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たしでれ俳句塾は「有季定型/十七音」で森羅万象へご挨拶をする個性豊かな感性集団でありたいと願っています

たしでれ俳句塾会報/第150号
更 新 日:平成19年7月16日
編集&発行:たしでれ俳句塾事務局

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《7月第146回月例会報告》

【7月例会】*開催日:7月14日・会場:芭蕉記念館別館

*参加者:万州・踏破・緑山/FAX参加:なし

*兼題:夏の虫・当季(晩夏) *投句数:15句 *選句数:一人4句*反省会:ひさご


<台風一過/東京・町田>




          【最高点句・二点句】

 

          万州・緑山選     省エネの不言実行かたつむり       踏破

          万州・緑山選     頭挙げ道なき道を蟻巡る         踏破


          【一点句】

 

             踏破選     妻に来し水羊羹を失敬す         万州

             緑山選     あの時の未だに消えぬ蝉時雨       万州

             踏破選     ノウハウと材料仕入れ冷素麺       万州

             緑山選     いま見れば小さくなりし黄金虫      踏破

             万州選     螢籠小さき揺れにもの想ひ        緑山

             踏破選     電車通勤梅雨の臭にひるみつつ      万州

             万州選     台風に引き寄せられし句会かな      踏破

             踏破選     蚯蚓鳴く今夜幾つの夢紡ぐ        緑山

          【無点句】

 

                    五月闇匂うは樹々の息吹のみ       緑山

                    ひとつきの山の終わりて青りんご     万州

                    梅雨の傘子ら寄り離れさんざめく     緑山

                    炎天を去年の日記に探しけり       踏破

                    大風に咆哮猛けき夏の朝         緑山



【2007/9月例会(147回)のお知らせ】

日 時:平成19年9月8日(土) 午後6時半〜 会 場:芭蕉記念館・二階研修室
兼題:蔦・当季(仲秋)で5句

【兼題解説】
八月休みの間に「仲秋」になっていました。
と言っても八日が「白露」ですから、この日からが仲秋なんです。
関東地方では紅葉はまだまだでしょうが、街中では蔦がそろそろ色づいて来ているはず。よろしくどうぞ!


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