いろんな処ぶらりんこ 04’


この話は「奈良・寺めぐり」の続きです。

京都・永観堂と青蓮院(散策日:3月8日)

2004年早春の京都・奈良旅行も最終日。 天気は曇り。午前8時半過ぎにホテルを出発。朝食を済ませ、紅葉で有名な永観堂へ行きました。朝、昨日の雪のせいなのか、底冷えするような寒さ。(汗)大玄関を上り廊下へ出ると、床につけている足の裏がかじかみそうになりました。永観堂は創建が貞観五年(863年)。宗祖は法然上人。寺の正式名称は聖衆来迎山 無量寿院 禅林寺。第七世法主・永観律師に因み「永観堂」と通称されています。古方丈を見ながら。釈迦堂、御影堂、そして右手に三鈷の松を見ながら臥龍廊を上って、位牌堂、そして「みかえり阿弥陀」の安置されている阿弥陀堂へとたどり着きました。


永観堂・大玄関 永観堂・古方丈


有名な「みかえり阿弥陀」様(重文)を拝観。「遅いぞ、永観。」のエピソードのように柔和というよりも、少し厳し気なお顔立ち。気持ちが引き締まりました。来た順路で玄関まで戻る途中、「ひとりごと」でも書いた信心深い鳩に遭遇。(汗&笑) 山門を出る手前で、これまた「ひとりごと」で書いた「キューピーさん」を目撃。(滝汗) 驚くやら、おかしいやら。(汗&笑)そのまま、青蓮院へと行きました。


青蓮院・不動堂 豊臣秀吉が寄進した自然石の手水鉢「一文字手水鉢」


青蓮院門跡は昨年春に訪れ、家族全員ですっかりファンになってしまったお寺です。(お寺の由来等、詳しい説明は「いろんな処ぶらりんこ 03’ 京都その2」をご覧下さい。) ただ、今年は12日から始まる「花灯路」の準備のため、昨年とは雰囲気が違いました。 やっぱり此処は2月がいいですね。 青蓮院を後にし、四条をめざします。

この話は「幕末ぶらりんこ 幾松」へと続きます。