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たしでれ俳句塾は「有季定型/十七音」で森羅万象へご挨拶をする個性豊かな感性集団でありたいと願っています

たしでれ俳句塾会報/第151号
更 新 日:平成19年9月12日
編集&発行:たしでれ俳句塾事務局

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《9月第147回月例会報告》

【9月例会】*開催日:9月8日・会場:芭蕉記念館別館

*参加者:牡丹・翡翠・芳子・万州・踏破・緑山/FAX参加:なし

*兼題:蔦・当季(仲秋) *投句数:29句 *選句数:一人5句*反省会:ひさご


<秋 桜/東京・町田>




          【最高点句・四点句】

 

 牡丹・芳子・万州・踏破選     秋暑し他人に厳しき声ばかり       緑山


          【三点句】

 

       牡丹・翡翠・緑山選     蕎麦の花明日またるる季となりぬ      万州

          【二点句】

 

          牡丹・緑山選     秋茄子や今再びのご奉公        万州

          牡丹・芳子選     通行人の一人となりぬ九月かな       踏破

          万州・緑山選     秋爽や背筋伸ばせばまだイケル       牡丹

          翡翠・芳子選     撫子の撫子色にゆるぎなし         牡丹

          翡翠・緑山選     蔦の葉の不本意ながら塀を越す       踏破

          翡翠・芳子選     雨戸ごし雨音のあと虫時雨       万州

          【一点句】

 

             芳子選     温め酒うたた寝覚めの肩の冷え      踏破

             万州選     杉丸太秋田里山蔦茂る       翡翠

             踏破選     改修の家の看板天高し          芳子

             緑山選   明け暮れてそれでも明けて涼新た     牡丹

             万州選     堂々とビルの谷間の蔦館       芳子

             踏破選     歩道橋頭上に降りた虫は何        芳子

             翡翠選     葉隠れの葛花あるらし花筵      緑山

             踏破選     秋出水広場に小さき川三筋       緑山

             牡丹選     くうくうと眠りの中や野分去り      芳子

             万州選   細胞が祭りと間違え台風圏      牡丹

             踏破選     風と戯れ落ちし団栗枝のまま       緑山



【2007/10月例会(148回)のお知らせ】

日 時:平成19年10月13日(土) 午後6時半〜 会 場:芭蕉記念館・二階研修室
兼題:露・当季(晩秋)で5句

【兼題解説】
白露から寒露へ、季節も晩秋を迎えました。
露の表現だけで季節の移ろいを感じとれる日本人ってスゴイですよね。



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