◆硝子越しのヤモリ◆ 夜、テレビでニュースを見ていると 「ブブブ・・・」、「ブブブ・・・」 と異様な音がします。古いテレビなのでとうとうイカレてきたのかなぁ?と思ったものの、注意しているとテレ ![]() 良く見ると、小さな カナブン みたいな虫を飲み込もうとしているのですが、一見、大きくて手に負えないようですが、見ていると半時間近くかけて少しずつ少しずつ飲みこんでしまいました。(その間私は見ていたということですね(^_^;)) 夜遅くなって空気を入れ替えようと、うっかり網戸と反対側の窓をあけてしまいました。とたんに姿を隠していたヤモリが部屋の中にポタリと落ちました。あ、いやだ〜〜!!急いでティッシュペーパーを取りに行った隙に、鏡台の後ろの僅かな隙間に逃げ込まれました。重いのでとても動かすこと ![]() これがゴキブリなら傍にある新聞を筒状に丸めて、力一杯叩けば一発で仕留められるのですが、ヤモリは逃がすことにしています。子供の頃の母の言葉、「ヤモリは家守りいうて家を守ってくれてるのや」というのが脳裏にインプットされているせいでしょうか。子供の頃、家の丸い門灯にいつも貼りついていたのを私が気味悪がっていたので、見るたびに母が私に言い聞かせていたのです。 04 .6. 29 ◆わが街の有名人◆ 偶然、朝刊のテレビ番組欄でわが街の駅名を見つけました。「有名駅長」とありますが、私は市長の名前もあやふやな不良市民です。ともあれ興味が湧いたので見ることにしました。「笑ってコラえて」の中の「ダーツの旅」の中の一つです。ところで私は、所ジョージの番組は一度も見た事がありません。 最初は青森県金木町のお母さん達に出会った取材スタッフが、桜鍋や筍の炊きこみご飯をご馳走になっています。遠くの山に残雪が映っているので、これは再放送らしいです。「ヤギでねぇけど”めぇ〜!”」と”美味い”を津軽弁で教えてガハハハハと大笑いしているお母さん達に引き込まれて、私も大笑いしてしまいました。(^O^) ![]() やっとわが街の駅長さん登場、駅長さんが飲みに行くお店の中だけで「有名人」らしいです。わが街の表玄関もテレビで見ると別の駅のように広く綺麗に見えました。白い着物に墨染めの衣、白足袋に草履、輪袈裟を着た一人の和尚さんが静かな足取りでやってくるとキップ売り場の窓口に何か一言。駅長さんが出てきて2人で立ち話、すぐ和尚さんは両手を前にそろえて丁寧にお辞儀をして帰っていきました。駅長さんのお話では「明日夕方から何とかをやりたいので駅前広場を使わせてほしいということで、いいですよといいました。」とのこと。 なんと55歳にしては若く見える和尚さんは、若いときからストリート・ライヴをやっていたミュージシャンでもあったのです。 様子を見に来た駅長さんもびっくりです。歌っている口元は【愛らしい】と言う表現がピッタリ。又あるときは「カンチューハイ角照」という名前の落語家にも変身。これは面白半分片手間の趣味では到達できないプロの域に達しているように思えました。このお方こそわが街の有名人だったのですね。どうせお布施をあげるんだったら、こんな和尚さんから法事の後のお説教を聞いてみた〜い。(^o^) 04 .6. 24 ◆梅雨の晴れ間◆ 一昨日はちょっと変わったご飯の炊き方をしました。お水を入れてなかったので、予約していた時間が来たらピーピーピーと教えてくれ ![]() 山口宇部空港隣接の公園でアメリカデイゴの派手な色が目に付きました。この季節に木全体に真紅の花が咲くのも珍しいので人目を惹きます。まだ蕾でした。 ![]() ![]() 十数年前の大型台風で常盤湖の周りの松林が酷い被害を受けて太い幹が沢山伐採された空き地に紫陽花を植えたのがすっかり定着して、広範囲に紫陽花の中を散策できます。紫陽花の色はなんといっても淡い薄紫系がきれいです。真っ赤な紫陽 ![]() ペリカン島のモモイロペリカンが泳いでいました。 幼稚園の鏡に映った自分の姿に恋をしたお伽噺のようなカッタ君もお爺さんになって、今は孫達に囲まれて静かな余生を送っているのでしょう。 04 .6 17 ◆梅雨の庭より◆ 珍しく今年は早めの5月末に梅雨入りしましたが、毎日じめじめと降り続くのではなく、今のところは陽性の梅雨で不快感はありません。2年ほど前から粗ゴミ置き場同然になっている古い花壇のスペースを ![]() カーラーの花は株分けで増やすと思っていたら、奇妙な種子をびっしり作っていたので気味悪くそのままにしていたらあちこちに沢山増えていました。 スーパーで買った三つ葉の根を、少し茎をつけて切りこの空き地に植えていたら、2年の間に沢山の種が零れてびっしりと地面を覆い、私の肩まで伸びる三つ葉の茂みになっています。葉は私の広げた掌ぐらいのもあり、汗だくで半分も引き抜いたら、カーラーの株とで大型のビニールのゴミ袋一杯になりました。干からびて ![]() 桔梗の芽が今年は出ていないので絶滅したと思っていたら、廃材のベニヤ板を退けたら貝割れ大根のように細い白い芽が地面を這っていました。2、3日もしたらシャンと立ち直って青い葉がひらくでしょう。。 ローズマリーが茂るに任せてくねくねと、しどけなく茎を伸ばしていて剪定が追いつきません。寒い時期に薄紫の可愛い花が満開になるのですが今ごろ咲いているのがありました。写真を撮ろうとして葉に触れただけでもこのハーブ独特の刺激的な匂いが体中に染みてしまいます。これだけは香りが強烈で好きじゃないのでハーブとして活用したことがありません。
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