ミニマグライト 2AAキセノン(･∀･)ｲｲ!!
2013/3/28
「今どきフィラメントとかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」って思いますよね？？私もそう思っていましたｗｗｗ
LEDを手に入れたらもう一生使うことはないだろう、とさえ…。
電球はLEDに比べると、
・明るさが弱い
・消費電力が大きい
・電球の寿命がとても短い
・配光にムラがある
など欠点だらけなのです。
しかし「明かり」というのは単に明るくて省エネならいいというものではないのです！
あまり知られていませんが、照明には「演色性」という指標があり、明るさとは別に、色をどれだけ正確に見ることができるか、というところが重要です。
この演色性を示す「演色評価数Ra」は100に近いほど優れた光ということができます。
実は白熱電球というのは、ジュール熱による光を生じさせる構造上、演色評価数が必然的に100になるようになっているのです。
LEDはそれよりも劣っていて、60とか85くらいのものが大半です。蛍光灯もLEDも原理的に100にはなりえません。
演色性能に特化したLEDも開発されていますが、やはり自然光（太陽光）や白熱電球に比べると劣ります。
また、一般的に普及しているLEDの色温度は高く、電球に比べて青白い・薄紫色であることがほとんどです。
色温度がそれなりに高い光のほうが人間の目には「明るく」見え、また青みを帯びた光は直進性が高く、精鋭な像を作り、はっきりとした影を見ることができるため、暗闇に灯す「照明」としては優れています。
ところが、その「色温度の高い青みを帯びた光」を長時間使用すると目が疲れ、神経が集中するというか緊張が続き、体によくないこともあるのです。
小型のライトやペンライトのような器具の場合、用途として内科の診察で口腔内を照らしたり、目に当てて瞳孔の反射を見たりすることがあります。
そうする際、演色性の低いLEDの光では患部の状態が正確に見られなかったり、光が「まぶしすぎ」て目によくなかったりするのです。
省エネ、高輝度、超寿命といいとこづくめのLEDですが、用途によっては適さない場合もあるということです。
実際に医師が「患者の喉の様子を上手く見ることができない」とか「患者が光をまぶしがる」と訴えることも少なくなく、結局「昔のペンライト」に戻ることも多いそうです。
専門的にいえば、ミニマグライト2AAA（上の動画のものよりワンサイズ小さいもの）は診察に適していて、替え球が現在も生産されていることから広く用いられています。
2AAはペンライトと呼ぶには少し大きく、医師が白衣の胸ポケットに挿しておくにしては重すぎます。
しかし2AAAよりもかなり明るく、電池も長持ちすることから、日常的に使用するのに最適なライトといえます。
昔のミニマグライト2AAは「クリプトン球」でしたが、現在では「キセノン球」が使われていて若干明るく、色温度が高く、少し白っぽい黄色で、配光も改善されています。
上の動画はクリプトン球ですが、キセノン球も入手したのでそのうち比較してみたいと思います。
バナーのようなもの。