレビがつきます。裏返して電池の蓋を開けようとしてなんとなくヘンだと思いました。昨日のと違う!それでは昨日のは? ない!! 「リビングのテレビのリモコンがないので随分探したらアンタの部屋にあった」と夫が言いました。自分がコワイ! 04 .11. 29 ◆猪の永明寺(津和野)◆ 乙女峠のマリア聖堂から永明寺(ようめいじ)に抜ける道は真っ暗な山道で
薄雲を透して照らすやわらかい夕日を受けて大きく枝を広げた楓が辺りを紅く染めています。 散りばめられた落ち葉の
本堂の前庭の苔が満遍なく掘り返されて、住職と2人のおばさんが一心不乱に作業をしているのが、何をしているのか理解できなくて聞いてみました。すると裏山か
04. 11. 18 ◆乙女峠マリア聖堂(津和野)◆ 新山口から津和野に行くJR山口線の沿線には、まだブルーシートで覆った民家の屋根など、今年の超大型台風の名残がそこ此 ![]() 友人が着くまで時間があったので、乙女峠のマリア聖堂に独りで登ってみました。町なかの一般歩道から ![]() 中に入って様子が一変しているのにビックリしました。狭い畳敷きで何も無かった床は土足のまま入れるようになり、礼拝する人のため教会用の机と椅子が4組並んでいました。壁にはステンドグラ ![]() ![]() 04 .11. 17 ◆避けられる悲劇は◆ 今月に入ってからも毎日大きなニュースが次々と入ってきました。 ●旅行をしていた日本青年がイラクに入り、テロリストグループに惨殺されました。この悲劇は充分避けられた事だと誰もが思っただけに諦められない結果です。 ●イラクのサマワ自衛隊宿営地にロケット弾が打ち込まれ、『人道支援』というキレイゴトが通用する状況ではないことは明らかです。NGO 国境なき医師団もイラクでの活動停止を決めました。やっぱりあの時ああしておけばよかった・・・と後悔する日がこなければいいのですが。 ●アメリカのブッシュ大統領が次期大統領に再選されました。 ●パレスチナのアラファト議長が危篤状態に陥りました。
昨日、前衆院議員鈴木宗男被告への東京地裁の判決が出ました。偶然 『裁判官が日本を滅ぼす』(門田隆将著 新潮社) を読んだ後でした。 裁判なんてプロに任せておけば正しい判断をしてくれる、素人が他人を裁くなんて空恐ろしい事と、陪審員制度の導入を煩わしく思っていたのがこの本を読んで少し考えが変わり、八木裁判長と判決に注目しました。東京地裁は鈴木被告による政治の私物化の事実や偽証、虚偽陳述を繰り返し反省もないと厳しく批判、懲役2年、追徴金1100万円(求刑懲役4年、追徴金1100万円)の実刑判決を言い渡しました。予想通り鈴木被告側は無罪を主張し即日控訴しました。この判決が高裁、最高裁と渡り、長い月日にどのように変化していくのか、関心を持って見守りたいと思います。 04. 11. 6 |