幕末ぶらりんこ 早春編

勝沼・柏尾古戦場跡 (散策日 3月26日)

今年の桜は早かった・・。もう3月下旬には開花。例年より半月は早い。そこでお花見に山梨県塩山市・慈雲寺の樹齢300年の枝垂れ桜を見がてら少し足を延ばし、勝沼の甲陽鎮撫隊が戦った柏尾古戦場跡へ行きました。
柏尾近くにある大善寺、創建が奈良時代という事。そんなに古い寺が関東にもあったのかとビックリ!
勝沼戦争の際、近藤勇が最初この大善寺に本陣を置こうとしましたが、由緒ある寺が戦禍にあうのは忍びないと別の場所を選んだ・・そんな話が寺に伝わっています。寺から少し離れた橋のたもとに勝沼柏尾古戦場跡の史跡表示板がありました。そしてその近くに最近立てられたらしい近藤勇像が・・・。町田の小島資料館にある甲州勝沼戦争を描いた錦絵をモデルにつくられたらしいこの近藤像が、あまりにもコミカル・・というか(笑)。最初見た時は、頭の鉢巻がバンダナに見えて、海賊の親分のよう。(笑)
会津の白虎隊の少年隊士にしては老けすぎてるし・・。(笑) いろんな近藤像があるものです。感心してしまいました。
東京は一日中雨。山梨はうす曇りで暖かく、お花見にはぴったりの一日でした。うきうき気分で帰宅すると・・。私を待っていたのは一通の手紙。土方家のお嬢さんからの手紙だったのです。


塩山市慈雲寺の枝垂れ桜 勝沼・柏尾古戦場跡 柏尾に立つ近藤勇像・・・