◆旅の写真より 4◆

フィヨルドのミルフォード・サウンドは氷河時代の遺産、スケールの大きい景観を作
プカキ湖より
っています。朝方降った雨で増水して、切立った岩肌を滑る様々な形の瀑布や落差155mのスターリング・フォールは見事です。岩の上のオットセイのカップル、山峡に覗く白銀の嶺など、2時間近くのクルーズで大自然を満喫しました。

マウント・クックは1年の1/3は見えないといわれ、何度来ても見えなかったという人にもこの日は快晴!目前に聳える白い山に向かって、この山道を歩
名前はキャプテン・クックと無関係(^o^)
いていくといつの間にか頂上に着いてしまいそうな、そんな錯覚を覚える底抜けに明るい空でした。又いつか、こんな晴れた日に来ることができたらいいなぁ〜。(^o^)ノ~
 
最終日の帰り道、1時間近くのエア・サファリに行った人達の機影が現れました。来た、来た!目の前の空き地に無事ランディング!
おばさん達がセスナ機から降り立つと「やっぱり女性は強いな〜」 と待っていたおじさん達は感心 (途中見た橋からのバンジー・ジャンプにも挑戦しそう)。 
絶好の飛行日和に、タスマン氷河やサザンアルプスの壮大なパノラマは、何よりの思い出になったことでしょう。

05. 8. 13


◆旅の写真より 3◆

テカポで小高い山に南十字星(南十字座)を見に行った人に聞くと、天の川のあまりの美しさにすっかり感動してしまったと。これだけ空気が澄んでいると何処からでも見られるだろうと思ったら、ニュージーランドのテカポが地域的に最適の場所ということです。

何気ない風景も・・・(アロータウンにて)
黄葉の名残の金箔を散らしたような風情の山々・・・・あ、そうだ、これも写真を撮っておこう。
いつもフレンドリーで且つ礼儀正しいバス・ドライバーのハワードさんに感謝をこめて。(^o^)

土ボタルを見に行った夜、モーターボートでテ・アナウ湖を渡り、暗く狭い鍾乳洞に到着、更に洞窟の中をボートに乗り換えたり歩いたりしているうちに、事前に注意されていたのを忘れて頭を天井の岩にぶつけてしまいました。帽子を被っていたので無事でしたが、日本だったら間違いなく岩が削られているなと思いました。隅々まで手が入って変貌し尽くした鍾乳洞「秋芳洞」を思い出して、観光事業と自然保護の両立が如何に難しいかを感じました。

05. 8. 11


◆旅の写真より 2◆

ポケットと言えば子供の頃、どんな寒い日でもポケットに手を突っ込んでいるのが見つかると、先生に叱られたものです。「お国のために兵隊さんはもっと寒いところで戦っておられる」という理由でした。

ワナカ湖の日の出
京都四条の大丸で、私より少し年上の少女のマネキン人形が着ていたワンピースに、胸とスカート左右に四つもポケットのフラップが付いていました。格好良さに一目惚れしてねだって買ってもらいました。帰宅後判ったのですが、フラップは飾りでポケットは一つも無かったのです。こんなの有りぃ?大人に不信感を持った始まりだったかも。

長崎に引っ越したら衣料不足で、外出着を普段の通学に着ていくようになりました。母とは継母になる祖母に、私の身なりが目立ち過ぎると注意された母が、「この子にはマネキンが着ている服しか買ってやったことがない」 と言っているのを聞いてしまいました。 (゚ー゚;) ひぇー!! 

ワナカ湖畔のポプラは落葉して既に冬支度。高峰三枝子の「湖畔の宿」のメロディーが浮かんで来ました。(^0^)♪

05. 8. 8


◆旅の写真より 1◆

北島と南島2つの島からなるニュージーランドは日本と四季が逆になり、北島より南島が寒く、5月中旬は晩秋でした。随分遅れての掲載になりました。m(__)m

 テカポ湖 
快晴のテカポ湖で、花も終わりのルピナスが、風に揺れ止まないので痺れを切らして撮りましたが、そんなこと、どうでもいいような写真でした。(^_^;)

正面に連なるサザン・アルプスも今頃はますます白銀の輝きを増し、湖畔はひっそりと静まりかえっていることでしょう。

バスで30分走ると2倍ぐらいの大きさのプカキ湖では最高峰マウンテン・クックがはっきり見えます。この湖もテカポ湖と同様、氷河の解けた水に石灰石が混入し独特のミルキーブルーの色を湛えていました。

オーストラリアか米国からの観光客らしきグループは、両手をポケットに突っ込んだまま、黙って突っ立って周りを眺めた後無表情に踵を返してバスに戻って行きました。こちらは青い湖、透明な空気に敬意を表してパチリ! 撮った写真は銀嶺の山並みが不鮮明ですが取りあえず・・・。 d(^ー^)

05. 8. 6

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