まずは下記の呪文を覚えていただきたい。
トニクの次には/ドミナント ドミナントの次には/またトニク ラララ S S /T T ドッペルドミナン/ト トニクの次には/ドミナント ドミナントの次には/またトニク ラララ S S /T T これでおしま/い(文中「/」は小節区切りを示す) さて……。本ページ追加時点で、JASRACはこの歌/詩を管理できないはずである。
主調。ハ長調の曲ならばC(メジャー)、ハ短調の曲ならばCm(マイナー)。「T」とも略される。ローマ数字のIで表現される。ドミナント……
属調。5度上。ハ長調の曲なら「ド・レ・ミ・ファ・ソ」となり、ソのコード、G(メジャー)となる。ローマ数字のVで表現される。サブドミナント……
下属調。5度下。ハ長調の曲なら「ド・シ・ラ・ソ・ファ」となり、ファのコード、F(メジャー)となる。「S」とも略される。ローマ数字のIVで表現される(ド・レ・ミ・ファ、で上に四度)。ドッペルドミナント
……ダブルでドミナント、つまり5度上の5度上。ハ長調の曲なら「ド・レ・ミ・ファ・ソ」「ソ・ラ・シ・ド・レ」となり、レのコード、D(メジャー)となる。ローマ数字のVの下にVを描いて表現される。(当サイトではVVと表現することとする)。すると、上記の呪文の意味は、非常に簡単な和声進行となることが簡単に解るであろう。
I /V/ V/ I注意・「ドッペルドミナント〜」の「ト」の部分はドミナントに移行している。また、「これでおしまい」の部分は ドミナント→トニクである。
IV/I/VV/ V
I /V/ V/ I (ただし、一行目の繰り返し)
IV/I/V / I (ただし、最初二小節は二行目と同じ)
できねぇよぉ!遺憾ながら、そういう人に音楽の才はないため、作曲を諦めるように私は進言する。