◆スカシユリ◆




どこも虫に喰われず鮮やかな色


トリスティス
子供達が小さい頃から長年仲良しだった家族が九州に引っ越して行かれるとき、庭に植えてあった細長い葉の苗を頂きました。どんな花が咲くのか名前を聞くのを忘れましたが、葉のわりには意外にシッカリした大きな花が毎年咲きます。やっと名前が判りました。 
アヤメ科グラジオラス属 「トリスティス」。名前が判ると扱い方が丁寧になりました。散らばっているのを集めてプラ鉢に植え替えようかなぁ・・・。

どちらかというと、大きな派手な花より、山野草のほうが気が楽で好きですが、縁があって我が家に来た花、咲いてくれると嬉しいものです。



07. 5. 30


◆サンド・ペーパー#10000◆


玄関の木製ドアが日光や風雨に曝されてささくれ立っています。夫が透明ニスを吹き付けるというのでホームセンターに行きました。過去に一度、同じデザインで新品に作り替え、その時の木工所の話では「塗料の質が向上しているので今度は長持ちする」とのことでしたが、あまり変わりませんでした。やはりこういうものはこまめにメンテナンスが必要なのでしょう。

以前、私の留守中に夫がサンド・ペーパーもかけず、周りの養生もしないで簡単に吹き付けたらしく、ドアには塗料の液垂れや気泡が出来、下のタイルやセメントにも零れたまま、ひどいことになっていました。昨日は私が脚立を立てて養生をした後、夫の吹きつけ方を見ていて理由が判りました。スプレーの使用方法など全く読まないで数センチの間隔から吹きつけていました。

夜になって、ホームセンターでついでに買った【超精密仕上げ用】ペーパーを取り出して、‘へぇ〜、これがサンド・ペーパー?’と疑いながら三絃の撥先に使ってみました。最初、棚に並んだサンドペーパーの種類の多さにビックリ。#10000まであったので、突然思い付いて1枚試しに購入。 結果は・・・・・もぅ〜超感動 !!! 鼈甲のとろりとした柔らかい輝きが蘇りました。


  同封の説明書より


07. 5. 27


◆フタリシズカ(二人静)◆

メイ・ストームとか。昨日は強風が一日中続きました。そんな日に限って午前午後と外出する羽目になって・・・(T_T)。 今日は午後から雷鳴、落雷。その間隙をぬって鶯が鳴いていました。


フタリシズカ
真っ直ぐに伸びた2本の白い穂と緑の葉が清々しいフタリシズカ。この花が毎年咲かなかったら、とっくに私の記憶から消えてしまっている短い出会いでした。

庭に満開のスミレを若い女性にあげたら、翌週、「母がスミレをとても喜んでいました、もしお持ちでなければ、これは母からです」 と頂いたものです。この静かな花が、1990年 のクリスマス、新年が明けて攻撃が始まった湾岸戦争の報道、そしてスミレが咲く春までの日々を語りかけて来ます。


07. 5. 18


俄雨の日

先日のこと、我が家のブロック塀に沿って生えている雑草の草抜き作業を始めました。10分程経つと近所のオバアサンに声を掛けられました。「あら、いつもご一緒なのに(夫婦で散歩)、今日はお一人ですか?」と聞いたら、ご主人と一緒に行かなくなったワケから始まって家庭の内情、遠くに住んでいる娘達の家族と自分達老夫婦の関係、近所の噂話に至るまで、話は果てしなく続きました。( あぁ、正午までに草抜きを終らせるつもりでいたのに・・・)。「今から散歩に出かけようと思う」という言葉をすかさず捉らえて、「じゃぁ、行ってらっしゃい!」と大声でGO!を促しました。オバアサンが出かけた後、ポツポツ雨が降り出したので草抜き作業を一旦中断。



ヴィオラ・スノー・プリンセス 

午後からは雨も止み陽が差して来たので3時頃、草抜きの続きを始めました。するとなんと!
午前のオバアサンが散歩から帰ってくるのがチラッと視野にはいりました。 ドキッ!! こんなことってありぃ? 午前中の話の繰り返し、時々意味不明、話が繋がらない・・・こちらの草抜きはとっくに終わっているのですが、オバアサンの話が終わらない・・・。と、今度は 強い俄か雨が! 急いで家に駆け込みました。 オバアサンに、直ぐ迫っている自分の姿を見たような気がしますが、旅先で見知らぬ人にまで捉まって長話を聞かされると、人はどうしてあんなに切れ目無く話が続けられるのかと呆れていると、夫は「アンタがバカだから」といいます。言いえてる・・・(T_T)


07. 5. 2

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