◆白糸草◆

5月と6月、殆ど雨らしい雨が降らず7月に入ると逆に集中豪雨の連続です。
北隣の家のニ階の樋が詰まって溢れ、小さな滝になって下の犬走りやエアコンの室外機に叩きつけるので、他所の家ながら音が気になり落ち着きません。
白糸草

白糸草が今月に入って10日余りで2倍ぐらいの丈に伸びました。花に顔を近づけると芳香がします。夏に私が留守をすると鉢植えの山野草などの水遣りを夫に頼んでいても、枯れているのではないかと心配です。

「毎日水を遣っていたよ」と言われても、土の中はカラカラに乾いています。だんだん萎れて来ても水を遣っているのに枯れるはずがないと信じているみたいです。(-_-;?

もう昔になりますが、独り暮らしの父がたまに遊びにきても直ぐ帰るので、ゆっくりするように勧めても 「いや、あかん」と言って帰って行ってました。留守の間の沢山の盆栽の水遣りが心配だったのだと、後になって判りました。

05. 7. 13


◆水の音(続)◆

蛙の姿が見えなくなりました。猫の金太郎やカラスの勘太郎が怖くて逃げたか、集中豪雨で庭中が池になった時、どこかへフラリと遊びに出たのでしょうか。

子連れ蛙 (^o^)
睡蓮の葉の上や、葉の縁につかまって水面に顔を出しているのを見分けるのはいつも夫です。飛び出ている目が文字通り「目印」とか。「あっ、あんなところに・・・!」と見つけるのが楽しみだったのに、姿が見えないと家族の誰かが居なくなったように寂しいものです。

たしか、もう一匹蛙がいた筈と、草を掻き分けて信楽焼を探し出してくれたので、石の上に置いてみました。
オ〜イ!仲間がカエルのを待ってるよ〜〜。

今日、「いたぞ〜」と庭から嬉しそうな夫の声。「ポチャンと池に飛び込んだ音がした」。でも鯉が跳ねた音でした。 私のお財布の中にも長年、15mmの清水焼の青蛙が棲んでいます。昔、大人から「お金がカエル」と聞いたものですから・・・。(^_^;) 

05. 7. 8


◆金太郎◆


長いお付き合いだった隣りのご夫婦が、「幼馴染のいる故郷に帰りますわ。此処では年取っても知ってる人もあらへんし・・・」と言って関西に引っ越して行かれました。珍しいことに2ケ月後、若い家族が入居。この辺り
今年はぐんぐん伸びた萱草
では数年前から買い手がつかない売り家が複数あるというのに。

私の留守中に近所に挨拶回りがあったらしいのですが、夫に、どんな人?何人家族?と聞いても要領を得ません。庭の小さな池の背後のブロック塀を隔てて隣家の勝手口があります。幼児や赤ん坊の泣き声、夫婦の話し声と一緒に、時々「金太郎〜!」と呼ぶ奥さんの声が聞こえて来ます。

子供の名前にしては古典的だなぁと思っていたらどうやら猫の名前らしいです。最近、図体の大きい黒茶色の猫を毎日、池の傍に見かけます。

あれから3ヶ月経つというのに、隣の住人のうち名前と顔が判明したのは「猫」だけだったとは !!
ちょっと悩みのタネになりそうな予感が・・・。
旧住人にも飼い猫がいて、子連れ狼ならぬ子連れ猫が三つ子の大五郎を連れて毎日こちらへ塀越えトレーニング。ついでにウンチを済ませて帰って行ってました。私んちって、いったい・・・ (ノ△・。)

05. 7. 4


◆水の音◆


石の間に、ジ〜ッと動かない蛙を発見。周りに溶け込んでいるつもりが微笑ましい。(^o^) いつから棲みついたのか普段は睡蓮の葉に巧く保護色で隠れています。少しずつ、そっ
目線の先には信楽焼のタヌキ(^o^)
と窓をあけてズームで撮ってみました。もっと近くで撮れるかな ? と履物に足を入れた途端、微かな気配に蛙はポチャン!と池の中へ・・・。
小さな水音の余韻と共に、若くして逝かれた中学時代の英語教師K先生を思い出しました。

Full in care, cow was to become miss note.(古池やかわず飛び込む水の音)その他、頓知クイズや子供が歌う歌など持ち出して、何とか英語に興味を持たせようと苦心されたようでした。みんな、こんなことは直ぐ覚えたのですが。(^o^)

K先生に憧れていた私達仲良し3人は、途中の商店街で買った「破れ饅頭」を手土産に、お母様と2人暮らしのお宅に遊びに行ったことがありましたっけ。(^o^)

05. 7. 1

8月へ
6月へ