3.King's X(キングスクロス)

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 午後11時就寝午前4時起床…時差を考えると朝寝て昼起きた感じだが、こちらに来ると朝の早いおじいちゃんみたいな就寝時間。

 6時を過ぎて、そろそろ実家に電話でもするかな〜、と外の公衆電話へ。ホテルのお兄さんがけげんそ〜な顔してたから、何かな、と思ってたら。
 早速ホテルの入り口で、なにやら話し掛けてくるヒスパニック系のおにいさん!慌ててすたすた歩いて逃げ出すと、今度はバス停のベンチの暗がりにさらに黒く、ぼーっとした目つきの黒人様がこっちを向いて「YO」…とっても怖いのでやめてください(´Д`)
 しかも公衆電話は新宿地下道の匂いがするし…どうなってんだこの街は。ザルツブルクで朝焼け撮影しに行った時はこんなことなかったし。
 早くスコットランドに逃げたい…そう思った瞬間だった。

 キングス・クロス駅といえば、『ハリー・ポッター』が魔法学校へ行くために出た駅。ブリテン島北部へ向かう玄関口として、象徴的な駅。魔法学校もスコットランドあたりの所在を設定されてるって話だし…。
 エディンバラへのチケットを買い、まずは駅を散策。9と4分の3番線、というのは当然存在しないわけだけど、9番線は近郊在来線のホームとしてあった。9番線と10番線の間の柵というのはあった。ここに突撃すると「ホグワーツ・エキスプレス」に乗れるのか…とか思ったりして。
 スコットランド行きの列車は5番線から。特急「フライング・スコッツマン」より1本早い特急でエディンバラへ向かう。本当は「フライング・スコッツマン」のが停車駅少ないし、呼び名がかっこいいから乗ってみたかったんだけど、30分待って遅い電車に乗ってもしかたないから。

 車内は日本の特急と同じ感じ。車掌による停車駅案内もまたなんだか日本の特急みたい。鉄道導入した時に日本がこれを真似たんだろうけど――本当に外国かここ!?
 10時頃、ワゴンによる車内販売が通りかかったので、紅茶とデニッシュを購入。
 この紅茶が…すごくおいしい(゚д゚)ディーバッグなのに何故!?
 日本では今までちゃんとお茶っ葉とポットでいれてたのに、こんなちょうどいい味と温度で入れられた試しがない。デニッシュも紅茶によく合うし、さすがイギリス(゚д゚)

 列車はドンカスターという駅から、ヨークを目指す。さらに北へ。
 ちょうどこの辺にゴルフ場があって、プレイヤーがカートをひいてたのだが…
 このコース、日本じゃ考えられないほど整備されてない!フェアウェイだかラフだかわからないくらい草ボーボーだし。ラフなんか、これはラフといわずに「茂み」と呼ぶべきだ、ってぐらい。ここでいいスコア出せたら、日本のコースなんて簡単だろうなと…。
 逆に日本のゴルフコースが手入れし過ぎなのかも。日本じゃゴルフは接待の一環だったりするから、見た目も美しくこだわるんだろうな〜。
 でも、いいかげん日本にも草ボーボーのタフなコース作らないと、プロゴルフに未来はない…。

 さて、イギリス人、というのにもいろんなタイプがいるわけで。
 まずは白人のイギリス人。色白、栗色やブロンドの髪、青いひとみ。外見至って普通。
 つぎ、アラブ系イギリス人。目鼻立ちくっきりで、まさにイラン顔…マケタ(´Д`)肌の色はちょっと濃い目。
 アフリカ系イギリス人は、色が薄い人と濃い人がいて、色が薄い人はすごく知的な、澄んだ目をしていることが多いけど、真っ黒い人は愛想がなく目つきが怖い(失礼)。
 ラテン系イギリス人は、突然話し掛けてきたり、なんかいい目つきはしてない(これも大変失礼)。
 で、白人のイギリス人の女の子なんだけど――めちゃくちゃかわいいです(*´∀`)目がパッチリしてて、きれいなブロンドの髪で、目鼻立ちもすごく整った「彫りの深さ」。お姉さんにしても小さな女の子にしても、ことごとくかわいい(*´∀`)…英会話気合入れたくなってきた(激爆

 列車はヨークを通り、ひたすら北を目指す。
 ヨークといえば毛織物で有名。ということで牧草地が広がり、羊さんたちが草を食んでいる。その姿がまたかわいらしい(*´∀`)
 広々とした牧草地で見通しの良い景色、そしてかわいい羊、ワゴン車の兄ちゃんも検札に来た車掌さんも愛想が良く、紅茶もパンもおいしい。

イギリス来てよかった〜〜♥

…ロンドンはあんまり好きじゃないけど(爆

(03/1/21)
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