オレガノ(Oregano)
Origanum vulgare
別名を「ハナハッカ」といって、ハッカの花をアップグレードしたような感じのハーブです。
地中海の沿岸が原産地で、香辛料として利用されます。西洋料理であるピザの具材との相性がよく、
イタリア料理には欠かせないスパイスとなっています。
繁殖力が非常に強く、細長く伸びた茎に小さめの葉がびっしりとつきます。
ハッカと比べて香りがいっそう爽やかで、花が咲くととても目立つ存在のハーブです。
放置すると茎は1メートル近くも伸びるため、美しく育てるためには剪定が欠かせません。
収穫量はきわめて多く、育てやすいハーブの一つといえます。
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サンショウ(山椒)
Zanthoxylum piperitum
アゲハチョウの幼虫さえいなければ非常に育てやすい日本の山野草です。
幼虫が1匹でもいるとあっという間に葉を食い荒らされてしまい、利用できなくなるからです。
春に花を咲かせますが、葉と同じような色をしているため目立ちません。
すっきりとした独特の香りが特徴で、懐石料理には必ずといっていいほど添えられるハーブです。
しかしこの香りには好き嫌いがあるようです。
もともと日本の野山に生えている植物なので、日本で栽培するのに適しています。
ただしアゲハチョウが飛ぶ季節には気をつけていないと、人目を盗んで卵を産みつけ、
ふ化した幼虫が葉を全滅させることもあります。チョウチョさえいなければ育てやすいハーブです。
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