◆節分まぢか◆

この数日、霜の朝の午後は掃き出しの硝子戸のカーテン越しに、隣の家の屋根やTVのアンテナ、我が家の白いパーゴラに這う藤の蔓、時々飛んで行くカラスの影を見ながら、外の明るさに少しずつ日脚が伸びてきたのを感じます。

つい、室内に差し込む暖かい日差しに誘われて庭に出て、球根植え替えの鉢の準備などに没頭してしまいましたが、風は冷たく、頭の芯まで冷えてしまいました。まだまだ冬 !! {{{(-.-)}}}

池の傍に、誰かのネックレスが千切れて弾け跳んだかのように、ジャノヒゲ(蛇の髭)が青い実をまばらに付けていました。子供達が小さかったころ、庭土や草の中に光るものを見つけ掘り出してみると、ガラスのオハジキだったり ビー玉だったりしました。そうそう、私も一緒になって遊んでいましたっけ。瑠璃色に光る玉を見てしばし童心に返りました。

06. 1. 27


◆度忘れ◆

東京で1日だけ空白の日ができたので、娘時代からの旧友と待ち合わせをしました。場所は靖国神社第一大鳥居の下。九段下駅から地上に出ると鳥居の手前のビルの傍に1本の樹がすっかり葉を落として、赤い実だけが零れそうに歳末の青空に映えていました。

あまり見事なのでデジカメに撮ったところで、望遠レンズのカメラを手にした年輩のオジサンに丁寧に話しかけられました。

「これは何の樹でしょうか。毎年毎年実をつけるんですよ。今年はダメかと思っていたらちゃんと実をつけました。ず〜っと撮り続けているのですが、誰に聞いても名前が判らないんですよ。」

「ああ、これは・・・・」と言いかけてぐっと詰まってしまいました。度忘れで名前が出てきません。焦ると益々ダメでした。「すみません。ちょっと・・・」 「あぁ、そうですか・・・」 今度こそ聞けると思ったのか、オジサンはガックリ肩を落としました。

年が明けてデジカメから取り込んだ写真の中にこの画像を見つけました。
オジサン、あの時は思い出せなくてごめんなさい。多分「ナナカマド」の実だと思いますよ。(今頃遅い!)

06. 1. 18

今日、「これはイイギリ(飯桐)の実」というメールを頂きました。検索したら全く
ナナカマドとは別物で、間違ったことを載せてしまって恥じ入っております。
Mさん、ご指摘有難うございました!     06. 1. 22



◆「みんな何処へ行ったの?」◆

先月下旬上京した折、4ケ月振りに孫のRちゃんと会いました。Rちゃんは、「ねえ、みんな何処へ行ったの?」と、時々積木を積む手を止めて私に聞きました。

そのわけは・・・。昨年の9月初め、3歳になったばかりのRちゃんと7人の大人が那須高原に1泊旅行に行きました。それ迄
の2週間、私が入院していたこの地方の眼科病院は子供連れの面会は禁止されており、「退院後会おうね」と言ったので私の夫の弟妹達も集まってくれたのでした。

降って湧いたように、突然大勢の大人達と一緒に食べて寝て、トンボと遊んでボートに乗って、お祭りのように楽しかった不思議な2日間。そして散り散りに消えてしまったあの人たちは、どこの誰だったのでしょう?

Rちゃんはあの日以来、ずっと不思議に思っていたことを私に聞いたのです。目の保護のためサングラスをかけていたので私のことをよく覚えていたのでしょう。
アレはなんだったのだろう・・・と思った時から、Rちゃんのいのちの旅に最初の1頁が記録されたのかも知れません。
      ♪夏が過ぎ かぜあざみ 〜〜〜〜♪(^o^)
                                        

06. 1. 8


◆戌年で初お目見え◆

暮れの12月、パソコンが壊れて修理に何度も出すハメに。話せば長〜い話になり読む人には訳が判らなくなるので止めます。(というより説明できないのが本音です)(嗚呼、タイヘンダッタァ〜 。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。)

むさくるしい姿のままでゴメンネ!
アタシの名はクリスティ。 ―→
今年は奇しくも(でもないか)戌年。長崎から連れてこられて此処で8年目を迎えます。アタシのご主人様の奥様と同い年になりますがそのお方よりず〜っと元気で美人と言われています。(^o^)

元旦と翌日の2日間は、遥々遠方から来た若いオジサンに連れられて、行ったことのないコースを散歩してきました。アタシの一生で最良の日でした。でもアタシは嬉しくて興奮すると他所の家の前で糞をする癖があるのです。オジサンはビックリしてまた我が家まで糞の始末をする道具を取りに戻りました。
元旦から「ウンが付いた!」と喜んでくれる人はいないのでしょうか。(古い!! (^_^;))

06. 1. 3

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