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自家発電の唄
しょんぼり がっかりだよ〜 (ぼろろん)
ルルのけち〜
けちけちけちけち
ルルのけち〜 (ぼろろん)
(じゃかじゃん)
しょんぼりしててもしかたない〜
楽しまなくちゃ 毎日は〜
(じゃかじゃか)
元気だせ 元気だせ
元気だせ〜
(じゃかじゃか)
「元気だせポーズ☆」
元気出た?
元気出た
元気出たー♪
(じゃかじゃか)
「はい!! 踊ってッ」
(じゃかじゃか)
しょんぼりしててもしかたない〜
楽しまなくちや 毎日は〜
元気だせ 元気だせ
元気だせ〜
元気だせ 元気だせ
元気だせ〜
元気だせ 元気だせ
元気だせ〜
「元気だせポーズ☆」
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蘊蓄の上塗り:
自家発電の唄(タイトル)
いや……タイトルがいま一つであるが、「ミル」がボーイッシュなツナギ着て現れる時の4コマ漫画のタイトルがコレだったので、流用。
ルルのけち
一般に「自家発電」は(男性の)自慰を示唆するが、本作においては一切、そういうシーンも意図もない(たぶん)。
「考え事が好きなメガネっ娘」の7才猫(?)。彼女は「けち」ではなく、ちょっぴりシャイな奔放娘「ミル」(7才猫)が「いっしょに『元気出せポーズ』(後述)しようと誘ったとき、理知的なルルが「サーシ(後述)の所でやってくれば」とつれなく断った時、「がーん」とショックを受けた「ミル」が「ルルのけち」と歌うのである(すなわち、本来の順番的には、「元気出せ」→「ルルのけち」)。
元気出せポーズ☆
……いや。ミルに惚れたジャンのセリフではないが、即興(?)でかなり歌っているところも毎回毎回驚くヨークが可愛くていろいろ驚かせる(最終回まで驚かせる)ミルは、文句なく「クリエイティヴ」と思う……が?。ならばなぜ「ルルのけち」が最初に来ているかというと、ミルはサーシ(後述)の所でも同じ歌を歌う(!)のである。即興を覚えていたのであろうか(モーツァルトか!)。それとも、お家で作った歌を覚えていたのだろうか(私か!)……。いずれにせよ、ひがんだミルの即興だったため、ルルは必ずしもケチというわけではない(ただ理知的なだけ)。
楳図かずお大先生の「まことちゃん」のグワシに似ていると言えば失礼か(いやむしろこの比喩は小石川センセに失礼か)。
サーシ
左手を耳の横に持って行き、中指と薬指を折り曲げる。……これがなぜ「元気出せポーズ」なのか、おそらくミルにしか(いやミル本人にも)解らないことであろう。
冷静なルルの分析によれば「(ミルは)元気出そうとして空回っちゃって」という状態……。ということで、曲想も「それらしいもの」および「即興風」にしてみた。
なお、音感のある人にはすぐ解ることであるが、「元気出せ」の終わりのコードがFである。ギターで正しく奏でようとすると「少し」難しい。「元気出すことが難しい状況」であるにもかかわらず「無理して元気だそうとしている」状況を、私が表現してみた。
ネタバレではあるが前述ジャン(超セレブなお金持ち)の実の妹(あるいは半分血のつながった義理の妹)。家出中(?)の野良猫(?)。
前述「元気出せポーズ」をしてみたところ、ミルにメロディーライン付きで「元気出た?」と尋ねられる。
「元気出せポーズ」はともかく
同じ想いの者と戯れるのは良いものだな
と条件付きでサーシはミルに同意する。
ミルは「じゃかじゃか」バンジョー(?)をかき鳴らし「はい!! 踊って」とサーシに頼む。
#その回のタイトルが「流石にそれは……」である。
しかし、二人とも不在の主人公ヨークを思って「しょぼん」としたところ、「元気だせ 元気だせ」と「変な踊り」(サーシ自身の談)を始めるのであった。